広告
企画・制作 読売新聞社ビジネス局
コーヒー由来トリゴネリン エネルギー代謝にアプローチ

カフェインなど約1,500種以上の成分が含まれているコーヒー。その中に、BMIが高めの方の安静時のエネルギー消費向上をサポートする成分があることをご存知でしょうか。コーヒー専業メーカーであるUCC上島珈琲株式会社は、コーヒー由来の成分「トリゴネリン」に注目し、研究を続けてきました。その機能と研究結果について、同社の研究員2名にお話を伺いました。

有木 真吾さん
UCC上島珈琲株式会社
R&D本部 研究開発部
コーヒーの健康価値について研究開発するプロジェクトチームにて、トリゴネリン摂取による安静時エネルギー消費量への影響など、機能性の研究を担当。
植田 恵美さん
UCC上島珈琲株式会社
R&D本部 研究開発部
コーヒーの健康価値について研究開発するプロジェクトチームのリーダー。コーヒー鑑定士、コーヒーアドバイザー。

コーヒー由来トリゴネリンとは?

トリゴネリンとはどういった成分ですか。

有木

トリゴネリンは、コーヒーに特に多く含まれる成分です。これまでのトリゴネリンの研究では、認知機能への影響が示されている程度で、深い研究はほとんどされていませんでした。私たちはコーヒー専業メーカーとして、このトリゴネリンの可能性を探り、コーヒーの新たな健康価値を見出したいと考え、研究を進めてきました。その結果、BMIが高めの方において、日常のエネルギー代謝の一部である安静時のエネルギー消費を向上させる可能性があることがわかりました。

安静時エネルギー消費へのアプローチに注目

そもそも安静時エネルギー消費とは。

有木

安静時とは、読書中やテレビを見ている時、さらにデスクワーク中や食事中など、スポーツや運動をしていない、体を動かしていない状態です。

安静時エネルギー消費は、私たちが日常的に消費するエネルギーの約70%を占めており、実は、運動や家事などの体を動かす活動よりも、大きな影響を与えているのです。安静時エネルギー消費の大部分を占める基礎代謝は年齢とともに低下し、体重の増加など、健康リスクを高める場合があります。

植田

肥満は、主に摂取エネルギーが消費エネルギーを継続的に上回ることで起こります。安静時エネルギー消費を維持または向上させることで、消費エネルギーを高められれば、肥満の対策につなげられる可能性があるのです。トリゴネリンが安静時エネルギー消費に与える効果が認められれば、健康価値のある新しいコーヒーを提案できると考え、研究を始めました。

1日のエネルギー消費量の割合
参考:厚生労働省「e-ヘルスネット」身体活動とエネルギー代謝

安静時のエネルギー消費向上をサポート!

研究の内容を教えてください。

有木

トリゴネリンの摂取が人体に及ぼす影響を明らかにするため、基礎研究から臨床試験までを行いました。脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」という2つのタイプがあり、前者は余分なエネルギーを中性脂肪として蓄える役割を、後者は脂肪を燃焼し熱を生み出す役割を担っています。褐色脂肪細胞は、加齢とともに減少していくため、これを補う機能が必要です。そこで、白色脂肪細胞を「ベージュ脂肪細胞(ベージュ化)」に変化させる作用を持つトリゴネリンが、安静時エネルギー消費向上のカギになると考えました。ベージュ脂肪細胞は、褐色脂肪細胞と同様の機能を持っています。

白色脂肪細胞
蓄積型
コーヒー由来トリゴネリン
ベージュ脂肪細胞
燃焼型
(in vitroでの試験)
※イメージ図

どのような臨床試験を行いましたか。

有木

臨床試験は、BMIが18.5から30までの被験者を対象に、トリゴネリンを摂取することで得られる効果を調査しました。その結果、BMIが高め(23以上)の被験者において、トリゴネリンを摂取した人は、摂取していない人と比較して安静時のエネルギー消費が1日あたり約200kcal向上することが確認されました。この結果は、トリゴネリンが白色脂肪細胞に作用しベージュ化を誘導することで、エネルギー消費を促進していることを示唆しています。

【試験デザイン】
被験者:20~29歳の成人男女(18.5≦BMI<30)のうちBMIが高め(23≦BMI<30)の男女20名(被験食品摂取群:9名、プラセボ食品摂取群:11名)
試験内容:コーヒー由来トリゴネリンを150mg含有する被験食品の8週間継続摂取(対照群(プラセボ)は、プラセボ食品の継続摂取)摂取開始前と4週、8週における27℃、19℃環境下での安静時エネルギー消費量を測定(図は27℃環境下の推移として)
*:p<0.05(対照群との比較),8週のデータは一部補完を行い算出
〈引用文献〉薬理と治療,第51巻,11号,p1713-p1729(2023)より作図
(研究レビューの対象となった1報を事例として提示しています。)

植田

長期的な効果を考えると、1日200kcalの安静時エネルギー消費の向上は、体重増加の抑制や体調管理に大きく寄与する可能性があります。コーヒーによってトリゴネリンを摂取することで安静時エネルギー消費をサポートできることは、多忙な人にとっても大きなメリットだと考えます。

有木

このような試験を経たうえで完成したのが、UCCの「&Healthy スペシャルブレンド」。コーヒー由来トリゴネリンによりBMIが高めの方の安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能性表示食品です。

開発に4年をかけた自信作

「&Healthy スペシャルブレンド」の完成までに、どういった苦労がありましたか。

植田

私たちがこれまで培ってきた焙煎技術やブレンド技術を基盤に、トリゴネリンの持つ潜在能力を最大限に引き出すため、研究開発を続けてきました。コーヒー由来トリゴネリンは、通常の焙煎過程で減少してしまいます。そのため、浅炒りにすることでトリゴネリンをできるだけ保持しながら、風味豊かなコーヒーに仕上げる必要がありました。浅炒り特有の酸味を抑えつつ、飲みやすさを追求するため、ブレンド技術や豆の選定にも時間をかけました。「健康に良いコーヒー」としてだけでなく、純粋に「おいしいコーヒー」として楽しんでもらうため、何度も試作を重ね、日常的に飲んでも飽きない軽やかな味わいに仕上げました。浅炒り特有のフルーティな香りと優しい口当たりは、試飲いただいた方から「これまでの健康機能性コーヒーのイメージを覆すおいしさ」と高く評価いただいています。

コーヒー由来トリゴネリンは焙煎で減少する

通常のコーヒーとの違いは。

植田

「&Healthy スペシャルブレンド」に含まれるトリゴネリンの量は、一般的なコーヒーの1.5~2倍ほど。1杯のコーヒーでなるべく多く摂取できるように工夫しました。さらに、カフェインレスコーヒー豆のみを原材料としており、一般的なコーヒーと比較して90%以上カフェインがカットされています。夜間や就寝前のリラックスタイムに、カフェインが気になる方も安心してお飲みいただけます。

どういった時に飲むのが良いですか。

植田

リラックスタイムはもちろん、お仕事の打ち合わせや、デスクワーク中など、いつでもお好きな時に楽しんでいただけたらと思います。食事の時に飲んでいただいても構いません。トリゴネリンの機能が期待できる摂取目安量は、1日4杯。それぞれのライフスタイルに合わせて、楽しんでいただければと思います。

最後に、商品の魅力についてメッセージを。

有木

「&Healthy」というブランド名には、「おいしいだけでなく、健康にも良いコーヒー」という意味を込めています。このシリーズは、普段通り楽しむだけで健康にも寄与できるようなコーヒーを目指して開発しました。特別なことをせず、いつもの一杯が自然と健康をサポートする、そんな新しい価値を提案しています。普段のコーヒーの延長で健康を目指せるという点が、この商品の大きな魅力です。

植田

これまでコーヒーを選ぶ基準は「味」や「種類」などが中心でした。そこに「健康」という新しい軸が加わるといいなと思います。もちろん、おいしさがベースにあるのは大前提ですが、「健康に良いからこのコーヒーを選ぶ」という価値観が広がればさらにコーヒーの価値や魅力が上がるのではないでしょうか。「&Healthy スペシャルブレンド」がその第一歩になれたら嬉しいです。

【機能性表示食品】UCC &Healthy スペシャルブレンド ワンドリップコーヒー

届出番号

J50

届出表示

本品にはコーヒー由来トリゴネリンが含まれます。コーヒー由来トリゴネリンは、BMIが高めの方の日常のエネルギー代謝の一部である安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能が報告されています。

1日摂取目安量

4袋(48g)

摂取上の注意

本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

お召し上がり方

本品1袋をカップにセットし、熱湯20mlを注ぎ、20秒間蒸らした後、熱湯140mlを3回に分けて注いでください。その後30秒間待ちバッグを外してから、食事と共にお召し上がりください。

「UCC &Healthy スペシャルブレンド ワンドリップコーヒー」には、コーヒー由来トリゴネリンが4袋(抽出後)当たり150mg含まれています。

食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
本品は国の許可を受けたものではありません。
当ページではアクセスデータを収集しています。収集したデータの用途やデータ送信の停止(オプトアウト)については以下をご参照ください。