「どれだけ成長できるか?」
自らの可能性が広がる大学を選ぼう!

Interview
シンガーソングライター : miwaさん

武道館ライブがターニングポイントに

「シンガーソングライターとして本当にやっていけるのだろうか」

周りの友だちが就職活動をする姿を目の当たりにし、漠然とした不安を抱いたまま、大学卒業の日を迎えたmiwaさんに転機が訪れる。

2013年3月29日、卒業式の直後に行われた自身初の日本武道館ライブ『miwa live at 武道館〜卒業式〜』が、miwaさんに「覚悟を決めさせた」というのだ。

「それまでは『現役大学生』と肩書が付いていたのが、なくなるわけですよね。ひとつの大きな変化で、少しどきどきすると同時に、社会人としての自覚も生まれました。武道館でのライブは、シンガーソングライターになった次の夢の一つでした。その夢のステージに立つことで、自信を持つことができましたし、改めて、自分はシンガーソングライターでやっていくのだという気持ちが固まりました」

ずっと続けたいファンとのエール交換
自分の可能性を信じてほしい

miwa

ベストアルバムを節目に新たなスタートを切る

それから5年。今年6月、大学在学中の2011年11月から始めた、全国47都道府県を全て回るアコースティックギター弾き語り単独ツアーを地元の横浜アリーナで締めくくった。

足かけ8年の長旅に付き合ってくれた愛用のアコギは、高校時代にアルバイトをして貯めたお金で買ったものだ。付き合いはかれこれ10年にわたる。

「高校生にとっては、大きな買い物でしたね。私の大事なパートナーです。弾き語りは、私の音楽活動の原点なので、2周、3周目とツアーを続けたいです」

7月11日、自身初のベスト・アルバム『miwa THE BEST』をリリースした。合わせて、今年9月から来年3月まで全国30か所を回る「miwa concert tour 2018 │ 2019 “miwa THE BEST”」ツアーも敢行する。

「これまで自分が作ってきた曲が、ひとつのアルバムにまとめられるということで、感慨深いものがありますね。どの曲にもそれぞれ思い入れがありますし、いろいろな場面で歌ってきた思い出もありますから。自分のたどってきた道筋を振り返ることで、また新たなスタートを切ろうという気持ちにもなれました」

可能性を信じることの大切さを伝えたい

ライブでのアンケートやファンレターを通じて、高校生や大学生といった若い世代からの便りに目を通す機会も多い。そうした便りの中に、「miwaさんと同じように大学に進学して学びたい」「miwaさんと同じ大学に進みたい」と書いてあるのを見たときは、「大学に進学してよかったな」と心の底から思えるそうだ。

一方で、自分の歌を聴いてくれる若いファンに責任を感じるとともに、感謝しているという。

「自分が歌う曲が、聴いている方に夢や元気を与え、何か行動を起こすきっかけになっていると思うと、それはとてもうれしい反面、その人の人生を左右しかねないことなので、責任も伴うと思います。よく、辛いとか寂しい時に、私の曲で『励ましてもらっています』といった感謝の手紙を頂きます。そうした手紙を読むと、『私の音楽が少しでも皆さんの役に立っている』と、逆に励まされているように感じるのです。こうしたエールの交換は、これからも続けていきたいですね」

『春になったら』『Faith』『キットカナウ』など、受験生を応援する曲をいくつも手がけてきた。

そして、6月の横浜アリーナでのライブの際、アンコールで披露した新曲『アコースティックストーリー』。

“うまくいく、うまくいく”

シンガーソングライターを目指し、自分の可能性を信じ続けてきた高校生時代のmiwaさんの思いが歌詞に込められている。

「若いうちは、私がそうだったように、自分の可能性を信じることが大事だと思うんです。そういった思いを込めてこれらの曲を作りました。不安になったり、疲れたりした時に、私の歌を聴くことで頑張ってもらえたら、うれしいですね」

可能性を信じよう、miwaさんと共に。

miwa(みわ)
1990年、神奈川県葉山町生まれ。高校在学中にライブ活動を始め、大学1年の2010年3月、シングル「don‘t cry anymore」でデビュー。翌11年4月に1stアルバム「guitarissimo」をリリースし、平成生まれのシンガーソングライターとして初めてオリコンアルバムチャート1位を獲得する。13年、NHK紅白歌合戦に初出場し、4年連続で出場を果たす。今月11日に、初のベストアルバム「miwa THE BEST」をリリース。

受験のプロが答える! 知っておきたい大学受験情報 ── vol.3

いよいよ夏休み! 大学受験に向けた正しい夏の過ごし方は?

さて3回目は、「大学受験に向けた正しい夏の過ごし方」について説明していきます。

この先の受験生活で大切なことは、伸び悩む時期を乗り越え、第一志望を貫く意志を持つことです。長時間机に向かっているのに、苦手がなくならない。模試の判定もいっこうに上がらない。本気で勉強に取り組んでいる人こそ、こんな悩みや不安を抱えやすいのが今の時期です。結果が出るまで必死に取り組み続けるのにも限界がありますので、「受験の天王山」とも呼ばれるこの夏を乗り越えるために、生活習慣と学習習慣、そして続ける習慣の確立をぜひ意識してください。

まずは夏の計画を立てましょう。日々何を勉強し克服するのか。1週間で何を達成するのか。この夏を通して、どこまで自分を高めるのか。漫然と勉強をするのではなく、具体的な目標を掲げて、それを達成できる夏を過ごしてほしいと思います。

9月以降の模試では「◯月までにどこまで伸びれば第一志望を最後まで貫く」といったルールを設定して勉強に取り組んでみてください。進研模試デジタルサービスも活用し、目標得点と現状との差や、過去の試験で間違えた問題などをその都度確認しつつ、最後まで力を伸ばしていきましょう。

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