イベント<ダイバーシテイ>オイシイ男女のライフスタイル 2014年5月14日(水) 津田ホール

2014年8月11日

 女性がこれまで以上に活躍できる社会のために、今必要なことは何か——食事を楽しみながら、パートナーと一緒に考えるためのトークイベント「オイシイ男女のライフスタイル」が、東京都港区のARK HiLLS CAFEで開催されました。

主催:
読売新聞社
後援:
内閣府男女共同参画局
協賛:
マルコメ、レイコップ・ジャパン

キャリアをあきらめてしまう女性が多い日本社会

大崎 麻子さん

大崎 麻子さん(ジェンダー専門家)

 日本の経済成長に欠かせない「女性の活躍」。今、共働きの家庭は増えているものの、結婚や出産、子育てに際して、女性の働き方が制限されてしまうことは、まだまだ少なくない。

 内閣府男女共同参画白書(平成25年版)によると、結婚を機に3割弱の女性が離職。その後出産を経て、正規雇用で働く女性の割合も大幅に減ってしまう。「女性の活躍は国際競争力の要。人口減となる日本に、今後どれだけ経済成長の可能性があるかという指標のひとつが『男性と女性が共に働き、家庭生活を営める環境が整っているか』なのですが、依然として家事や子育てにかける時間は、男女でこんなにも差があるのが実情です(図表)。」と、大崎さんは指摘する。

6歳未満の子どもを持つ共働き夫婦の生活時間比較

日頃のコミュニケーションを大切に

八田 亜矢子さん

八田 亜矢子さん(タレント)

 内閣府の男女共同参画に関する世論調査(2012年)では、「男性が家事、子育て、介護、地域活動に参加するために必要なこと」として、「夫婦のコミュニケーションをよくはかること」「男性の家事などに対する抵抗感をなくすこと」という回答が上位を占める。

 松井さんは、「食事は女性が作るものと考えて無理をしていた時期もあったが『共働き夫婦なのだからもっと外食をしてもいいのでは』という夫の提案で、肩の荷が下りた」と、結婚当初のエピソードを披露。一方、八田さんは「洗濯物を干してくれない夫とケンカをしたことがあるが、乾燥までしてくれる全自動洗濯機の力を借りて、今では夫婦で協力しながら取り組んでいます」と笑顔で語った。

 夫婦で話し合い、時には外食や便利な家電に頼り、生活に余裕を持たせる工夫をしている2人。大崎さんは自身の経験を踏まえ、まずは「家事や育児は女性である自分の責任、という刷り込みのようなものから解放されてほしい」と、会場の女性に呼びかけた。その上で、「協力の仕方は『暗黙の了解』ではなく言葉にして、パートナーとの意思疎通を図ることが重要」と語った。

 八田さん、松井さんは、夫婦間で交わす「ありがとう」という感謝の一言がとても大切だと口をそろえ、相槌を打つ参加者も多かった。

仕事も家事も夫婦でシェアするメリット

松井 久仁子さん

松井 久仁子さん(マルコメ広報部)

 「これからの時代、女性が稼ぎ手としての責任を分担することは、パートナーの男性、そして家族の選択肢が増えることでもある」と大崎さんは強調する。司会の藤田さんも「男性が家計を支えなくては、という精神的なプレッシャーもシェアすることで軽減される。僕たち男性にとってもありがたい話ですよね」とうなずいた。

 「男性も家事や育児、地域活動に関わることをきっかけに、より豊かな生き方に気づき生活力を身につける。それが社会全体に浸透して、男性も女性も稼ぎ手となり、家事や育児もシェアできる。そんな社会が理想ですね」と大崎さん。

 男性も女性も、自己の能力を活かして家計を支え、それぞれに家庭や地域との関わりを充実させることができる社会に向けて、一人ひとりが意識を変えていきたい。

藤田 琢己さん

藤田 琢己さん(司会)
1976年生まれ。ナレーター、ラジオDJ、TVパーソナリティー、イベントMCなど幅広く活動中。2児の父親。

3人のゲストによる等身大のトークの最後には、来場者の皆さんにメッセージが送られました

「共働きは大変だったけど、良かったね」と言える日がきっと来ると思います。それぞれが経済力と生活力を持つ自立したカップルは、最強です!

1971年生まれ。米国コロンビア大学で国際関係修士号を取得。2004年に国連開発計画(UNDP)NY本部開発政策局を退職・帰国後、フリーのジェンダー専門家として幅広く活動中。2児の母親。

今回のトークショーに、ご夫婦やパートナーと参加して、こういった問題に2人で向き合っていこうと思えるのはとても素敵なことですね!

1984年生まれ。東京大学大学院医学系研究科で公共健康医学修士号取得。学業の傍ら、モデル・タレントとして活動を開始。昨年12月に結婚。趣味はゴルフと料理。

夫婦の役割分担を客観的に見直す良いきっかけになりました。より一層コミュニケーションを増やしていきたいです。

1984年生まれ。2009年マルコメ入社。女性ならではの目線で新商品開発プロジェクトに携わる。2011年より広報に従事。2012年に結婚。

協賛

[広告]企画・制作 読売新聞社広告局

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