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香港杯 全日本大学 学生大使 英語プログラム2016-2017 Hong Kong Cup All Japan University Student 
Ambassador English Programme 2017/2018

 香港と日本のかけ橋となる学生大使を募集します。香港と日本の交流を促進するアイデアを英語で発表してください。最終審査会で4人の学生大使を選抜し、2週間の香港研修へ派遣します。また、希望者には日本の香港関連機関またはジャパン・ニューズで最長2週間のインターンシップの機会があります。奮ってご応募ください。

主催:香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部
共催:ジャパン・ニューズ
後援:外務省、文部科学省、読売新聞東京本社
協賛:キャセイパシフィック航空、大昌貿易行、香港政府観光局、香港貿易発展局、香港中文大学、日本香港協会

■応募資格

日本の大学の正規の学生(大学院生は除く)で、英語を母国語としない方。国籍不問。

※英語を公用語とする国・地域の一覧はこちら
※応募資格の最終判断は主催者が行います。

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■スケジュール

募集期間:2017年9月5日(火)~12月11日(月)
予備審査結果発表:2018年1月5日(金)までに応募者全員にメール等で連絡
最終審査会:2018年1月21日(日)

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■予備審査とテーマ

以下のテーマから1つ選び、英語で3分間の発表要旨を録音してください。また最終審査会で使用するパワーポイントから5枚以内のスライドを選んでお送りください。

1.香港に日本製品を売り込む

まだ香港に入ってきていない日本製品または料理を一つ選び、香港市場でそれを売るためのビジネスプランを立ててください。

<ポイント>
・日本企業は香港に進出している外国企業のうち最大のグループで、約1,400社がさまざまな分野でビジネスを展開しています。
・香港は2006年から一貫して日本の食品・農林水産物の最大の輸出先となっていて、それら輸出の24%が香港向けです。香港には多くの和食レストランがあり、いろいろな日本料理を提供しています。また、香港のスーパーなどではさまざまな日本の食品や食材が売られています。
・日本製品または料理の中から、まだ香港市場に入ってきていないか、まだ一般的でないものを一つ選び、なぜそれを選んだか説明してください。
・市場の分析やビジネスプランの概要を含め、あなたの提案を詳しく説明してください。

2.香港と日本の友好を促すマスコットを考案

香港と日本の友好と文化交流を促進するような新しいマスコットキャラクターを考えてください。

<ポイント>
・くまモン、ふなっしーなど、地域PRにマスコットキャラクターを使うのは最近の日本のトレンドです。
・あなたの独創的なアイデアで、マスコットを考えてください。マスコットには名前を付け、デザインの画像やスケッチも用意してください。
・そのマスコットが意味するもの、香港と日本にどう関係するのかを説明してください。
・香港と日本の友好と文化交流促進のために、そのマスコットをどのように活用したらよいでしょうか。

3.香港留学をPR

香港留学をあなたの大学でプロモートするとしたら、どのように行いますか。

<ポイント>
・香港は世界中からの留学生を歓迎しています。例えば日本の大学生には、学部や大学院への留学のほか、交換留学や短期語学留学などの選択肢があります。
・日本の大学生にとって香港留学のセールスポイントは何でしょうか。逆に、懸念される事や心配な点は何でしょうか。
・世界の都市の中から香港を留学先に選んでもらうため、日本の大学生にどのようにそのメリットを説明しますか。

4.旅番組を制作

あなたが香港を紹介する30分の旅番組(テレビまたはウェブ動画)のプロデューサーだとします。香港の魅力を紹介するユニークなアイデアを考えてください。

<ポイント>
・数多くの旅番組(テレビまたはウェブ動画)が、さまざまなやり方で観光地の魅力を紹介しています。香港の場合、グルメや夜景を中心に紹介されることがよくあります。
・あなたの番組は、通常の旅番組とは一味違うユニークな視点で香港を紹介してください。
・番組の構想とロケ地、そしてその番組がなぜ日本人旅行者を香港に誘致することになるのかを説明してください。

■プレゼンテーションのヒント

初めてプレゼンテーションをする方は以下を参考にしてください。

  1. テーマを決める
    どのテーマに1番関心があるか、どのテーマならアイデアがわくか、資料が手に入りやすいか、などを考慮して決定しましょう。
  2. 現状について調べる
    いずれのテーマを選んだ場合も、現状がどうなっているかを調べます。日本のヒット商品、キャラクター、旅番組の成功例を調べたり、周りの人に香港の印象を聞いてみましょう。
  3. アイデアを膨らませる
    現状について調べたら、問題解決のためのアイデアを考えます。すでに実施されている案は避けて、自由にクリエイティブに発想しましょう。実現可能性にこだわる必要はありませんが、あまりにも現実離れしたアイデアもよい評価は期待できません。
  4. パワーポイントを作成
    考えがまとまったらパワーポイントでスライドを作成します。予備審査は5枚以内ですので、まずタイトル(大学名、氏名とともに)を入れて、次に現状認識、自分の提案、実施計画などについて、概要を説明します。最終審査会に進出することになったら、自分の提案をさらにくわしく説明するため、スライドの枚数を増やしましょう。
  5. 録音する
    パワーポイントに沿って3分間で読める英文原稿を作成します。滑らかに読めるまで練習しましょう。最初に大学名と氏名を録音してください。

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■応募方法

応募フォームに必要事項を入力し、以下のファイルを添付してください。

【注意事項】

  • ①~③のファイル名は自分の氏名にしてください。
  • 発表には自作のタイトルをつけて、②の英文スライドの1枚目に大学名、氏名を入れてください。
  • ①の音声の冒頭に大学名、氏名を録音し、再生して聞こえ方を確認後、応募してください。
  • 応募フォームは、必要事項を入力し①~③を添付しないと送信できない仕組みになっています。
  • 送信できない場合は、事務局へ電話かメールでお問い合わせください。
  • 応募作品は完全なオリジナル作品で、第三者の権利を侵害していないものに限ります。
  • 応募フォームの「オリジナル作品であること等の確認欄」にチェックを入れてください。
  • 表、グラフ、データを使用する場合は出典を明らかにしてください。
  • 著作権や肖像権のある画像・動画・音声を使用する場合は、権利者から許諾を得てください。
  • 応募された書類の個人情報は事務局にて厳重に管理され、本プログラムの審査、発表、連絡のみに使用されます。
  • 応募されたスライド、音声、マスコットデザインの著作権は主催者に帰属します。
  • 入賞したマスコットデザインは、主催者が使用する場合があります。
  • 入賞したマスコットデザインは、使用にあたり修正・改変する場合があります。

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■問い合わせ

03-3216-7112(平日9:30-17:30)
メール:hongkongcup@yomiuri.com

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■最終審査会

予備審査を通過した15人が、6分間の英語プレゼンテーション、3分間の審査員とのQ&Aを行います。

日時:2018年1月21日(日)
場所:野村コンファレンスプラザ日本橋 5階大ホール
http://www.nomura-nihonbashi.com/conference/access.html

最終審査会は一般の方も観覧できます。
希望者は氏名、職業(学生の場合は大学名)を明記の上、
hongkongcup@yomiuri.com
へお申し込みください。
締め切りは2018年1月12日(金)です。

【注意事項】

  • 最終審査会では応募したスライドに加えて、別のスライドや動画も使用することができます。(枚数制限なし)
  • 最終審査会で使用するPC、パワーポイント操作用リモコン、ピンマイクは主催者が用意します。
  • 首都圏以外からの出場者はJR/航空券を手配します。関東地方以外の方には前夜の宿泊先を用意します。

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■審査員

一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授 マイケル・コーバー氏
香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部 首席代表 シェーリー・ヨン
香港政府観光局 日本局長 堀 和典氏
読売新聞東京本社編集局英字新聞部長 長谷川 由紀

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■審査基準

予備審査

内容、分析、提案 内容が豊富で興味深い。分析が深くアイデアに独自性、創造性がある。
構成、スライド 発表に流れがあり論理的である。スライドが工夫されている。
英語、発表 英語が自然で、速度が適度に調節されている。発表に説得力と効果がある。

最終審査

内容、分析、提案 内容が豊富で興味深い。分析が深くアイデアに独自性、創造性がある。
構成、スライド 発表に流れがあり論理的である。発表用資料が工夫されている。
英語、発表 英語が自然で、速度とジェスチャーが適度に調節されている。
学生大使としてのふさわしさ 香港への情熱と興味があり、聞き手に信頼と親しみを感じさせる様子で意思を伝えることができる。質疑応答では、テーマに関する知識と独自のアイデアを基に、適切な返答をすることができる。予期せぬ質問にも冷静に対処できる。

※6分間が経過し、タイムキーパーがベルを鳴らしたら、出場者は発表を終了してください。

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■賞品

トロフィー 1位、2位、3位、敢闘賞
文部科学大臣表彰状 1位、2位、3位
エコノミークラス香港往復航空券 1位、2位、3位、敢闘賞
香港研修、香港中文大学短期留学(2週間) 1位、2位、3位、敢闘賞
図書カード3万円分
図書カード2万円分
図書カード1万円分
図書カード7千円分
図書カード千円分
1位
2位
3位、敢闘賞
上記以外の最終審査会出場者
応募者全員
ジャパン・ニューズ無料購読6か月間
ジャパン・ニューズ無料購読3か月間
1位
2位、3位、敢闘賞
希望者には日本の香港関連機関またはジャパン・ニューズで最長2週間のインターンシップ(交通費・宿泊費除く) 1位、2位、3位、敢闘賞

※敢闘賞は海外経験1年未満の学生が対象です。

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■英語が公用語の国リスト

※以下の国籍の方は外務省ホームページで英語が公用語となっているため、応募できません。

アイルランド、アメリカ合衆国、アンティグア・バーブーダ、インド、ウガンダ共和国、英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)、エチオピア連邦民主共和国、オーストラリア連邦、オマーン国、ガイアナ共和国、ガーナ共和国、カナダ、カメルーン共和国、ガンビア共和国、キプロス共和国、キリバス共和国、クック諸島、グレナダ、ケニア共和国、サウジアラビア王国、サモア独立国、ザンビア共和国、シエラレオネ共和国、ジャマイカ、シンガポール共和国、ジンバブエ共和国、スーダン共和国、スリナム共和国、スリランカ民主社会主義共和国、スワジランド王国、セーシェル共和国、セントクリストファー・ネーヴィス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、ソマリア連邦共和国、ソロモン諸島、タンザニア連合共和国、ツバル、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ共和国、トンガ王国、ナイジェリア連邦共和国、ナウル共和国、ナミビア共和国、ニュージーランド、パキスタン・イスラム共和国、バヌアツ共和国、バハマ国、パプアニューギニア独立国、パラオ共和国、バルバドス、東ティモール民主共和国、フィジー共和国、フィリピン共和国、ブルネイ・ダルサラーム国、ベリーズ、ボツワナ共和国、マーシャル諸島共和国、マラウイ共和国、マルタ共和国、マレーシア、ミクロネシア連邦、南アフリカ共和国、南スーダン共和国、モーリシャス共和国、ヨルダン・ハシェミット王国、リベリア共和国、ルワンダ共和国、レソト王国、レバノン共和国、ニウエ、香港

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■学生大使2016-2017からのメッセージ

慶応義塾大学 小西夏香

テーマ:【ビジネス】香港の企業とジョイントベンチャーを立ち上げるとしたら、どのようなビジネスを起業しますか。
タイトル:HJ Accelerator – Hub for Japanese Start-ups Worldwide –

小西夏香

私は香港と日本の両方の強みを生かしたビジネスを軸にテーマを考え、プレゼンテーションを作りました。まず香港と日本で暮らした体験をもとに、今必要とされているビジネスは何かを考え、その次にデータ収集を行い、より実現性のあるビジネスを発表できるよう心がけながら、プレゼテンテーションを作りました。

香港研修で一番の思い出は、香港中文大学の学生と一緒に観光や食事をした事です。現地のお店や、香港の学生の中で流行っていることを一緒に体験させてくれて、また彼ら自身、日本への留学が決まっていたので、なぜ日本に興味を持っているのかについてお話を聞くこともできました。短い期間でしたが彼らのおかげでとても濃い2週間になりました。今でも連絡を取り合える仲になれたので、彼らと出会えた事が私にとって最高の宝物です。

応募に際しては、香港に行ったことがあるなしに関係なく、自分が海外に行った時または日本にいる時に「こういうのがあったらいいな」と思った内容をプレゼンテーションにしてみて下さい。聞いている方々にわかりやすく伝わるよう心がけながらプレゼンテーションを作ると、審査員の方々を始め観客の方々にもきっと伝わると思います。香港学生大使はあらゆる可能性を広げてくれますので、ぜひ頑張って下さい。

武庫川女子大学 白井美羽

白井美羽

テーマ:【ビジネス】香港の企業とジョイントベンチャーを立ち上げるとしたら、どのようなビジネスを起業しますか。
タイトル:Future with Communibus

香港の魅力をどのように伝えようかと考えた時、私が訪れる度に利用していた、香港ならではの安くて速い「ミニバス」をテーマに、ビジネス部門でプレゼンテーションに挑みたいと考えました。ビジネスに必要な数字や実現可能性を何度も再考し、時間をかけてシンプルで見やすいスライドに反映させました。また、ジェスチャーをしながら、プレゼンテーションを楽しむことを心がけました。

香港研修では、夢だったキャセイパシフィック航空の本社に訪れる事ができ、また香港を代表する空の会社として、安全運航やサービス業務での使命を直接学ぶことができ、忘れられない思い出となりました。この貴重な経験が、大学卒業後に日本の航空会社に就職するきっかけともなりました。

最終選考に進むことが分かった瞬間から本番まで、時間の流れがとても速く感じました。秋の応募から冬の本番まで約4か月間ありますが、常にプレゼンテーションの事を考えて練習を重ねるときっとうまくいくと思います。どんな時も笑顔は忘れずに!

東京外国語大学 水上遥

テーマ:【ワーキングホリデー】より多くの日本人に香港でのワーキングホリデー制度を利用してもらうための効果的なプロモーションを考えてください。
タイトル:”Well Met!” Meeting Up Project in Hong Kong and Japan!

Haruka Mizukami

私は、香港での留学とインターンシップの経験から「ワーキングホリデー」をプレゼンテーションのテーマに選びました。アイデアを考える出発点は、私が留学中に直面した様々な困難をいつも親身になって助けてくれた香港の友人たちの存在でした。香港への留学やワーキングホリデーを考えている日本の若者たちが、計画の初期の段階から香港のサポーターを見つけて友達となり、日本にいながら必要な情報を得ることができるシステムを考え発表しました。

香港研修では2週間という短い間ではありましたが毎日が充実していました。香港特別行政区政府や香港中文大学の学生が主催して下さったイベントに参加し、日本人の知らない香港の素顔を新たに発見するために、企業や学生の方々への取材を行いました。最も印象的な出来事は、留学中から愛読していたブロガーさんに香港での生活事情について取材できたことです。このような貴重な経験ができたのも、香港学生大使になれたからです。皆様もぜひ香港杯に挑戦してみて下さい!応援しています。

慶応義塾大学 田頭佳果

テーマ:【グルメ】香港を代表する料理や屋台フードを日本のグルメ好きに紹介するにはどのようなプロモーションを行いますか。
タイトル:Delicious and Photogenic Hong Kong

Yoshika Tagashira

私は、テーマを見た瞬間に、香港大学短期留学中に魅了された、香港の見た目も美しく美味しい食べ物を思いつきました。留学中に撮ったそれらの食べ物の写真をプレゼンテーションにたくさん用いることで、見た目にも華やかなプレゼンテーションを作ることができたと思っています。

香港研修で最高の思い出は、現地の学生と一緒に香港で一番きつい山と言われる新界の「シャープピーク」にハイキングに出かけたことです。「シャープピーク」と言われるように山の傾斜が本当に急で、大変な思いをして登りましたが、頂上からの景色は本当に美しく息をのむほどでした。

今年応募される方へのアドバイスは、何でも自分が香港で一番好きな部分を選んで、楽しんで発表してほしいです。評価を得ようとしてプレゼンテーションを作ったり発表するのではなく、自分が伝えたい!と思う香港の魅力をプレゼンテーションに込めて楽しんで発表すれば、結果はついてくると思います。応援しています。

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