脳、脊髄、神経疾患に特化し
「患者のための脳神経医療」を実践

田辺脳神経外科病院
顕微鏡や手術ナビゲーションなどの先進機器を整備し、緊急手術に対応できる手術室が複数ある。
田辺脳神経外科病院
顕微鏡や手術ナビゲーションなどの先進機器を整備し、
緊急手術に対応できる手術室が複数ある。

世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の応神天皇陵すぐそばにある田辺脳神経外科病院は、「病と心を癒す、患者さまのための脳神経医療」を理念とし、2009年9月に開院。「断らない救急」をスローガンに掲げ、脳卒中をはじめとする脳神経救急に力を入れながら、脳、脊髄、神経疾患に特化した良質な医療を提供している。



院長 田辺 英紀

院長

田辺 英紀


たなべ・ひでき/医学博士。1984年大阪医科大学卒業。同大学、北野病院脳神経外科などを経て、城山病院脳脊髄外科センター長、院長2009年9月田辺脳神経外科病院開設。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医。


脳神経外科と脳神経内科が密に連携

 田辺脳神経外科病院は開院以来、これまでに5098件の手術を実施してきた。2019年1月から12月までの総手術数は577件。うち脊椎脊髄疾患はおよそ6割を占める。
 高齢化の進展に伴い、とくに頚椎・腰椎椎間板ヘルニア、頚椎症、腰部脊柱管狭窄症などの脊椎脊髄疾患は年々増加傾向にあるが、同院には田辺英紀院長を含め、脳神経外科医6名と、脳神経内科医2名が在籍し、脳、神経、脊椎脊髄疾患に特化した診断、治療を行っている。
 「脳神経外科と脳神経内科が垣根を越えて密に連携し、一緒に治療を行うのが当院の最大の特長です。脳から脊椎、胸椎、腰椎、末梢神経に至るまで全身の神経を総合的な視野に立って神経学的な鑑別診断を行い、症状の原因を突き止めます。整形外科とは違い、脳神経外科医のスタンスとは、患者様が困っている症状を機能的に治すこと。神経の機能が回復すれば、痛みやしびれなどの症状改善が期待できます。」と田辺院長は話す。
 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による手足のしびれや痛みは、脊髄や神経根が圧迫されることで生じる。保存的治療を行っても症状の改善がみられない場合、手術適応となる。同院には手術室2室があり、顕微鏡や手術ナビゲーションなど先進医療機器が揃っている。
 「脊椎脊髄疾患の手術は、脳神経疾患における手術と同じ精密な手技で、顕微鏡を用いて行います。頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症の場合、首前方を3センチほど切開し、器官、食道、筋膜などの組織を傷付けずに、脊髄や神経根の圧迫を取り除いていきます。腰部椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など腰の病気では、ヘルニア摘出術や、椎弓の一部や靭帯を切除するなどして除圧する部分椎弓切除術などを行います」と田辺院長。
 いずれも体への負担が少ない低侵襲な方法のため、術後約1週間で退院が可能で、日常生活への早期復帰が見込まれる。


患者の心の声を見逃さない

 「患者様の身体の病だけでなく、心の声を見逃さない」田辺院長が日々患者と接するとき、いつも大切にしていることだ。
 「患者様の望みは十人十色。完全に痛みを治してゴルフを楽しみたいという方もいれば、買い物など日常生活に差し障りがなければいいという方もおられます。大事なのは、その方がいまどんなことに困っていて、治ったらどんなことがしたいのか。そうした患者様の話をよく聞き、心の声を理解しようとする姿勢だと思います。これからも患者様の願いを叶えていけるよう、質の高い医療を提供してまいります」と田辺院長は語る。

田辺英紀院長を含め、脳神経外科医6名と脳神経内科医2名が在籍 開院からの手術件数の推移
開院からの手術件数の推移

田辺英紀院長を含め、脳神経外科医6名と脳神経内科医2名が在籍

Oアーム 手術中に使用するモバイル型CT
開院からの手術件数の推移

医療法人 ラポール会 田辺脳神経外科病院

医療法人 ラポール会
田辺脳神経外科病院

大阪府藤井寺市野中2-91
TEL.072-937-0012
http://www.aoyama-med.gr.jp/
medical-rapport/tanabe-neuro-hsp/
診療科目
 脳神経外科・脳神経内科
受付時間
 8:45~11:30/13:30~15:30
診療時間
 9:00~12:00/14:00~16:00
休診日
 土・日・祝日


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