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新型コロナで再注目! 体の健康はお口の健康から。口腔ケアの重要性とは

 コロナ禍が長期化する中、口腔(こうくう)ケアの重要性に再び注目が高まっている。口の中を清潔に保てば、虫歯や歯周病の予防だけではなく、健康維持にも効果的であるという見方が広がり、研究が進んでいるためだ。

 日本歯科医師会もホームページ上で、口腔ケアに関する専門家コラムを複数掲載するなど啓発に力を入れており、口腔内を清潔にすることが体の健康に対しても有効である可能性を指摘しているのだ。

 実際、1995年の阪神大震災や2011年の東日本大震災では、長引く避難所暮らしで歯磨きや入れ歯のケアがおろそかになった結果、細菌が繁殖し、不調を訴えるお年寄りが増えた。

 口腔ケア用品の中には直接的に作用するものがあり、一部の歯磨き剤や医薬部外品には殺菌成分を含有したものもある。自粛期間中口腔ケアに注目が集まる報道も多く、科学的根拠がまだ十分ではないとして議論を呼んだものもあるが、その後も研究が続けられており、口腔内環境への関心は確実に高まったといえる。

 広島大学大学院医系科学研究科小児歯科学・野村良太教授(口腔細菌学)は 「口腔ケアは、かつては虫歯や歯周病の予防のためだったが、コロナ禍の今、 全身の健康維持において一層重要な役割を担ってくるだろう」と話す。

 研究の進展は、消費者の意識にも変化をもたらしている。 口腔ケア製品メーカーのウエルテック(本社・大阪市北区)と読売新聞が共同で行った「コロナ時代における口腔衛生に関する意識調査」では、口腔ケアがウィズコロナ時代には重要だと考える人が、そう考えない人の3.8倍に達した。

 調査は6月6~7日、全国の一般消費者を対象にインターネット上で実施し、224人から回答を得た。「口腔ケアはコロナ対策の面で有効だと思いますか?」との問いに対して、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」が計54.0%、「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」が計14.3%だった。一方、「どちらともいえない」と慎重な姿勢を見せた人も31.7%いた。

また、コロナ前より口腔ケアを意識するようになったと答えた人は40.6%と、そう思わない人(25.9%)の1.6倍、商品購入時に効果・効能を意識する人の割合も65.7%と、意識しない人(12.1%)の5.4倍と高い値を示し、消費者が「お口の健康」に高い関心を寄せていることが明らかになった。

一方、「コロナウイルス感染症とは長く付き合っていく必要があると思いますか?」という質問には、77.2%が「思う」と回答。「思わない」(8.1%)の9.5倍に達した。

 口腔ケアへの意識が高まる中、注目を集めているのがウエルテックの薬用洗口液「コンクールF」だ。足もとの売り上げは、コロナ前と比べて約20%増。1990年の発売以来、歯科医院に販路を絞る戦略で、地道に支持を増やしてきたが、コロナ禍で知名度がより高まることとなった。

ウエルテックの薬用洗口液「コンクールF」

高い殺菌力

 まず注目すべきは、殺菌力の高さだ。コンクールFの殺菌成分である「グルコン酸クロルヘキシジン」は、歯の表面や粘膜に長時間とどまり、7~12時間程度、口腔内の細菌増殖を抑制するとの研究結果がある。対応する菌のリストは11項目あり、幅広くカバーしているところが興味深い。
 実はこの「7~12時間」という時間の長さに大きな意味がある。日本人の睡眠時間は7時間前後とされる。つまり、寝る前にコンクールFを使えば、最も菌が増殖しやすいとされる睡眠中をやり過ごすことができるのだ。朝起きた時の口臭予防に、就寝前の新習慣として期待できるだろう。

歯科医院向けシェアトップ

 ウエルテックのデータによると、コンクールFは歯科医院向けの洗口液市場でメーカーシェア約80%(2021年)とトップ。洗口液市場全体でのリピート率が約15%なのに対し、コンクールFのリピート率は約50%といい、根強い支持が人気を支えている。「歯科医の指導のもとで使用した人のリピート率は80%にまで上がる」(担当者)という声もあり、広く利用されていることが伺える。

 発売以来販路を歯科医院に絞ってきたのは、「歯科医療従事者の指導のもとで試してもらい、良さをわかっていただいた上で、信頼されること」を目指したからでもある。鮮やかなグリーンの液体の使用感を試した結果、徐々に家庭でのセルフケア用に買い求める人が増えたという。

経済的

 実は費用が手頃であることも手を伸ばしやすい理由の一つだ。100ミリリットルで税込み1,100円と、一見割高なように見えるが、そのまま希釈せずに使用するタイプの市販品に対して、コンクールFは5~10滴を100倍程度に水で薄めて使用するため、1回あたりのコストは1.4~2.8円と割安だ。あえてサイズを小さくし、携行性を高めたが、1本で360~700回使うことができる。

子供の歯みがきにも有効

 コンクールFは歯周病菌だけでなく、虫歯を引き起こす虫歯菌にも作用することが確認されている。このため、小学生以上の子供たちの歯磨きの際に併用することも提案されている。
 学童期は、親の管理から離れつつある一方で、ブラッシングの手技が未熟な時期でもあり、必然的に磨き残しが生じやすくなる。さらに学童期に生えたばかりの永久歯は「幼若永久歯」と呼ばれ、大人の永久歯よりも歯の外側であるエナメル質が柔らかく、菌に侵されやすい。このような学童期にこそ歯磨きを補う医薬部外品の洗口液は重要だという。

オススメの使い方

 就寝前、歯磨き後の使用で、その後は飲食をしないこと。洗口液は薬用成分を口中にとどめることが前提なので、洗口液使用後は何もせずに就寝することが最も有効。洗口液使用後に水でうがいしてしまっては、効果が半減されてしまう。

 意外と知られていないのは、洗口液に含まれる殺菌成分は、歯磨き粉に含まれる泡立ち成分「ラウリル硫酸ナトリウム」によって不活性化してしまうこと。泡立つ歯磨き粉を使った後すぐに洗口液を使用すると、洗口液の薬用効果が半減してしまっているかもしれない。泡立ち成分を含まない歯磨き粉の方が、殺菌効果に影響しないという。ウエルテックでは泡立ち成分無配合の「ジェルコートF」も販売している。


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