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「骨」は健康の要 〜意外と知らない「骨」の話〜

 「骨は大切な存在」と思っていても、普段目に見えないだけに意識は薄れがちです。骨には体を支えるという役割以外にも非常に重要な働きがあり、約3年のサイクルで生まれ変わっているそうです。10月8日は「骨と関節の日」。松岡修造さんが女子栄養大学教授の上西一弘さんと雪印メグミルク広報IR部長の畑本二美さんから骨の健康について話を聞きました。

骨の変化は気づかない

松岡 今日は「骨と関節の日」ということですが、正直な話、現役時代はそこまで骨を気にしていませんでした。中学生の頃から牛乳を1日2㍑くらいは飲んでいたおかげだと思います。身長も188㌢まで伸びましたし。

上西 骨は適度な負荷をかけることで鍛えられます。松岡さんのようにスポーツ選手は、自然と骨が丈夫になるのだと思います。

松岡 ただ、僕のおばが最近、転んで肋骨ろっこつを折り、入院したのですが、入院中に別の場所をまた骨折したのです。これは一体どういうことでしょうか。

上西 高齢になると、骨自体がもろくなり、次々と問題が続くことがあります。

畑本 骨のトラブルが原因で、介護が必要になる場合も多いです。健康寿命の観点からも、骨の健康は非常に大事です。骨がしっかりしていればいつまでも自分の力で自由に動けることはもちろん、姿勢を維持でき若々しく見えます。

上西 骨は体を支えるだけでなく、カルシウムを蓄えて、血液に供給する役割も果たしています。神経細胞の活動などに関わるカルシウムは、人間の生命維持に欠かせません。このため、カルシウムが足りないと骨からどんどんカルシウムを供給してしまい骨がもろくなってしまうのです。

松岡 僕は今53歳ですが、年齢と骨はどういう関係にありますか。

上西 骨量は、男性は20歳前後、女性は18歳前後をピークに徐々に減少し始めます。特に女性は50歳前後から減り方が早くなり、60歳前後でピークと比べ約3割も減ってしまいます。

畑本 女性は閉経や更年期などにより体に大きな変化が訪れます。骨密度もホルモンの影響を受けて低下しますが、自覚症状が出にくいので、見落とされがちです。

カルシウムだけでは不十分

松岡 どうして年を取ると骨量は減るのかもう少し詳しく教えていただけますか。

上西 骨では、「破骨はこつ細胞」と「骨芽こつが細胞」という2つの細胞が働いています。破骨細胞が古い骨を壊す一方、骨芽細胞がカルシウムを定着させて新しい骨を作ります。これによって、約3年のサイクルで全身の骨は生まれ変わる計算になります。ただ、加齢とともに骨を壊す動きが作る動きを上回るようになるのです。

松岡 骨をいつまでも丈夫にしていたいですが、やっぱりカルシウムをとることが重要なのですよね。

上西 もちろんです。ただ、それだけでは不十分です。カルシウムは摂取するだけではなく、体内に吸収し、骨に定着させる必要があります。実は摂取したカルシウムは 2~3割しか体に吸収されず、7割程度は体外に排出されてしまいます。腸が吸収するにはビタミンD、骨に定着するにはビタミンKが有効です。つまり、カルシウムだけではなく様々な栄養素を含んだバランスの良い食生活が、骨には大事です。

畑本 雪印メグミルクが牛乳の中から発見したMBP®というたんぱく質は、骨密度を高める機能があります。破骨細胞の過剰な働きを抑えるのと同時に、骨芽細胞を増やし骨にカルシウムが定着するのを助けます。ただ、MBP®は牛乳に0.005%しか含まれません。

骨密度を高めるMBP®

松岡 そんなに希少な成分をよく見つけましたね。

畑本 雪印メグミルクのミルク研究には90年近い歴史があります。その中で、早い段階から牛乳の機能面にも注目し、牛乳にはカルシウム以外にも、体に良い成分があるはずだと考えるようになりました。そこで牛乳の成分を細かく分解し、実験を繰り返した結果、およそ15年の歳月をかけMBP® を発見、商品化することができました。

上西 見つけられる確証がないのに、長い期間、企業として研究を続けたというのは、すばらしいと思います。

松岡 決して諦めないという強い思いがあったのでしょう。スポーツでも絶対にトップをとるんだという気持ちがなければ、そうなれません。

畑本 ミルクの可能性を信じる姿勢は、「未来は、ミルクの中にある。」という雪印メグミルクの現在のコーポレートスローガンとして引き継いでいます。

上西 私が現在心配しているのは、子どもたちの牛乳を飲む量が減っていることです。貯金のように、若い頃に骨量を増やしておくことは将来の備えになるからです。家族全員で一度、骨について話し合ってもらいたいです。

畑本 早い時期から骨の健康を意識することはとても大切です。一方で、何歳になっても遅すぎるということもありません。食事でも運動でも、骨のためになることを始めていただきたいですね。

松岡 僕は自分の骨に、これまできちんと感謝できていませんでした。今は「いい骨をしているよね」と言われるような年の取り方がしたくて、体と対話する気持ちで、MBP®をとっています。本当に必要なことだと分かれば、楽しく続けられます。皆さんも僕と一緒に骨のケアをしましょう。

雪印メグミルク健康推進アンバサダー
松岡 修造氏
プロテニスプレーヤーとして日本テニス界を長くリード。現在は、ジュニア選手の育成・強化とテニス界の発展に尽力する一方、メディアでも幅広く活躍中。今年3 月に雪印メグミルク健康推進アンバサダーに就任。

女子栄養大学 教授
上西 一弘氏
専門は栄養生理学。特に、ヒトを対象にしたカルシウム吸収・利用など骨に関連した論文を多数執筆。
 

雪印メグミルク 広報IR部長
畑本 二美氏
ミルクサイエンス研究所、人事部、お客様センターなどを経て、今年6月より現職。
 


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