共立美容外科・歯科 : WEB併載企画病院の実力2020 : 読売新聞オンライン

丁寧なカウンセリングと適切な治療計画で
患者さまの立場に立ったオーダーメイドの医療

共立美容外科・歯科は、患者さま一人ひとりの希望にしっかり耳を傾け、共に美しさを求めるところからはじまる。共立美容外科・歯科は開設以来30年におよぶ実績があり、経験豊富な医師により、質の高い医療を追究してきた。顔、ボディの施術から口腔内治療まで、いま特に力を入れている美容医療について話を聞いた。

CEO兼総括院長

久次米秋人

くじめ・あきひと／1983年金沢医科大学医学部卒。同年高知医科大学整形外科入局。1989年東京本院を品川に開設。2002年本院を新宿に移転。日本美容外科医師会理事、日本美容外科学会認定専門医。日本抗加齢美容医療学会会員。主著に『しわ伸ばしクリニック』『フェイスクリニック』『脂肪吸引クリニック』など。

担当医師によるカウンセリングが充実

　共立美容グループは、30年の歴史をもつ美容整形クリニックの老舗であり、新宿本院をはじめ、全国に25院を展開する。「理想的な自分」を希求する患者のために、顔からボディ、美肌、美しい口もとまで総合的な美容医療を提供する。
　多様なニーズに応えられるよう、大学病院に勤務し、確かな経験を積んだ医師達が多い。形成外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科、皮膚科、歯科と、多くの医師が在籍し、専門分野も多岐にわたる。
　「当院の医師は『カウンセラー』として患者様の希望に沿って適した治療法を説明し、看護師や歯科衛生士などの医療スタッフは『コンシェルジュ』として患者さまが快く治療にのぞめるよう案内しています。患者さま一人ひとりに十分な診療時間を取り、ご満足をいただける治療計画をたてていきます」と語るのは、ＣＥＯ兼総括院長の久次米秋人氏だ。
　患者さまは初診時、不安や迷いも多い。二重瞼も、すっきりした鼻筋も、その人の骨格や肉付き、肌質によってふさわしい形や、医学的な適応はさまざまで、患者さま一人ひとり異なる。できるだけイメージしてもらえるようにＰＣでモニタリングしながら、担当医と二人三脚。“なりたい自画像”をフォーカスしていく。
　「安心して施術・手術に臨めるよう、複数の医師によるカンファレンスも取り入れてきました。当日も担当医、補助医、麻酔医、看護師のチーム医療の下、安全性と痛みの少ない施術を心がけています」と久次米統括院長。
　施術後のアフターケアも充実しており、担当医がずっと“美のカウンセラー”として長いお付き合いになるように心がけている。

切開をしない先進医療を提供

　近年注目されている再生医療も導入しており、グループの中で、再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づき、第三種再生医療機関に認定された施設では「ＰＲＰ皮膚再生療法」に取り組んでいる。
　「この療法を応用して、『ダーマペン』という極細針を備えた器具を用いて、コラーゲンなど皮下組織の新陳代謝を高めます」と久次米院長。
　「スーパーハイフプロ」は高周波と高密度焦点式超音波（ＨＩＦＵ）を組み合わせた療法。真皮層とその下の筋肉層「ＳＭＡＳ層」に適切な熱を当て、細胞のタンパク組織を引き締めることで、頬やフェイスラインなどのたるみ改善を目指す。
　「“溶ける糸”によるリフトアップや、ヒアルロン酸、ボトックスによるシワ対策も低侵襲で痛みの少ない施術（いずれも自由診療）を選択する方が増えています」と久次米院長。
　女性に限らず、男性の来院も増加している。ビジネスシーンでは、若々しく溌剌とした第一印象もコミュニケーションツールの一つとなる。シワ、たるみ、シミなどのケアで、心にゆとりや自信が生まれるのは、老若男女を問わず望ましいことだという。

歯科医師

會田隆介

あいた・りゅうすけ／2008年鶴見大学医学部卒。同大学保存学教室や都内歯科医院勤務を経て、2012年より共立美容外科・歯科勤務。日本顎顔面インプラント学会、日本歯周病学会、日本歯科保存学会、日本口腔インプラント学会などに所属。これまで3000症例を越えるセラミック矯正を実施。

セラミック矯正なら短期間で治療

　共立美容グループの歯科医師の曾田隆介氏は、「インプラントからセラミック矯正・ワイヤー矯正・ホワイトニングとさまざまな治療で患者さまの口元をトータルに整えます」と語る。
　麻酔科の医師や看護師が在籍し、本格的な外科的医療にも対応可能なところから、顎の歯槽骨の切除・癒合を伴う受け口、出っ歯、歯茎が露出するガミースマイルの治療相談にも応ずるという。
　「当院で最もニーズの多いのがセラミック矯正です。矯正は単に美しい歯並びを実現するだけでなく、噛み合わせや咀嚼力など機能性も満足させなければなりません。ＣＴ撮影を行い、精密な立体画像を元に治療プランを検討します」と會田先生。
　噛み合わせが悪いと虫歯や歯周病の原因になったり、患者のＱＯＬを損なってしまう。
　セラミックは本物の歯のように自然で透明感ある色調と、耐久性を備えた人工歯である。ワンランク上のジルコニアやアルミナ素材を選ぶこともできる。
　「セラミックによる治療期間は概ね数週間。患者さまによっては、３ヶ月ほどワイヤー矯正を併用して歯列を整えるケースもあります。ただ、ワイヤー矯正だけの場合は数年を要しますから、比較すればずっと手軽です。医師としては、１日でも早く治療を終えたいと考えます」と會田先生。

インプラントは幅広い年代層が対象

　欠損歯のある方を対象に、インプラント治療にも力を入れている。ノーベル、ストローマン、アストラテックなど国際的によく知られるインプラントメーカーの素材を用いている。
　「インプラント（人工歯根）を最適な位置・角度に埋入するため、施術前にはＣＴ画像のデータを元に入念な術前シミュレーションを行い、安全性に十分に配慮しています。外科医と麻酔医の連携も重視。４本のインプラントをベースに、あご全歯のインプラント『オールオン４』治療も、当院で可能です」と會田先生。
　当日は安全を期し、複数のスタッフによるチーム体制で手術にのぞむ。
　同院では歯科医師と歯科衛生士による定期的なメンテナンスも必須としており、健康で美しい歯を長く大切に守る。
　共立美容グループの真髄は、患者一人ひとりの立場に立ったオーダーメイド医療にある。常に高度で新しい技術を早くから導入し、研鑽を重ね、患者様に適した治療を提供するために医療機器も刷新している。「患者さまの夢」を叶えるために、すべての医療スタッフが治療に従事している。