「大学で何をしたいのか?」
大学に進学する意味を考えよう!

Interview
シンガーソングライター : miwaさん

歌手になることが「憧れ」から「目標」に

小さい頃から、いつも音楽が身近にあった。ユーミン、小田和正、槇原敬之……音楽好きの両親と一緒に聴いたアーティストを数え上げると、10本の指では足りなくなる。とにかく、いろいろなジャンルの曲を聴いてきた。

「幼なじみのお母さんがピアノの先生で、その子と一緒に2歳の時からピアノを習っていました。気楽な習い事という気分で、まだ2歳なので『歌手を目指して』というわけではありません。それでも歌うことが大好きだったので、10歳でピアノをやめる頃には、漠然とですが『歌手になりたい』と思うようになっていましたね」

ピアノに続いて、ボイストレーニングを始める。miwaさんにとって、それまでぼんやりとした「憧れ」でしかなかった歌手への思いが、はっきりとした「将来の目標」になったのが、15歳の時だった。

「シェリル・クロウのライブ映像を見て、ものすごい衝撃を受けたんです。『Steve McQueen』という曲で、ギターを持って登場して、弾きながら歌い始めて。もう、『かっこいい!』と思って、私も彼女のように弾きながら歌ってみたくなり、父にお願いしてギターを買ってもらいました」

たくさんの可能性を持っておくことが大事
音楽と大学、二つの夢を追った高校時代

miwa

高校2年から本格的にライブ活動をスタート

歌うだけでなく、自分で作詞・作曲もするシンガーソングライターの存在を知り、ギターの練習と同時に曲づくりも始める。

「学校から帰宅して、1日3時間はギターを弾いていました。最初は独学だったのですが、じきに『もっと上手くなりたい』と思うようになり、プロの先生に習い始めました。初めて作った曲は、小学校の時の友だちに向けてのもの。卒業後、しばらく会えないでいたのですが、ボイストレーニングの発表会で歌った時に、その子が聴きにきてくれて、もう一度、友情を確かめることができました。『心のコトバ』という曲で、私にとって大切な曲の一つです」

高校2年から、本格的なライブ活動を始める。最初は、学校の長期休みの間に、父親の郷里である沖縄のライブハウスやストリートで弾き語りした。続いて、週末の学校が休みの日に東京の下北沢のライブハウスに立つようになる。

「夢を実現するため、シンガーソングライターになるために、自分が何をすればいいかを考えた時に、作った曲を誰かに聴いてもらうことが大事だなと思いました。それから自分で交渉して、ライブハウスでの弾き語りを始めたのです」

可能性を広げるため大学進学を決意

miwaさんが通っていたのは、都内の私立進学校。ライブ活動を始めた頃には、すでに周りは大学受験モードに入っており、miwaさん自身も意識していたという。

朝は4時に起きて、授業の予習復習。授業には、「絶対居眠りしない」「先生の言うことをひとことも聞き漏らさない」という強い覚悟で臨んだ。それも帰宅後、ギターの練習に打ち込みたいがためだ。

「自分の中で、本気で音楽をやりたいと思っていたので、大学生活と両立できるだろうかという不安な気持ちはありました。ただ、実際にシンガーソングライターになれるかどうか、わからない。そうした時に、私の心に響いたのが、『可能性をたくさん持っておいた方がいいよ』という、高校の先生の進路についてのアドバイスでした」

大学進学という歌以外の可能性を持つことで、「シンガーソングライターになりたい」という夢に迷うことなくチャレンジできるようになったmiwaさんは、志望校に進学した後、2010年3月、1年生の時にメジャーデビューを果たす。

デビュー曲のタイトルは、『don´t cry anymore』。どんな時も泣かない。「絶対にシンガーソングライターになる」という、miwaさんの強い覚悟を示すフレーズが、多くの聴き手の心を打った。

miwa(みわ)
1990年、神奈川県葉山町生まれ。高校在学中にライブ活動を始め、大学1年の2010年3月、シングル「don‘t cry anymore」でデビュー。翌11年4月に1stアルバム「guitarissimo」をリリースし、平成生まれのシンガーソングライターとして初めてオリコンアルバムチャート1位を獲得する。13年、NHK紅白歌合戦に初出場し、4年連続で出場を果たす。今月11日に、初のベストアルバム「miwa THE BEST」をリリース。

受験のプロが答える! 知っておきたい大学受験情報 ── vol.1

「行きたい大学」を考え
合格するための目標を設定しよう

ここでは、大学受験を目指す皆さんが夏休みを迎えるにあたり何をしていくべきかをアドバイスできればと思います。

2018年度入試では、都市部の私立大を中心に受験競争が厳しくなりました。そのような話を聞きますと、今の時点で「行ける大学」をつい志望してしまいがちです。しかし、受験生はこれからの努力次第で秋以降に大きく伸びる可能性があります。この夏は「行きたい大学」にこだわって日々の学習に取り組みましょう。

進研模試デジタルサービスでは、目標校を設定すると、合格した先輩がこの時期の模試で取っていた得点(合計点)が表示されます。自分の得意・不得意を考慮して教科ごとの目標得点を設定しましょう。「合格まであと何点」を常に意識しながら学習戦略を練ってください。

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