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積み重ねた「総合力」を 地域社会に還元

 三菱商事は資源開発プロジェクトをはじめ、様々な事業を海外で展開してきた。その積み重ねと人材を含めた「総合力」は強みであり、財産でもある。一方で、中期経営戦略で掲げる「共創価値の創出」には、地域を活性化させて日本を強くする思いも込めた。独自の総合力を生かし、地域と共に成長することが社会的な使命と考えている。

新資源「グリーン水素」を製造

 共創価値の創出に向けては、「EX(エネルギートランスフォーメーション)」、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を重視する。従来と同様に積極投資し、新技術の取り込みを図ってきた。

 EXでは、再生可能エネルギー事業に取り組むオランダ企業「エネコ」を子会社化した。欧州沖での洋上風力の事業力に定評がある。知見を生かし、大規模洋上風力の国内第一弾として、秋田県・千葉県沖三海域の事業権を全て落札し、2028年以降に操業開始する。加えてエネコを通じ22年12月、オランダ「Hollandse Kust West Site Ⅵ」で、新規事業権を得て、洋上風力の最前線である欧州で再エネを広げている。

 EXは洋上風力の発電事業単体にとどまらない。先行する欧州では、再エネの製造にとどまらず、「グリーン水素」を製造する計画だ。洋上風力で発電した電力を使うことで、製造時に二酸化炭素(CO)を排出しない。 水素は産業用燃料など用途の多い新資源として期待される。EXのノウハウを秋田県はじめ国内でも生かし、新産業とする構想を描く。

人材を最大限生かす改革

 DXでは、リアルの事業価値を向上・実現するためのデジタルソリューションを提供する子会社「MCデジタル」の設立など、新たな強みにすべく注力してきた。

 三菱商事は地域活性化には、行政との連携が必須と考える。熊本県八代市や岡山県倉敷市、栃木県那須塩原市とEX・DX推進の連携協定を結んだ。そして22年11月、洋上風力発電事業を始める秋田市と千葉県銚子市に国内で35年ぶりの支店を新設した。

 一連の事業の立役者は誰か。価値創出の源泉である多彩・多才な「人材」だ。能力を最大限、発揮できる組織の実現に向け、23年2月に人事施策を刷新。社員の新たな仕事への挑戦を後押しする「社内異動制度」の拡充や希望部署と兼務できる「社内複業制度」、国内外の大学や大学院への進学を促す「サバティカル休職制度」の新設などだ。

 三菱商事を取り巻く経営環境は急速に変化し、カーボンニュートラルやデジタル技術の進展で業界の垣根が無くなりつつある。多様な経験を積んだ社員が組織を超えてつながり、新事業、アイデアを生み出す。「共創価値の創出」に向けた「総合力」の発揮が、今こそ求められる。