
一度発症すると、悪化と回復を繰り返しながら徐々に進行し、命を縮める心不全。高齢化の進む日本では患者さんの数も増加しています。心不全と補助人工心臓や心臓移植などの最新治療について理解を深めるため、1月22日にオンラインシンポジウムが開催されました。専門医らによる登壇とともに、補助人工心臓や心臓移植を経験された方のお話も紹介されました。



絹川 弘一郎氏 富山大学医学部第二内科 教授

パネリスト
- 絹川 弘一郎氏
- 富山大学医学部第二内科 教授
- 小野 稔氏
- 東京大学医学部附属病院 心臓外科 教授
- 遠藤 美代子氏
- 東京大学医学部附属病院 看護師長
進行
- 大橋 未歩氏
- フリーアナウンサー
補助人工心臓から心臓移植へ 患者さんのお話

職場の理解が
心の支えに
山内 牧子さん

医療チームへの
信頼と安心
永田 智さん
心不全とは
心不全とは心臓のポンプ機能が低下し、全身に血液を十分に送り出せない状態。心臓機能を低下させる原因となる基礎疾患には高血圧・心筋梗塞(こうそく)・心筋症・弁膜症・先天性心疾患・不整脈などがある。
現在、日本国内の患者数は150万人程度で、年間約30万人が新規に発症。患者のほとんどが65歳以上で、全体の約半数を80歳以上が占めている。高齢化に伴い、患者数は増加傾向にある。
本シンポジウムの模様は、こちらで動画配信しています
主催:読売新聞社
後援:日本医師会、日本循環器学会、日本心不全学会、日本臓器移植ネットワーク、日本心臓移植研究会、日本臨床補助人工心臓研究会、日本移植者協議会、全国心臓病の子どもを守る会
協賛:ニプロ株式会社