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新春は海と山の魅力あふれる香川県へ!

新春は、温暖な気候と近畿圏からのアクセスも良好な香川県への旅はいかがでしょうか。「仕事で県外から帰ってきた時も、瀬戸大橋など海の風景、地元の山が視界に入ってきた途端にホッとします。うどんだけでなく、ほかにも見どころがいろいろあるんですよ」と地元愛にあふれるフリーアナウンサー中野美奈子さんに、香川県の魅力をたっぷりお話しいただきました。

海の神様を祭った香川県のパワースポット 金刀比羅宮ことひらぐう

仲多度郡琴平町892-1
「こんぴらふねふね……」と民謡にも歌われた「こんぴらさん」。正式には「金刀比羅宮」といい、その昔は伊勢神宮に次ぐ、庶民の「あこがれの聖地」でもありました。

香川県で生まれ育った中野さんにとっても「こんぴらさん」は特別な存在だといいます。「魚市場の仕事をしていた祖父に小さい頃からよく連れてきてもらいました。後で知ったのですが、海の神さまが祭られているのですね。海上安全を祈願して、大型船のスクリューをイメージしたオブジェも奉納されていますよ」

さて、こんぴらさんといえば、御本宮まで785段も続く石段も特徴です。「大変なんですけれど1段ずつ上るうちに、なぜか不思議な力が湧いてきます。私にとってのパワースポットです」

時には、御本宮からさらに583段上ったところにある厳魂いづたま神社までお参りすることもあるのだとか。「威徳巖いとくのいわという断崖につくられたてんぐの彫物も見ごたえがあるので、ぜひ頑張って(笑)行っていただきたいです」
幸福の黄色いお守り+ミニこんぴら狗 1500円


参詣の記念にと中野さんがすすめるのは、飼い主の代わりにお参りしたと伝わる「こんぴら狗(いぬ)」がモチーフの「幸福の黄色いお守り+ミニこんぴら狗」です。「うちの子もこんぴら狗を目指して上りきってくれました。参道にも魅力的なお店がたくさんあるので楽しんでくださいね」

金刀比羅宮近くのおすすめスポット

【おみやげ】  木のおもちゃLittleMe

やさしい天然木を使ったおもちゃ・雑貨・キッチン用品、アクセサリーなどを販売。「購入したグッズや好きなデザインの木片に、名前やメッセージを彫ってもらえるので、オリジナルのネームプレートなどが作れます」

〈住所〉 香川県仲多度郡琴平町806-1
〈電話〉 0877-73-4773
〈営業時間〉 9:00~17:00
〈定休日〉 不定休

【グルメ】 軽食&スイーツ  ことひらテラス

こんぴらどらやき 各500円

地元の漆器が飾られたエントランスが目印。香川の伝統的もち菓子「おいり」をトッピングしたソフトクリームのほか軽食も楽しめます。「あんにフェアトレードのカカオを使用した『こんぴらどらやき』が気になっています」

〈住所〉 香川県仲多度郡琴平町716-5
〈電話〉 0877-75-0001
〈営業時間〉 9:00~16:30
〈定休日〉 年中無休

ぐるっとまるごと四国の海を紹介 四国水族館 

金刀比羅宮と同じく、中野さんが家族でたびたび訪れるスポットの一つが四国水族館です。四国各地の水景をテーマにした水族館で、エリアごとに水槽を設けて海の生きものを紹介しています。
「この水族館をとても身近に感じるのは、食卓にも並ぶような四国近海の魚が見られるからかもしれません。子どもたちとも『このお魚って、思っていたより泳ぐのが速いね』と盛り上がります」

特に好きな場所は、四国の南岸を流れる世界最大の暖流・黒潮を表現した「綿津見の景」という中野さん。四国最大級となる650㎥水槽の中で、飼育が難しいとされるカツオ類がいきいきと泳ぎ、雄大な水景を見事に再現しています。

「訪れる度に、新しい魅力を発見できます。のんびりした『瀬戸内海のヌシの景』もいいですよ。コブダイがかわいいんです(笑)」。なわばりで暮らし、あまり泳ぎ回ることのない主(ぬし)たちが、テトラポットを配したユーモラスな水槽で潜んでいる姿もぜひ見てほしいといいます。

綿津見の景
瀬戸内海のヌシの景
えスポットとして欠かせないのは、2階の海豚イルカプールです。「夕日が沈む瀬戸内海をバックにジャンプするイルカたちの姿に、毎回、胸がときめきます」

そして今、注目を集めるのが2024年2月29日まで開催中の干支えと展「UTA ZOOうたずー~2024 たつ~」です。来年の干支えと「辰」にちなんで金刀比羅宮に伝説が残る「龍」と、龍と似た特徴を持った生きもの「ワニ」を様々な角度で比較しています。

太古のワニ「マチカネワニ」の化石、頭骨のレプリカ、8mにもなる再現イラストをはじめ、普段は非公開である金刀比羅宮の「天井龍図」を実寸大で再現したパネル=メイン写真=が早くも話題を呼んでいます。「天井龍図」は金刀比羅宮にゆかりのある画家・冷泉為恭れいぜいためちかの大作で、漁師たちが信仰した琴平山の山頂に住む龍神を力強く表現しています。

太古のワニ「マチカネワニ」の化石
「この企画展で、こんぴらさんの龍伝説も改めて詳しく知ることができました」と満足げな中野さん。「逆鱗げきりんに触れるの『逆鱗』は、龍にもワニにもある体の一部だったんですね! すごく勉強になります」

「龍のフォトスポット」で記念撮影をした後は、おみやげのチェックも欠かせません。今年は「干支えと展UTA ZOO~2024辰~特別デザイン魚朱印」をはじめ、おみくじ・干支鈴など新年にちなんだグッズが満載。「四国水族館とこんぴらさんがコラボした御朱印、これはレアですね。ぜひほしいです」と笑顔で話す中野さんでした。

冬季限定 ペンギンあんまん&ペンギン肉まん
干支展UTA ZOO~2024辰~特別デザイン魚朱印

四国水族館近くのおすすめスポット

【カルチャー&カフェ】 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

丸亀市ゆかりの画家・猪熊弦一郎から寄贈を受けた約2万点の作品を常設展で紹介。また現代美術を中心とした企画展を開催しています。「建物は自然光をふんだんに取り込んだ開放的な構造で、とてもオシャレなカフェもありますよ」

〈住所〉 丸亀市浜町80-1
〈電話〉 0877-24-7755
〈営業時間〉 10:00~18:00(入館は17:30まで)
〈定休日〉 月曜日(祝休日の場合はその直後の平日)、年末12月25日から31日、および臨時休館日

カフェMIMOCA
〈営業時間〉 10:00~18:00 (L.O.17:00) ※通常営業の場合
※ランチタイム:11:30-15:00(金、土、日のみ)数量限定

【カルチャー&体験】 丸亀うちわミュージアム

名園「中津万象園」内にある博物館。国の伝統的工芸品である「丸亀うちわ」の歴史や文献の展示、職人によるうちわづくりの見学や製作体験ができます。「丸亀市はうちわ生産量が日本一で、全国シェア90%を占めています。技巧を凝らした丸亀うちわの技術をぜひ、ご覧くださいね」

〈住所〉 丸亀市中津町25−1 (専用駐車場有)
〈電話〉 0877-24-7055
〈営業時間〉 9:30~17:00(入館は16:30まで)
※うちわづくり体験は前日までに要予約。

〈定休日〉 水曜日(祝休日の場合はその直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)


フリーアナウンサー
中野 美奈子さん
1979年香川県生まれ。慶應義塾大学卒業。2002年フジテレビ入社。アナウンサーとして「めざましテレビ」「情報プレゼンターとくダネ!」などを歴任。12年にフジテレビを退社し、フリーに。現在は丸亀市に活動拠点を移し、地域の情報発信に努めている。丸亀市文化観光大使。