広告 企画・制作 読売新聞社ビジネス局

一人でも多くの人がAED を使えるように。私たちができること。

社内認定講師の中でも特に優れた“達人”による講師向け教育の様子

あなたのそばに、AED がある社会を実現する

キヤノンシステムアンドサポート株式会社は、キヤノンマーケティングジャパングループの一員として全国152 拠点のネットワークをもち、キヤノンのイメージング技術とIT で企業・地域社会の課題解決を支援しています。
地域社会が抱える課題に目を向けると、事故や災害など、私たちの安全を脅かす要素は数多く存在します。当社では、安心・安全な地域社会の実現に向けたさまざまな取り組みを推進しており、 AED※1 の普及・啓発・教育による社会貢献活動もその一つです。日本国内では、年間 8 万件以上もの突然の心肺停止が発生しており、救命措置が間に合わず命を落とすケースも少なくありません。この社会課題に対応するため、当社では 2010 年より全国の拠点への AED 導入に着手。一部拠点では屋外設置や社有車搭載を行うなど、地域社会における AED の配置を推進しています。

大切なのは、AED が使える人を増やすこと

一人でも多くの命を救う社会をめざして、配置と同様に大切なのが、AED を使える人を増やすためのトレーニングです。救急隊を待つ間に、勇気を持って AED による処置を行えれば、命を救える可能性が高くなります。大切なのは「一歩踏み出す勇気」がもてること。当社では約 400 名の社内認定講師による CPR ※2 (心肺蘇生法)講習を、社員だけでなく全国のお客さまやビジネスパートナー、グループ会社に対して実施。これまでに23万人を超える方々に受講いただきました。現在は 30 万人達成をめざして活動を進めています。
受講者30万人をめざす意味を込めた缶バッジ。全社員に配布しています。

受講者の「一歩踏み出す勇気」につながる講習を。

社内認定講師の中でも「知識力」「対応力」「実務経験」に優れた講師を「達人」に認定しています。

達人たちは社内教育を通して、講習の質の向上に努めています。なぜなら、私たちは受講者が「自分ごと」として意識できる質の高い講習を実施することが重要だと考えており、それが「一歩踏み出す勇気」につながると信じているからです。
日頃触れることのない機器だからこそ、講習の際には受講者が「家族や、大切な人が倒れたら…」と「自分ごと」として捉えていただけるよう伝え方を工夫しなければなりません。

達人たちは社内認定講師に「受講者に伝わる講習とは何か」を伝え続けています。

「達人」の熱い想い

社内認定講師に対し、講習の質の向上に繋がる教育を実施している「達人」たち。彼らの想いや出会ったお客さまについて聞きました。
(左から)斉藤・遠藤・伊藤
斉藤:私は、講習の前にお客さま先の近くにあるAEDを確認し、設置場所を伝えて身近に感じてもらえるよう工夫しています。そうすることで、お客さま同士で「あんな所にあったんだね」といった会話に繋がります。こうした地道な行動の積み重ねが大切だと感じています。
実際に、講習が終わった後に「駅までの道のりでAEDを探してみよう」というお客さま同士の会話を耳にした際は、とても嬉しく感じました。

遠藤:講習に参加される方の中には、不安や戸惑いがある方もいらっしゃいます。そのため、私は少しでもその不安を取り除くことができるよう、丁寧な講習を心掛けています。そして、大切な時間を割いていただくからこそ、毎回緊張感を持って臨んでいます。

伊藤:私が特に伝えたいことは、勇気をもってAEDを使えるようになってほしいのはもちろんですが、もし使えなくてもその場に一緒にいるだけで十分役に立てることがある、ということです。それが、一人ひとりの勇気ある一歩に繋がると信じています。

一人でも多くの人がAEDを使える社会へ。そのきっかけとなる活動を、今後も続けていきます。

※1.AED:Automated External Defibrillatorの略。自動体外式除細動器
※2.CPR:Cardiopulmonary Resuscitationの略。心肺蘇生法