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読売大学セレクション-神戸大学

大学セレクション

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神戸大学

知と人を創る異分野共創研究教育グローバル拠点

トップインタビュー

領域を超えた協働・共創でイノベーションを加速

神戸大学 藤澤 正人 学長

神戸大学 藤澤正人 学長

多彩な学びと研究がそろう 国内屈指の国立総合大学

 神戸大学は10学部15研究科、1研究所と多数のセンターを持ち、約1万6000人の学生が学ぶ国内屈指の規模を誇る国立総合大学です。1902年の創設以来、「学理と実際の調和」を理念に掲げ、基礎から応用まで、さまざまな分野で先端的な研究を展開してきており、新たな知を創造し、イノベーションを創出して社会実装につなげ、社会に貢献してきています。

 本学では、多様性、国際性、卓越性、学際性に富んだ教育を進めてきており、産官学連携を視野に入れた異分野共創教育に注力し、社会課題解決能力を涵養するとともに、世界で活躍できるグローバル人材の育成に努めてきています。

社会変革を実現するまでの“すべて”に携わる力を養う

 本学での学びを通して身に付けてもらいたい力の1つが、「イノベーションデザイン力」です。これは、「社会を変革するまでの全工程を組む力」のことです。優れた技術があったとしても、それだけで社会変革は起こせません。製品化し、市場で受け入れられる方策を立案・実行し、ときには法を整備したり倫理的な課題もクリアすることで社会変革は成し遂げられるのです。

 ここで必要となるのが「総合知」と呼ばれる専門分野の壁を超えた幅広い知識や、国際的な視野です。物事を俯瞰して学びを深める力や、専門性や価値観の異なる人と共に目標へと歩む「協働・共創」という姿勢も欠かせません。そこで本学では、特色ある5つの研究拠点が密に連携した「デジタルバイオ・ライフサイエンスリサーチパーク構想」を推進するなど、全学的な教育研究の活性化に取り組んでいます。

 2025年4月には、高度なAIやデータサイエンスとそれらを用いた社会のシステムを探究するシステム情報学部と、医療と工学を融合させて医療機器開発に通じた人材を育成する医学部医療創成工学科を設置します。これらの学部・学科に代表されるように、社会のニーズに応える高度専門人材を育成することも本学の特色です。

最短6年で博士号が取得可能。入試に「女子枠」を導入

 意欲ある学生が本学で可能性を広げてくれることは、私たちの大きな顧いです。そこで、システム情報学部では、学部・大学院一貫教育により最短6年間で博士号を取得できるプログラムを設けています。理工系学部への「女子枠」の導入など、入試改革も推進します。

 多彩な学びや研究を体験できる本学は、「自分はいかにして社会に貢献するか」をじっくりと考えることができる場所です。ときには失敗しながらも目標へ挑戦を積み重ねていく「タフなチャレンジャー」に集ってもらいたいと考えています。

国登録有形文化財となっている六甲台本館

■Profile■
藤澤正人(ふじさわ・まさと)
1989年神戸大学大学院医学研究科修了。2005年より神戸大学大学院医学研究科教授、その後、医学部附属病院長、医学研究科長を経て、21年より現職。国産初の手術支援ロボット「hinotori」の開発をけん引した存在としても知られる。

デジタル技術と総合知で社会課題の解決に挑む
【システム情報学部】

システム情報学部 臼井 英之 教授(学部長就任予定)

システム情報学部 臼井英之教授(学部長就任予定)

 デジタル技術を用いて新たな学問分野を開拓し、指導的な立場で活躍する高度情報専門人材を育成することは大学の重要な使命です。そこで本学は2025年4月、工学部情報知能工学科を母体としてシステム情報学部を設立します。

 本学部の第一の特色は、最短6年間で博土号を取得できることです。これにより、いち早い人材の育成を求める社会の要請に応えます。同時に、時間と費用の負担を抑えながら高度な知識・技術を習得したいという学生の思いにも応えます。

 第二の特色は「反転教養」です。通常は低学年次に幅広い教養を学んだうえで専門分野の学びヘ進むというカリキュラムを“反転”させ、専門分野を学んだ後に教養科目を学びます。これにより、高度な学びへの意欲を備えて入学した学生の思いに早期から応えます。また、「専門性をいかにして活かすか」という視点をもって教養科目の幅広い学びに取り組むことを可能にします。

 第三の特色は「異分野共創」です。3年次から参加できるプロジェクト研究ベースの「C3教育プログラム」では、大学院生、教員、企業の担当者など世代や所属組織、専門性の異なる人とともに活動。社会課題の解決に対してシステム情報からアプローチし、自らの専門性を活かす力を養うことができます。

システム情報学実験の様子。取得したロボット動作データをもとに、プログラミングによってロボットの最適なモデル化や制御を行う

 学部名にある「システム」とは、「何か機能を持った塊」という意味です。細胞も学校や企業といった組織も、宇宙もシステムです。生命を動かすために血液が必要なように、システムを動かすためには情報が必要です。本学部は単に情報を学ぶのではなく、「情報を使っていかにして社会課題を解決するか」に主眼を置いています。反転教養をはじめとした本学部の学びの仕粗みは、すべてその目標のために考えられ、整備されたものです。社会課題に興味があり、その解決のための知識や技術を身に付けたいと考えている人にこそ、本学部で学んでもらいたいです。

未来の医療をつくる創造的開発人材を育成
【医学部 医療創成工学科】

医学部 医療創成工学科 村垣 善浩 教授(就任予定)

医学部 医療創成工学科 村垣善浩教授(就任予定)

 人口の高齢化や医療技術の進歩などにより、医療機器の重要性は高まる一方です。大半の医療機器を輸入に頼るという現状のなか、国産医療機器の開発に大きな期待が集まっています。

 医療機器の開発には、医療とエ学という2つの分野を橋渡しする存在が重要になります。開発するだけでなく許認可の取得やマーケティングなど、社会実装まで導く人材の役割も非常に大きいです。医療機器の開発に全プロセスにわたって携わり実用化をけん引する「創造的開発人材」を育成するのが、医学部医療創成工学科です。

 本学科の第一の特色は、医学部内の学科ならではの医療現場での実習です。医師や他の医療従事者とのコミュニケーションを通して現場のニーズを探索することで、真に必要とされる医療機器を開発します。

 第二の特色は、能動的学習と実践的な教育です。医学や工学にとどまらない多彩な学びや各分野の専門家とともに学ぶことなどを通して、創造的思考、システム思考、デザイン思考、批判的思考、さらにコミュニケーションスキルを磨くことができます。これらは、変化の激しい社会において重要な素養となり、分野を問わず活躍できる土台となってくれます。

 第三の特色は医療機器開発プロセスの体系的な教育です。ニーズの探索、コンセプト立案、試作、臨床などでの試験、許認可申請、販売と、事業化を踏まえた実践的な医療機器開発を学ぶことができます。

最先端機器「バイオ3Dプリンター」を使用し、学生と教員(大谷教授)が研究を行う様子

 第四の特色は、集合知による課題解決教育です。本学科では、医師や医療機器メーカーの技術者はもちろんのこと、看護師、弁理士、許認可などの専門家、販売の専門家など、多様な専門人材とのかかわりを通して学ぶことができます。これにより、自ら課題を見出し、その解決策を創造し、社会で突破する力を身に付けることができます。

 文系出身者も含めて、医学や工学に興味があり、好奇心旺盛な人の入学を期待しています。一緒に未来の医療をつくりましょう。

学部・学科

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