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【PR】石原社長×パックン特別対談 新しい「ポケモン」の楽しみ方

ポケモンが提供するサービス「Pokémon HOME(HOME)」が11月、「Pokémon GO(GO)」との連携を開始した。GOやゲーム「ポケットモンスター」シリーズでゲットしたポケモンをクラウド上へ送ることができ、ソフトやゲーム機の垣根を越えて登場させて遊べるようになった。HOMEは今後の「ポケモン」において、どのような立ち位置になっていくのか。株式会社ポケモンの石原恒和社長と、GOの大ファンであるタレントのパトリック・ハーラン(パックン)さんに語り合ってもらった。

全てのポケモンが集まる!

――HOMEのコンセプトを教えて下さい

石原  HOMEのコンセプトは「すべてのポケモンが集まる場所」です。来年でポケモンは25周年を迎えます。これまでたくさんのソフトを世に送り出してきましたが、当初は新作が出ると、過去作で一緒に冒険したポケモンはどうしても置き去りになってしまっていました。ゲームでは当たり前のことかもしれませんが、ポケモンは「ポケモンバンク」の時代からそのことに挑戦し続けています。昔仲間にしたポケモンを最新作に連れてきて、一緒に遊べる環境を作りたい――。これまでのポケモンたちが一つの場所にいて、「今日はどのポケモンを連れてこようかな」と選べるような環境が理想です。HOMEはそのかなり近くまで来ました。

パックン  ポケモンは「手に入れる」というより、「出会う」という感覚に近いですね。ペット、友達、相棒・・・。しっくりくる表現は難しいですが、ゲットしたポケモンにはとても愛着が湧きます。僕はGOを中心に遊んでいて、中でも「レシラム」という伝説のポケモンは私のお気に入りなのですが、一度ゲットしたポケモンと、ゲーム機が変わったら一緒に遊べないというのはとても寂しい。他のゲームよりも、ポケモンにはその気持ちを強く持っています。

石原  ゲームのハードウェアは5年、ソフトは2〜3年で新しいものが登場したり、流行が変わったりします。ポケモンとしては、ソフトにいた大切なポケモンは常にクラウドの中にいて、いつでも冒険できるような環境を作りたいな、と思っています。HOMEはそれに近づいていますね。

パックン ポケモンは全部で何種類いますか?

石原  現時点(2020年12月24日現在)で、全部で898種類で、同じポケモンでも姿が違うものがいますから、それを含めるともっといます。GOはまだ登場していないポケモンもいるので、これからも徐々に増えていきますよ。

――パックンさんは「GO」を遊ばれているそうですね

石原 パックンのトレーナーレベルはいくつですか?

パックン  37です。今年の春に始めて、半年ちょっとでかなりやりました。子どもと一緒にやっていて、一緒に散歩するきっかけにしていました。「ポケモン ソード・シールド(ソード・シールド)」やHOMEは、まだやったことがないんですよね。

石原 HOMEを使えば、GOでゲットしたポケモンをソード・シールドに連れて行くことができます。色々な遊び方やこだわりがある中で、HOMEがそれをうまくまとめられればなと。その一つが、HOMEの中で「究極のポケモン図鑑」を完成させることですね。GOや過去のソフトから、ポケモンをたくさんHOMEに連れてきて、すべてのポケモンを集めてほしい。

――ポケモンは昔から「集める」ことに重きを置いていますね

石原  「ポケモン 赤・緑」の開発の時、自分もテストプレイをしながら、「このポケモンだけがゲットできていなくて、図鑑が埋まらず悔しい!」と何度も感じました。ゲームを進めることもだけど、集めることに夢中になっちゃう。プレイヤーにとって、図鑑を完成させてポケモンに詳しくなり、知的好奇心を満たすことが大切なんだと感じましたね。1匹1匹のポケモンの性質や特徴、能力を知って、「自分はポケモンに詳しいんだ。ポケモン博士なんだ」と思ったり、ポケモンについての知識を網羅したい気持ちが強くなるのかなと。そんな気持ちを、ポケモンは大切にしています。

パックン  ポケモンのすごいところは、楽しみ方が多様なところだと思います。たくさんゲットしたり、戦わせたり。僕はコレクターとしてよりも、ポケモンを強く育てて、自慢のポケモンでバトルに勝つのが楽しいですね。だから色々なポケモンをゲットして揃えておくんだけど、GOのポケモンボックス(捕まえたポケモンを入れておくところ)がすぐにいっぱいになってしまうんです。

石原 そういうときは、HOMEに送っておけば大丈夫ですよ。HOMEでは最大6000匹までポケモンを送り出すことができます 。

パックン  そんなにたくさん送れるんですね。 それなら、GOでゲットしたポケモンをHOMEに送り出したりして、HOMEも充実させたくなりますね。

家族で楽しむポケモン

――パックンさんはお子様とGOを遊んでいらっしゃいますが、その時の様子を教えて下さい

パックン  新型コロナウイルスの影響で学校や習い事がなくなった子どもたちにとって、GOが外出のきっかけになりました。時には自転車も使って、少し遠いところに足を伸ばしたり。僕とポケモンを交換したりもします。僕がちょっと強い方をあげたりして、「大人げあり」なパパになったり。

石原 パックンみたいな親子が増えているんでしょうね。

パックン  ゲームは親子のコミュニケーションのきっかけになりますね。子どもって大人に比べて、ゲームや電子機器の使い方を早く覚えるじゃないですか。そうすると、ゲームについて僕が教わるようになるんです。勉強は教えるけれど、ゲームは僕が教わる側。「教える」という行為は、子供にとってもとても大切です。教えることで学びますし、「パパより詳しいんだ」と自信にもなる。ポケモンの交換を持ちかけるときには、交渉や相談のやり方も学べますしね。

石原 ゲームは日本語でやっているんですか?

パックン  ゲームの設定は日本語ですが、会話は英語です。なので、英語での会話の中に、ポケモンの日本語名が混ざるのが面白いですね。

――ポケモンには「交換する」という楽しみ方がありますが、共通の趣味を持つコミュニティにおいて、「交換」はどういう役割を持つとお考えですか?

パックン  交換では「ウィンウィン」という関係が身につけられます。僕は東京工業大学で国際関係理論を教えていますが、リベラリズムの基本的な考え方の一つに、国際関係も市場のようなものだという概念があります。市場では、売る人も買う人も得をする取引がされますよね。売る人はお金を、買う人は欲しい物が手に入ります。国際関係もそれと同じで、国同士が欲しい物を交換して成り立ちます。貿易をはじめに、国際機構への協力や同盟関係の成立などがそうです。お互いに自分が得する関係、つまりウィンウィンの関係を築き上げていき、世界の平和を築いていこうというのが、市場リベラリズムというものです。市場の原点は交換にあります。

ポケモンの交換でも、ウィンウィンの関係を目指しますよね。「パパのこのポケモンが欲しいのかい?君はパパが欲しいポケモンを持っている?交換できる?成立だね」と、お互いが得する関係づくりができます。子どもにとっても、交換のスキルや交渉術などを学ぶいい機会になります。昔に比べて、ビー玉やメンコ、トレーディングカードゲームを持ち寄って交換する、という機会が減ったと思うので、それをポケモンの交換で学んでほしいですね。

石原  ポケモンの考え方の根本に「交換」という仕組みがあります。仮想世界の交換は、現実世界の交換に比べて、ウィンウィンになる関係を作りやすいんですよ。物同士だとどうしても個体差がありますから、どちらかがちょっと損をしたり、「こっちの方が珍しいから、そっちは多めに出してよ」ということにもなってしまう。デジタル同士の交換には、交換することで得をする要素が足せるんです。

ポケモンの中には、通信交換をすることで進化するポケモンがいます。進化したら強くなったり、図鑑も埋まりますから、交換したくなるじゃないですか。通信で進化するポケモン同士を交換して、進化させたら嬉しいですよね。他にも、交換でもらったポケモンは、自分でゲットしたポケモンより育ちが早いんです。デジタル同士の交換で、リアルでウィンウィンになれる。このアイディアを発明した時、「ポケモンの交換」が発生しました。交換する遊びは、リアルでの交渉術やコミュニケーションもありますが、お互いが得をする仕組みも生み出しています。

ポケモンを「集める」楽しみ方が進化する

――HOMEにも図鑑がありますね

石原  最も多くの種類のポケモンを集められるのがHOMEです。GOやこれまでのポケットモンスターシリーズでゲットしたポケモンをHOMEに集め、究極のポケモン図鑑を作ることができるのが、HOMEの大きな役割ですね。

パックン 色違いのポケモンも集められるんですか?

石原  もちろんです。HOMEには「じっせき」という機能があって、預けたポケモンの数や種類に応じて、HOME内でシールが貰えます。単に色々な種類のポケモンを集めるだけでなく、例えばピカチュウを30匹集めたり、特定のポケモン同士を交換する(例:エビワラー、サワムラー)など、シールが貰える条件はさまざまです。色々な集める楽しみに応えられるような作りになっています。

パックン  僕にGOを教えてくれた人は、「見てよこのめっちゃ強い色違い!」って自慢してくるんです。ポケモンには夢中になる仕掛けがたくさんあるし、ハマった人はどんどん燃え続ける奥深さがありますよね。

――GOはゲームと縁遠かった幅広い人たちに、ポケモンに触れる機会を作りました。

石原 GOは150以上の国と地域で遊ばれていて、総ダウンロード数が昨年10億を突破しました。ポケモンGOをリリースしてから、毎日ポケモンに触れる人が世界中でものすごく増えたんです。HOMEとの連携をきっかけに、ぜひ「ポケットモンスター」シリーズゲームにも触れてほしいです。ポケットモンスターには「ポケモン 赤・緑」 から「ポケモン ソード・シールド」までたくさんのソフトがあるので、まずはそれをつなげたいと考えました。もう一つは、ポケモンで家族をつなぎたい。「ポケモン 赤・緑」が登場して来年で25年になりますから、パックンのご家族みたいに、親子で遊ぶという形は成立し始めた。そこにもう1世代、「親・子・孫」でポケモンを遊ぶ形を作りたいです。GOからポケモンに触れた世代がゲットしたポケモンを、孫の「ポケモン ソード・シールド」に送って一緒に遊ぶ、などでしょうか。ポケモンもつなぐし、世代もつなぐ。その中心にHOMEがあってほしいです。

パックン 僕がゲットしたポケモンを、子どもだけでなく孫にも受け継いでいけるんですね。

石原  「これがおじいちゃんがゲットしたレシラムなんだよ」と、パックン一族に代々つなげていけます。まさに家宝のレシラムです。「お父さんが子供の頃にゲットしたポケモンを、HOMEを介して我が子にあげる」ということもよく聞きますし、とても嬉しいですね。

――HOMEのこれからについて教えて下さい

石原  HOMEはGOとやっと連携した段階。これから先のことはわかりませんが、もっと多くのポケモンコンテンツが、HOMEとつながるビジョンを描きたいです。


◆解説

「ポケットモンスター」は、様々な場所に生息する不思議な生き物「ポケモン」をつかまえ、育てたり戦わせたりして楽しむ人気ゲームシリーズ。1996年発売「ポケットモンスター 赤・緑」から最新作「ポケットモンスター ソード・シールド」まで約30タイトルを数え、シリーズが新しくなるたびに新しいポケモンが登場している。  「Pokémon HOME(HOME)」はスマホアプリである「Pokémon GO(GO)」と、ゲーム専用機「Nintendo Switch」「ニンテンドー3DS」などのゲーム機のソフトで集めたポケモンを、最大6000匹まで預けられるクラウドサービスだ。例えば、GOやこれまでのシリーズでつかまえたポケモンをHOMEに転送すれば、Nintendo Switchのソフトであるソード・シールドへ連れて行き遊べるようになる。親がGOでゲットしたポケモンを子どものソード・シールドに送ったり、新作に過去のシリーズで思い出のあるポケモンを連れてきたりと、ソフトやゲーム機を問わない幅広い遊び方が可能になる。


◆プロフィル

◇パトリック・ハーラン 1970年生まれ、米コロラド州出身。ハーバード大卒業後、93年に来日。福井市で英会話学校講師を務めた後、96年に上京し、97年お笑いコンビ「パックンマックン」を結成した。テレビやラジオへの出演のほか大学講師としても活躍中。お気に入りのポケモンは「Pokémon GO」で手に入れたレシラム。

◇いしはら・つねかず 1957年生まれ、三重県出身。「ポケットモンスター 赤・緑」以降、ポケモンのビデオゲーム全作品にプロデューサーとして携わる。98年、ポケモンセンター株式会社(現・株式会社ポケモン)の設立と同時に社長に就任。ポケモンブランドのマネジメントとプロデュースを手がける。


「Pokémon HOME」©2020 Pokémon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

「Pokémon GO」©2020 Niantic, Inc. ©2020 Pokémon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc. 

ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。 

ニンテンドー3DSのロゴ・ニンテンドー3DSは任天堂の商標です。

Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。

「Pokémon HOME」 公式サイトはこちら