京都文教大学大学院

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概要

心理臨床の現場での豊富な経験を有する教員陣が
社会人学生の学びのニーズに応えています。

 京都文教大学大学院 臨床心理学研究科は、臨床心理学分野の牽引役となるスタッフが揃った、わが国でも有数の優れた教育・研修機関です。高度の専門知識や技能を修得し、臨床心理学の新たな領域を切り拓こうとする学生たちが、全国から集まっています。

 いま社会では、教育関連領域、医療関連領域、産業関連領域、福祉関連領域などで臨床心理学的査定や心理療法に携わる高度専門職業人が求められています。こうしたニーズに応えるとともに、臨床心理学的実証の成果を社会に還元することが臨床心理学研究科の大きな目標です。

 開学以来、ベーシックな心理臨床の素養を培い、ユング心理学、精神分析、多様な表現法を活用したアートセラピーなどの個性豊かな臨床の視点を通して医療現場をはじめ、学校、福祉、発達、子育て、司法、産業、被害者・被災者支援などさまざまな領域で活躍できる臨床心理士を育ててきました。これからも、公認心理師養成も含め、大学院教育をさらに発展させ、日本の心理職を常にリードする大学院として、臨床心理に関する高度な知識や技能を身につけた専門家の育成をめざします。

NEWS

産業メンタルヘルス研究所

 産業領域は、多様化する労働形態への対応やメンタルヘルス不調が発症する機序への専門的な視点を取り入れた取り組みが必要とされています。2015年12月1日から、労働安全衛生法の一部が改正され、ストレスチェックが義務化されることになりました。2019年、国家資格である公認心理師が誕生したことで、ストレスチェックの実施ができるようになり、この領域での公認心理師の活躍が期待されています。大学院では、産業臨床心理学特論、生涯発達心理学特論等を通して、働き方や休み方を高次脳機能からみる視点も学び、心理技術を身につけながら時代の要請に応えられる心理職の育成を行ってまいります。

〈活動内容(例)〉

● 企業交流会
京都府南部地域の企業経営者の方々との交流会を産業メンタルヘルス研究所で実施しています。産業メンタルヘルス分野の情報提供・ワークショップの実施や、各々の職場の課題についての意見交換を通して、地元企業と研究所、また地元企業の経営者や人事・総務等担当者同士の交流を促進しています。

● 産業心理臨床研究会
産業心理臨床研究会は、産業心理臨床家養成プログラムを修了したメンバーを正会員、プログラム受講生を準会員として、研究発表・活動報告会、また、専門家による基調講演を年1回開催しています。本研究会は修了生のさらなる研鑽の機会としての機能を果たしています。

大学院生や大学の教職員を対象に、産業メンタルヘルス研究所主催のワークショップを開催しています。働く人のメンタルヘルスについての知識や働く現状に関する情報を提供するとともに、さまざまな角度から「働く」ということについて考える機会をもつことを目指します。

● 産業心理臨床家養成プログラム
うつ病、自殺対策、新入社員の離職など、現代社会において心理的ケアは重要課題となっています。しかし、職場におけるメンタルヘルス対策をどのように進めていけばよいのか、その実効性をどのようにすれば上げられるのか、試行錯誤が続いています。京都文教大学産業メンタルヘルス研究所では、こうした社会的要請に応えるべく、2009年に「産業心理臨床家養成プログラム」を開設しました。

● ラインケア研修
産業心理、経営、組織心理、神経心理等、各分野の第一線で活躍する講師陣が、多様な切り口から会社の人的課題に「効く」サプリメントを提案します。

開設研究科

臨床心理学研究科 博士課程(前期・後期)

お問い合わせ

京都文教大学 入試広報課

〒611-0041 京都府宇治市槇島町千足80
TEL :0774-25-2488
FAX :0774-25-2822
Mail:nyushi@po.kbu.ac.jp

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