• 海外プロジェクト探検隊~世界の仕事現場を見に行こう!~  「海外プロジェクト探検隊」は、三菱商事が海外で展開しているさまざまなプロジェクトの現場を高校生たちが訪問し、現地の模様や肌で感じたことをリポートするシリーズ企画です。 海外プロジェクト探検隊~世界の仕事現場を見に行こう!~

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vol.4冬休み オーストラリア 石炭採掘プロジェクト体験ツアー

生活文化体験

高橋 昌子山口県立宇部高等学校1年/上田 志於理山口県立宇部高等学校1年
高橋 昌子 高橋 昌子
上田 志於理 上田 志於理

緊張の出会い

オーストラリア滞在5日間の中で、私たちが一番楽しみにしていたのがこのプログラム。中でも、「North Side Christian Colledge」での交流会は、日本を発つ前から

「『オーストラリアのティーンズ』やなくて、『ティーンズの~さん』と出会えるんやんね」
 「うんうん。あたしらも『日本人高校生2人組み』じゃなくて、『シオリとマサコに出会えた!』って思ってもらえるようにしたいっちゃね」

言葉の壁なんて遠くに飛ばしてくれた現地学生、トーマスと 言葉の壁なんて遠くに飛ばしてくれた現地学生、トーマスと

と、ファーストシーンでの笑顔の作り方から、「ハーイ」という第一声の高さまで、こっそり研究していた。ところが、まだスタンバイもできていない、バスの降車時から、いきなり、「ハーイ★みなさーん」と声をかけられ、あれほど練習した最初の笑顔が作れず、ふにゃふにゃの顔に。

そのまま、案内された教室に入ると、私たちを戸惑いとはにかみの表情で迎えてくれた現地学生が4人。この4人の、手馴れていない初々しい出迎え方に、なんだか救われた気がした。そうか、私たちにとっての「はじめまして」は、彼らにとっても「はじめまして」なんだ! これで、一気に心の距離が縮まった。

特に、覚えたての日本語「ボクハー、トーマスデス!」だけを連呼し、ずっと私たちのそばにいてくれた小学校6年生の“THOMAS”は、私たちの英語コンプレックスを笑いでほぐしてくれた。

いざという時、メモ紙に助けを求めてしまうダメな私たちだけど、そのメモ紙の向こうに透けて見えた、4人のきれいな瞳と真剣なうなずきは、きっと忘れない。ありがとう! ありがとう!

異文化体験を越えて見えたもの

オーストラリアでの体験ツアーもいよいよ最終プログラムに近づき、私たちはかなりハイテンションになっていた。できる限りのものに見て触れて……という思いが、ぬらりと光るヘビを首に巻く冒険や、日頃なら食べる勇気の出ないさまざまな葉っぱの試食に踏み切らせたような気がする。

“JOHN”がデザインした案内板には、目の見えない人への工夫がたくさん! “JOHN”がデザインした案内板には、目の見えない人への工夫がたくさん!

そして、南の国のサンタのような“JOHN”の案内で、Bush Walkという、自然環境を理解するために設けられた保護林の散策に出かけた。

見たことのない植物がたくさんあり、散策に出かける前に試食した、バイアットという口の中がヒリヒリする葉っぱや、アボリジニの人たちがすりつぶして香水にしたという葉っぱなども、まるでそこに生息していることが当たり前のように、道のかたわらで、風に揺れていた。

私たちが歩いたのは「身障者用コース」で、各観察ポイントごとに、点字を使った説明や、目が不自由でも手で触れてイメージできるようにと、手作りの植物模型が並べてあった。

「ここには『誰とでも理解しあいたい』という姿勢が貫かれていた」と日本語でメモしながら、ハッと気づいた。そういえば、散策の前に“JOHN”が語ったスピーチが日本語だったのも、単なる日本人へのサービスでなく、「理解しあうための、自分側からの歩み寄りの一歩」だったのではないか。

異文化を体験するということは、他国の文化を一方的に吸収することでなく、同時に自国の文化にもまなざしを当て直す、あるいはさらけだす覚悟をもつことなのだと教えられた。

アルマ・パーク動物園

緑あふれるこの動物園には、オーストラリアを代表するカンガルーやコアラはもちろん、小さなサルから大きなダチョウまで、さまざまな動物たちがいた。

初コアラ抱っこに感激しました。思っていたよりもずっしり! 初コアラ抱っこに感激しました。思っていたよりもずっしり!

入り口を抜けると、静かな風の音や、鳥や動物のトーンの違うゆるやかな鳴き声が聞こえ、なんだかとてもくつろいだ気分になれた。現地の高校生と一緒に、シンプルな地図を片手に動物園を回った。

すれ違うときにニッコリと笑いかけてくれる人、買ってもらったアイスをうれしそうに食べて見せてくれる子、ベビーカーを押して歩いている人のために、先にあるドアを開けてあげている人───いろいろな人がいて、ここでもオーストラリアの人の、気取らぬフレンドリーさを感じることができた。

鹿が柵を越えて飛び出してきたり、箱の中をのぞいてみたら巨大なゴキブリだったりと、驚くこともたくさんあったが、とても楽しい1時間だった。

今はもう、コアラを抱くことを禁止しているところもあるそうで、今回一緒に記念撮影ができたのは、とても貴重な体験になったと思う。日本では見たことのないような動物園を、思いきり満喫できた。

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田中 絵理富山県立富山東高等学校2年/丸山 絵理富山県立富山東高等学校2年
田中 絵理 田中 絵理
丸山 絵理 丸山 絵理

動植物と触れ合って……

オーストラリアの森林において、山火事は非常に大切な役割を果たしている。木が大きく成長しすぎると、木と木が互いにこすれ合って摩擦を起こす。それによって発生した熱で山火事が起こり、木が燃える。

このようにして、オーストラリアの森林は、自らコントロールして適切な状況を保っているのだ。また、山火事によって種を落とす植物もある。

説明してくれている“JOHN”さん 説明してくれている“JOHN”さん

このような、日本では考えられないオーストラリアの植物の力について熱く語ってくださったのは、自然保護公園「チャーム・サイド・ヒルズ」の“JOHN”さんだ。“JOHN”さんの、ユニークなジョークを交えながらのお話には、私たちを惹きつけるものがあった。

写真の緑色の実のようなものは「Bunya(バンヤ)」と呼ばれており、その木であるアカシア科のワトルが咲かせる花は、オーストラリアの国花となっている。

バンヤは、オーストラリアの先住民アボリジニにとって大切な食材である。乾燥させて粉にしたり、料理して冷凍したり、また砂糖にしたりと、いろいろと形を変えてアボリジニの食生活を支えていた。私たちも乾燥したバンヤをいただいたのだが、正直、味はよくわからなかった。

自然を愛する気持ち

自然保護公園では、市民ボランティアが雑草を取り除き植物を植え替えていることや、大学生のコンサートが公園内の広場で催されたりしていることを知り、オーストラリアの人々の、自然を愛する気持ちが伝わってきた。

バンヤ。これからいろいろなものを作る バンヤ。これからいろいろなものを作る

また、市民の協力があるからこそ、私たちのような旅行者でもオーストラリアの自然に触れることができるのだと実感し、現地の人々に感謝するとともに、その姿に私たちも学ばなくてはと思った。

私たちは、さまざまな小動物を間近で観察したり触れたりすることができた。シュガーグライダーというムササビのような動物や、フルーツバットという、名前の通りフルーツしか食べないかわいらしい動物などだ。

オーストラリアの動物と触れ合って思ったこと、それはすべて現地の人の協力と努力によって守られているということだ。私たちはただ動植物に触れて楽しむだけでなく、そのことを忘れてはならないのだと悟った。

オーストラリアのお友達

「オーストラリアの人々は、みな寛大で穏やかである」。そのようなガイドさんの言葉通り、私たちが友達になることができた『North Side Christian College』の生徒たちは、みな優しくて面白く、また私たちの訳の分からない英語を、一生懸命聞き取ろうとしてくれた。

オーストラリアの学校では、第2言語として日本語を勉強しているところが多くあり、私たちが訪れた学校もその1つである。そのため、みんなとても日本語が上手で、日本語の教室は日本のさまざまなもので埋めつくされていた。

仲良くなったいたずらっ子のトーマスくんと 仲良くなったいたずらっ子のトーマスくんと

その様子から、日本がオーストラリアから愛されていることを知った。自分の国が愛されているというのは、なんてうれしいことなのだろう。

彼らとはお互いに英語と日本語を交えて話したが、単語での会話も多く、相手に伝えたいことすべてをきちんと言葉にして伝えることはできなかったかもしれない。けれど、同じものを見て一緒に笑ったり、楽しんだり、不思議に思ったり……。

言葉や文化の違いなんて、すごくちっぽけなものなのかもしれない。「外国人=自分たちと全く違う人」という今までの考えを大きく変えた出会いだった。

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加藤 翔平足立学園高等学校2年/季平 圭太郎足立学園高等学校2年
加藤 翔平 加藤 翔平
季平 圭太郎 季平 圭太郎

祝・国際交流

異国の地に一度も行ったことがなく、外国の人とほとんど接したことのない自分にとって、オーストラリアの人々と接するのが、このツアーの一番の楽しみだった。

オーストラリアの人々という客観的な立場から、日本という国がどうのように見られているのか、また世界からどのように思われているのか、それが知りたくてこのツアーに応募した。ホテルを出て、バスに乗り込んだときから、今までとは違う高揚感が僕を包んでいた。

現地の子供とおしゃべり 現地の子供とおしゃべり

ブリスベンからバスで約30分、丘陵のようなところに『North Side Christian College』はあった。僕の通っている高校が、その駐車場にすっぽりと収まってしまうほど、そこは広大な学校だった。

バスから降りると、向こうの学生やその両親、先生方が温かく出迎えてくれた。オーストラリアは今ちょうど夏休みで、ほとんどの生徒がどこかへ旅行に出かけてしまったせいか、学生は3人しかいなかった。

うちの英語の先生が、「外国の人たちは挨拶のときに熱い抱擁をする」と言っていたので、軽く期待していたのだが、声をかけ合っただけで済んでしまい、ちょっと残念。

緊張する両国の生徒。普段、オーストラリアの学生たちが授業で日本語を学んでいる教室に行くと、そこには大相撲の写真や浮世絵、スタジオジブリを中心とした日本のアニメのポスターなどが、いたるところに飾ってあった。日本では見られない教室の風景と品々に、しばし我を忘れ、見物してしまう一行。

しばらくすると全員が席に着き、自己紹介が始まった。トップバッターは俺。今まで練習した成果を出そうと張り切りすぎたせいか、噛みまくる英語。ちゃんとわかってくれたのか、不安になるような出来だった。後から続いた留学経験者たちの流暢(りゅうちょう)な英語とジョークを聞き、将来留学することを静かに決意した。

豪州の自然を体験す

オーストラリアの学生の自己紹介は、流暢というほどではなかったが、ちゃんと言いたいことはわかるくらいに上手かった。自己紹介を聞いていると、日本の漫画を好きな人がいた。

後で話を聞くと、日本の漫画はオーストラリアでもとても人気で、多くの人に読まれているということを知ることができた。中でも、日本の普通の漫画が、オーストラリアでは一冊20ドルぐらいするということがビッグサプライズだった。

初体験。蛇と記念撮影! 初体験。蛇と記念撮影!

そして僕らは、オーストラリアの学生と一緒に、バスでチャームサイドヒルズ保護区に向かった。そこは、オーストラリアの自然が手厚く保護されているところで、その中の博物館らしき建物の一室に通された。

どうやら、これからオーストラリアの動物を紹介してくれるらしい。最初に出てきたのは、小さなトカゲだった。その瞬間、席を大きく後退させた日本の高校生約1名。ガイドさんは熱心に英語の解説をしながら、参加者に優しくトカゲを触らせてくれた。

その後に出てきたのは、ワニの子供や異様に首の長い亀、明るすぎるぐらい黄緑色のカエルなど、は虫類中心の動物たち。2mほどの蛇が出てきたときには、体に巻きつけてもいいと聞いて、蛇と一緒に記念撮影をする人もいれば、とうとう恥も外聞も捨てて席を立って遠くに行ってしまう日本の高校生も約1名いた。

その後は外に出て、保護区の自然を観察したり、アボリジニが昔から食べている木の実や飲み物、ここ最近オーストラリアで流行り始めた、カンガルーの肉を使った肉団子で昼食を取った。

豪州から見た日本、そして……

その後、急きょ参加したオーストラリアの学生マイケルを含め、オーストラリアでも有名な動物園、アルマ・パーク動物園に向かった。バスの中では、マイケルと、なぜ日本語を学ぼうと思ったのかという話で大いに盛り上がった。

マイケルは9歳のとき、日本のゲーム「ファイナルファンタジー」をやって、日本語を学びたいと思ったそうだ。今は、「ファイナルファンタジーX」の日本語版をやるのが夢らしい。

別れの場面にて。日豪友好を誓って記念撮影! 別れの場面にて。日豪友好を誓って記念撮影!

漫画やゲームなどが日本を代表する文化と言われて久しいが、僕は日本国民として、あまり実感できずにいた。しかし今回、実際に外国の人が、それを通して日本を好きになり、日本語を学ぶきっかけになっていることを知ることができて、本当によかったと思う。

そして、どんな形であれ彼らが日本の文化を愛し、僕たちとコミュニケーションするために、英語圏の人々にとってもっとも難しい言語の1つと言われている日本語を勉強してくれていることに、とても感謝した。

そして、僕ら日本人は他の面でも、外国の人から日本がもっと愛され、尊敬されるよう努力していかなければならないと強く感じた。それこそが日本の安全を守り、世界の平和へとつながるのではないだろうか。

最後に、両国の生徒がお互いにプレゼント交換と記念撮影をして、解散することになった。たった数時間の交流だったが、別れの際、胸が痛んだのは気のせいだったのだろうか

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鈴木 拓東京都立八王子東高等学校2年/高木 豊明治大学付属明治高等学校1年
鈴木 拓 鈴木 拓
高木 豊 高木 豊

言葉の壁を越えて

僕たちは、旅の最終日に『North Side Christian College』という、ブリスベンの高校を訪れた。そこで日本語を教えている“あき先生”と、その教え子たち4人が僕たちを迎えてくれた。

まず最初に自己紹介。みんな緊張していて、当然僕たちもドキドキで手がブルブル。各自、考えてきた英語での自己紹介と、日本に関しての簡単なスピーチをし、終わったときにはみんな安心して顔が明るくなっていた。その後、4人から日本語で自己紹介があり、とても驚いた。

お世話になった、あき先生の夫マルコと。どこでも、家族 is 幸せ。大切なことを教わった お世話になった、あき先生の夫マルコと。どこでも、家族 is 幸せ。大切なことを教わった

自己紹介がすべて終わった後、バスで次の目的地に移動中に、みんなその4人と楽しそうに話していた。全然英語を話せない人たちも、一生懸命ジェスチャーしたりと、積極的に会話をしようとしていた。

僕(鈴木拓)も必死に、知っている単語で何とか会話になった! 相方(高木豊)は、留学で培った英語で、何不自由なく楽しそうに会話していた(僕をさしおいて……)。

僕たちが一番話をしたのは、4人の中で唯一大学生の“JOSH”だった。音楽や日本の漫画について話しをしたりと、彼のおかげで、移動時間をすごく充実したものにできた。

そして、女の子の“GEMMA”。僕たちは、彼女とも積極的に話した。彼女は僕と一緒でとてもSHYなのに、僕は無理矢理バスで隣の席に座らされて、始めは2人ともモジモジしていた。でも、時間が経つにつれて、次第に簡単な会話などをしていた。

後、僕は英語がわからないのに、ガンガン英語で楽しそうに話しかけてきたのは、あき先生の夫の“マルコ”。それで僕が困っていると、あき先生が「マルコ、いい加減にしなさい」とマルコに日本語で説教。笑えました。

希少動物の行進~BUSH WALK~

学校で会った人たちと、「Charm Side Hills」という自然保護区にある施設へ行った。そこでは、オーストラリアの希少動物などを間近で見て、触ることができた。自然保護活動をしている専門家の“JOHN”さんによる野生樹木の果実やハーブ、ハチミツの説明や、それらで作ったお菓子の試食、カンガルー肉を使った昼食を楽しんだ。

蛇を巻きつけたのはいいけど……肌触りが! 顔が引きつってる! 蛇を巻きつけたのはいいけど……肌触りが! 顔が引きつってる!

希少動物の紹介が一番楽しかったと思う。僕(高木)は、体長2mの蛇を首に巻くことができた! これまでにこんな経験はなかったし、他にもシュガーグライダー(体長7~8cmぐらいの、頭を木にこすりつけてマーキングするムササビ)、トーニーフロッグマウス(体長30cmほどで、口が横に広くカエルみたい)など不思議な動物を、現地の学生や大人と話しながら見ることができて、純粋に楽しめたと思う。

マルコとたくさん話していると、マルコが僕に、お前はSNAG(ソーセージ)だと言ってきた。SNAGはSensitive New Age Guyの頭文字を取ったもので、「気の回る新時代の青年」という意味らしい。僕はふざけて話していただけなのに、何でそう言われたんだろう……? でも単純に、そう言われてすごく嬉しかった。

次に、Bush walk(林の散歩)に“JOHN”さんの引率で向かった。オーストラリアでは、乾燥した気候を原因としたBush Fireという山火事のようなものがあって、多くの雑草や生物が死滅するのだが、それにより、狂ってしまった生態系のピラミッドが再形成されるそうだ。

最後に仲が深まった☆ALMA PARK☆

自然保護区からバスで30分くらい走って、僕たちはオーストラリアの固有動物が多いアルマ・パーク動物園に行った。園の入り口には木のツタや樹木が茂っていて、いかにも大自然を感じさせるものだった。

園内では、ワラビーやカンガルー、コアラ、ラクダなどがおり、カンガルーなどは触ることもできる面白いところだった! オーストラリアでは、サルがとても珍しい動物であり、観光客がサルの檻の前にたくさんいたのが印象的だった。

餌だけ食べればいいのに、手までベロベロ舐められた~! あひゃ~! 餌だけ食べればいいのに、手までベロベロ舐められた~! あひゃ~!

僕達は、“JOSH”と3人で話しながらビデオを撮ったり、彼の好きなアニメについてたくさん話した。

動物たちの中で一番可愛かったのが、やっぱ『カンガルーの子供』!! 日の光が体を暖めてくれるようで、カンガルーはみんな、昼寝をしているように意識が朦朧(もうろう)としていた。そこで体に触ったりして、すごく楽しめたと思う。

園内を回り終わると、僕たちはコアラと写真を撮った。コアラは、近くで見るとぬいぐるみみたいな感じで、なんだか無愛想で眠たそうだった。

最後に、みんなとの別れを惜しんでプレゼント交換をした! 僕たちは“GEMMA”にプレゼントを渡した。彼女は、初めてもらう日本のプレゼントに驚きながらも、恥ずかしそうに“Thank you”と言っていた。

“Thank you”って言葉って、こんなに気持ち良いんだ! そう思った僕たちでした。

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