ブランド創設から100周年を迎えたグッチ、ついに高級時計製造の世界に進出
1921年にフィレンツェで創設されたグッチは、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつだ。グッチの時計製造の歴史は1972年に始まり、ウォッチをコレクションに取り入れた最初のラグジュアリーファッションブランドとして、常にスイスメイドによる最高の品質を追求してきた。そしてブランド創設100周年という記念すべき節目を迎えた今年、ウォッチメイキングの歩みをさらに進め、スイスの時計製造における最高のノウハウ、先進的な製造技術、精妙な装飾技法の卓越した技術を結集させたハイウォッチメイキング コレクションを発表した。
ここでは、グッチのウォッチメイキングの歴史における新章の幕開となる本コレクションのうち3点を紹介する。これらのすべてに、100年という歴史の重みと脈々と受け継がれてきたクラフツマンシップ、技術力が息づいている。
■ GUCCI 25H
スイスに構えるケリングの最先端ムーブメントマニュファクチュールで開発・製造された、グッチ初のオリジナルムーブメント キャリバー「GUCCI GG727.25.T」を搭載したウルトラスリムウォッチ。その名の通り、このウォッチのケースは非常にスリムで、トゥールビヨン搭載モデルの厚さはわずか８ｍｍ。壮麗な印象を与えるイエローゴールド製で、腕になじむ軽やかな着け心地が特徴だ。40mm 、18kt イエローゴールド
※同モデルではプラチナ製も展開。
■ G-タイムレス
独創的なデザインを展開する「G-タイムレス」からは、グッチならではの装飾が施された「ダンシング ビー」が登場。「ビー(蜂)」がダイアル上で動きながらきらめきを放つ仕掛けが目を引く。本モデルは全面にホワイトダイヤモンドが輝き、まるでハイジュエリーのような華やかな魅力を備えた1本となっている。40mm 18kt ホワイトゴールド、ブラック アヴェンチュリン ダイアル、ダイヤモンドセッティングベゼル＆ブレスレット。
※同モデルで36㎜も展開。
■ グリップ
オートマティック ムーブメントにジャンピングアワー機能を備えたウォッチ。1時間ごとにジャンプするように時が進み、小窓に時間が表示される仕組み。写真のモデルはフェイスにマラカイトが贅沢に使われ、ベゼルのバゲットカットダイヤモンドがその神秘的な美しさを引き立てている。全体のデザインはすっきりとしながらも豊かな表情を備え、鮮やかなカラーが手元を彩ってくれる1本。38mm 18kt イエローゴールド、ダイヤモンドセッティング ベゼル。
※同モデルでタイガーアイ素材のブラウンカラー、ケースが18ktホワイトゴールドでフェイスがファルコンアイ素材のブラックカラーも展開。