がんになっても生きがいを感じながら働き続けるためには、どうすればよいのでしょうか。本講座では、講演やディスカッションを通じて考えていきます。ぜひご参加ください。
共催:認定NPO法人 西日本がん研究機構(WJOG)/アストラゼネカ株式会社 協力:読売新聞大阪本社ビジネス局
※締め切りました
会場聴講100人募集:2月2日(金)17:00締切
日時
2024年2月4日(日)13:30~16:10
会場
大阪歴史博物館 講堂(大阪市中央区大手前4-1-32)
〈アクセス〉
大阪メトロ谷町線・中央線「谷町四丁目」駅2号・9号出口
大阪シティバス「馬場町」バス停前
プログラム
開会の挨拶(5分)
和歌山県立医科大学付属病院/認定NPO法人西日本がん研究機構(WJOG)理事長
山本 信之氏
(やまもと のぶゆき)
1989年和歌山県立医科大学医学部卒。国立がん研究センターレジデント、近畿大学医学部、静岡がんセンターを経て、2013年から和歌山県立医科大学内科学第三講座教授、現在、腫瘍センター長、臨床研究センター長、バイオメディカルサイエンスセンター長、副院長を兼務。 日本肺癌学会常任理事、日本呼吸器学会理事、日本がんサポーティブケア学会理事。
《講演①》(30分)肺がん治療の進歩と、長期生存時代における両立支援の重要性
新潟県立がんセンター新潟病院内科・内科部長/認定NPO法人西日本がん研究機構 常任理事
三浦 理氏
(みうら さとる)
2000年新潟大学医学部卒。2002年新潟大学第二内科(現:呼吸器感染症内科)入局。2009年から静岡県立静岡がんセンターにて薬物療法修練医レジデントを経て、がん薬物療法専門医となる。2011年新潟大学医歯学総合病院呼吸器感染症内科非常勤医師・特任助教を経て、2015年から新潟県立がんセンター新潟病院に入職、2016年から現職となる。地方のがんセンターでがん診療を行いながら、臨床研究を通してがん診療にかかわる日本全国の若手医師の育成指導にも携わっている。日本肺癌学会評議委員・肺癌診療ガイドライン委員。
《講演②》(20分)医師の立場から
NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク代表理事/岩手医科大学客員教授/東京慈恵会医科大学客員教授
高橋 都氏
(たかはし みやこ)
1984年岩手医科大学卒。一般内科医として都内で10年勤務後、東京大学大学院で国際保健学を専攻。東京大学、獨協医科大学で社会医学系の教員として勤務。2013-2020年に国立がん研究センターがんサバイバーシップ支援部長として、がん経験が社会生活に及ぼす影響に関する研究と支援実践に取り組む。この間、2017年に胆管がんの夫を自宅でみとる。定年退職後、NPO法人日本がんサバイバーシップネットワークを設立し、「学ぶ」「楽しむ」「発信する」を合言葉にして活動している。港区立がん在宅緩和ケア支援センター「ういケアみなと」のアドバイザーとしても勤務。
《講演③》(20分) 産業医の立場から
産業医科大学 産業生態科学研究所 災害産業保健センター 教授/産業医科大学病院 就学・就労支援センター 副センター長
立石 清一郎氏
(たていし せいいちろう)
2000年産業医科大学医学部卒業。2009年より産業医科大学産業医実務研修センター教員を経て、2017年より産業医科大学病院両立支援科診療科長および就学・就労支援センター副センター長。2021年より産業医科大学産業生態科学研究所災害産業保健センター教授。資格は労働衛生コンサルタント(保健衛生) 、日本産業衛生学会専門医・指導医、日本消化器病学会専門医など。産業医科大学災害産業保健派遣チーム事務局。研究テーマは両立支援、災害時の労働者の健康管理、女性の健康管理など。令和3年度日本産業衛生学会奨励賞。令和3年度福岡防災賞。
《講演④》(20分) 企業と患者、双方を知る立場から
サッポロビール株式会社 人事部 プランニング・ディレクター
村本 高史氏
(むらもと たかし)
1964年東京都生まれ。1987年東京大学文学部卒、サッポロビール入社。2009年に頸部食道がんを発症し、放射線治療で寛解。2011年、人事総務部長在任時に再発し、手術で喉頭全摘。その後、食道発声法を習得。がん経験者の社内コミュニティ「Can Stars」の立上げ等、社内で治療と仕事の両立支援策を推進。現在はNPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク副代表理事や厚生労働省「がん診療連携拠点病院等の指定検討会」構成員、「厚生科学審議会がん登録部会」臨時委員も務めている。
WJOG活動報告(5分)
新潟県立がんセンター新潟病院内科・内科部長/認定NPO法人西日本がん研究機構 常任理事
三浦 理氏
《休憩》(10分)
《パネルディスカッション》(50分)がんと就労について考えよう
▼パネリスト
神奈川県立循環器呼吸器病センター 呼吸器内科 医長/認定NPO法人西日本がん研究機構 理事・教育広報委員・WING(呼吸器グループ若手会)代表
池田 慧氏
(いけだ さとし)
2007年金沢大学医学部卒、呼吸器専門医・がん薬物療法専門医。倉敷中央病院等での研修を経て、2015年より現職。肺がんの薬物療法を専門とし、日本肺癌学会ガイドライン薬物療法及び集学的治療小委員会委員や、西日本がん研究(WJOG)など臨床試験グループの委員を務める。また、日本肺癌学会教育研修委員会委員/肺がん医療向上委員会委員、日本臨床腫瘍学会学術集会部会恒常委員(患者支援・survivorship)、WJOGがん治療と仕事の両立支援プロジェクトメンバーとして、就労支援を推進する活動を行っている。
新潟県立がんセンター新潟病院内科・内科部長/認定NPO法人西日本がん研究機構 常任理事
三浦 理氏
NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク代表理事/岩手医科大学客員教授/東京慈恵会医科大学客員教授
高橋 都氏
産業医科大学 産業生態科学研究所 災害産業保健センター 教授/産業医科大学病院 就学・就労支援センター 副センター長
立石 清一郎氏
サッポロビール株式会社 人事部 プランニング・ディレクター
村本 高史氏
NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会 理事長
松本 陽子氏
(まつもと ようこ)
1965年愛媛県出身。19歳のとき、父親をがんで亡くす。NHK松山放送局で医療問題の取材に取り組んでいた33歳のとき、子宮頸がんが見つかり、手術と抗がん剤治療を受ける。2008年、愛媛でがん患者と家族の会を設立、2009年NPO法人化。2015年、全国がん患者団体連合会を仲間と共に設立。一般社団法人全国がん患者団体連合会 副理事長。
閉会の挨拶(5分)
新潟県立がんセンター新潟病院内科・内科部長/認定NPO法人西日本がん研究機構 常任理事
三浦 理氏
※プログラムは現段階の予定であり、今後変更する場合があります。
参加申し込み方法
参加ご希望の方は、下記の応募フォームからお申し込みください。
※応募多数の場合は抽選。当選者には参加案内のメールをお送りします。
申し込みの際の個人情報は、「読売新聞社個人情報保護方針」に従って取り扱います。
※締め切りました
会場聴講100人募集:2月2日(金)17:00締切
◆問い合わせ◆
「WJOG大阪市民公開講座」事務局
TEL:06-6364-9005(平日10時~17時)
メール:jimukyoku@oys.jp