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受賞者メッセージ

 

文部科学大臣賞(最優秀賞)

バネルジー・リシットさん(東北大学大学院1年)

インドでスピーチや討論のコンテストに参加していましたが、このような大規模なイベントには一度も参加したことがありません。大変緊張しましたが、スピーチを会話として考え、聴衆が自分の友人であるように、感情に訴えることを意識しました。また他の参加者やファイナリストの話を聞いて、プレゼンテーションのスキルについても多くを学びました。このコンテストは、日本中の若者が将来の日本を助ける多くの良いアイデアを持っていることを実感しました。また、他の人への尊敬、共感、決してあきらめないことについても学びました。この新たな自信を持って、留学生として日本社会に貢献し続けていきたいと思います。

優秀賞(個人の部)

笹原 心さん (文京学院大学3年)

本戦進出者として自分の名前が呼ばれたときから、目の前で起こっていることが現実ではないような感覚でした。本格的に英語でのスピーキングやライティングを学びだしたのは、大学に入学してからです。講義以外でも、リスニング力を上げるためのe-Learningシステムや外国人と会話できるチャットラウンジなどの学内設備をフルに活用しました。大学2年次の9ヶ月間のミネソタ州交換留学で、生の英語を体感したことはとても刺激になりました。プレゼンテーションは、学内英語スピーチコンテストが最も自分に影響を与えたと思います。そこでプレゼン方法を学び、その際に指導してくれた先生には、今回のコンテストでもとてもサポートしていただきました。「聞いていて楽しい」プレゼンをするという信念は、その先生から学んだものです。

優秀賞(グループの部)

由地 子さん (東京大学4年)

中学生で英語を学び始めてから、英語が分かれば得られる情報が飛躍的に増えることに感動し、のめり込んでいきました。積極的に交換留学、シンポジウムなどに参加し、交換留学から帰国後はToastmastersという世界的な英語サークルでパブリックスピーキングの練習をしています。プレゼンテーションは、グループで本気で取り組んだのは今大会が初めて。出身地、専攻、留学先、性別の異なる、バランスが取れたチームだったので、自分には思いもよらない観点を持っている仲間から多くのことを学べたと思います。今回実感した多様性のあるチームの底力を胸に刻み、視野の広いイノベーティブな人材になっていきたいです。今後は、ライフワークとして、格差や差別などの社会課題に取り組みたいと考えています。

黒住 生さん (東京大学4年)

「個人の限界をチームでなら超えることができる」と強く実感しました。大学でジェンダーを学んでいて、課題意識が強い一方で、自分の意見やアイデアを人に伝えることはできずにいました。構想や理想のジェンダー平等について仲間と徹底的に議論を重ね、発表での「見せ方」までこだわり抜いたことで、自信をもって提案できるアイデアを作り、皆さんにも理解し共感してもらえたと思っています。今回のプレゼンを準備する中で、固定観念を打ち破ることや人に共感してもらうことのやりがいを強く感じました。

相川 宏さん (一橋大学4年)

チームで一つのことを作り上げる喜びを感じました。3人とも非常に忙しいスケジュールだったため、直接会ってミーティングを行うことは直前までできませんでした。そんな中で、分担を決めてリサーチをしたり、論理構成をしたり、伝え方のアイデアを検討したりと地道に準備を進めました。互いの担当箇所を批判的に見ることで、全員で少しずつ内容をブラッシュアップしていきました。一人では出てこなかったような発想や観点が、3人になると多く生まれ、自分たちの発表内容が成長していくのを実感しました。目標だった決勝進出ですが、3人で準備を重ねるうちに「偶然」から「必然」に変わっていく気がしました。最高のチームで最高の結果を実現でき、とても幸せでした。

インプレッシブ賞(個人の部)

渡邊 望さん (横浜市立大学4年)

このたびはインプレッシブ賞にて表彰をしていただき誠にありがとうございます。私は、幼い頃から英語に触れ、使うという環境がありました。海外経験はありませんが、英語を間違えてもいい、自分の意見や気持ちを伝えることが大切だと、常に心がけてきました。英語は自然に自分の言葉になっていきました。年に数回でも英語に触れる機会に置いてくれた家族、小学生の頃から英語スピーチの楽しさを教えてくださった恩師に、心から感謝しています。今回のプレゼンテーションでは、社会に変化をもたらしたいと強く感じるトピックがあり、参加を決めました。実際に、大会が終わった後で、プレゼンを聞いてくださった多くの方々からポジティブなコメントをいただき、大変嬉しく思っています。メンタルヘルスの重要性やLGBTコミュニティに関して少しでも皆様の意識や考えがポジティブになり、関心を持っていただけたら嬉しく思います。

インプレッシブ賞(グループの部)

大河内 美さん (専門学校神田外語学院1年)

私が、英語に興味を持ちはじめたのは小学校2年生の時です。母がフィリピン人なので英語に限らず、他言語を聞く環境にはあり、語学にとても興味を持っているのだと思います。今は、神田外語学院のグローバルコミュニケーション科(GC科)で、ビジネスシーンにおける英語を学んでおります。毎年二次予選に出場する先輩が多く、受賞された方もいます。その先輩方に並べたことがとても嬉しく、誇りに思っています。ただ、まだ自分の実力が足りていないという点に気づき、新しい学びや刺激も沢山ありました。本当に良い経験ができたと思っています。

里菜さん (専門学校神田外語学院1年)

小中高と一般的な普通科の学校に通っていたので、特別な英語の授業などは受けたことがなく、教科書で長文を読み、参考書で文法の勉強をしてきました。座学がメインで、スピーキングの授業やディベートなどはしたことがありませんでしたが、今回のコンテストの参加にあたり、準備の段階で多くの事を調べ、知識を得ることができました。当日は、大勢の観客の前でプレゼンをするという貴重な体験ができ、全国の学生の方々と情報共有、意見交換をすることができました。多くのことを学ぶことができ、参加して本当によかったです。この経験を生かし、自分のしたいことに挑戦し、様々なことに関心を持ち、学び続けることが将来の目標であり私の夢です。

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