マネー対談「老後2000万円問題」で裾野広がる資産運用 カギは“無理なくコツコツ”

マネー対談「老後2000万円問題」で裾野広がる資産運用 カギは“無理なくコツコツ”

フリーアナウンサー平井理央さん・マネーコンサルタント頼藤太希さん
フリーアナウンサー平井理央さん・マネーコンサルタント頼藤太希さん

自分や家族の豊かな暮らしを守るには、計画的なお金の備えが欠かせません。
しかし「一体何から始めればいいのか」と考えあぐねている人も少なくないでしょう。
そこでフリーアナウンサーの平井理央さんが「月5000円からはじめる 最新!ほったらかし投資」(宝島社)の監修者として注目を集めているマネーコンサルタントの頼藤太希さんに、資産運用の基本について聞きました。

平井理央さん・頼藤太希さん

一度始めてしまえば ほったらかしでOK

一度始めてしまえば ほったらかしでOK

平井
日本人には資産運用に対して「怖い」「面倒」といったイメージを持つ人が多いように感じます。
頼藤
確かに投資を「ギャンブル」のように誤解し、敬遠されている方が少なくありません。でも“資産運用の基本”さえ理解していれば、気軽に始めることができるんですよ。
平井
資産運用の基本とは何でしょうか?
頼藤
1つ目は「分散」です。例えば1つの会社の株だけを持ったとしたら、株価が上がった際にたくさん儲かる一方で、倒産した場合などは大きな損をすることになりかねません。しかし値動きの異なる複数の資産にお金を分散すれば、大きく減るという事態を避けやすくなります。分散投資を望むなら、資産運用のプロであるファンドマネージャーが、集めた資金を分散して運用してくれる投資信託がおすすめです。
頼藤太希さん
頼藤
1つ目は「分散」です。例えば1つの会社の株だけを持ったとしたら、株価が上がった際にたくさん儲かる一方で、倒産した場合などは大きな損をすることになりかねません。しかし値動きの異なる複数の資産にお金を分散すれば、大きく減るという事態を避けやすくなります。分散投資を望むなら、資産運用のプロであるファンドマネージャーが、集めた資金を分散して運用してくれる投資信託がおすすめです。
頼藤太希さん
平井
プロに任せられるなら、私のような金融商品に詳しくない人でも始められそうです。
頼藤
2つ目は「積立」です。投資信託をベストのタイミングで売買するのは、プロであっても至難の業。でも毎月一定額ずつ購入していく積立なら、価格が高い時には少しの量(口数)だけ、低い時にはたくさん買えることになります。
平井
「あの時にもっと買っておけばよかった」なんて一喜一憂しなくていいんですね(笑)。
頼藤
2018年からは「つみたてNISA」という制度が導入されました。これを利用して年間40万円まで投資することができ、そこで得た利益は最長20年間、非課税になるんですよ。
資産運用の基本の3つ目は「長期」です。長く運用し続ければ、短期的な相場変動に左右されにくくなり、結果としてリスクに見合ったリターンを得やすくなります。
[参考]先進国株式を毎月1万円ずつ20年間つみたて投資していたら

出所:Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
1999年12月末から毎月末1万円を計240回投資したと仮定して試算。表示桁未満は四捨五入。
※先進国株式はMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)を使用しています。MSCIコクサイ・インデックスに対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。※上記は積立投資のイメージを持っていただくための市場指数を用いたシミュレーションであり、ファンドの運用実績を示すものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。※上記は一期間の試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。特定の投資対象が値上がり続ける場合、もしくは値下がり続ける場合には、購入時期を分散させることがマイナスに働くこともあります。

選び方のポイント「コスト」に注目

選び方のポイント「コスト」に注目

平井
それらの基本を踏まえて資産運用にチャレンジするとして、具体的にはどのように商品を選べばいいのでしょうか?
頼藤
商品選びの基準は年齢や許容できるリスクなどによって異なります。平井さんのような「働き盛りの30~40代」の方なら、収入があり、運用できる期間も長いので“ミドルリスク・ミドルリターン”、例えば国内外の幅広い株や債券で運用しているバランス型の投資信託から選ばれるのが良いでしょう。
また私は、資産運用の基本の4つ目として「低コスト」であることも重視してほしいと考えています。
平井理央さん
頼藤
商品選びの基準は年齢や許容できるリスクなどによって異なります。平井さんのような「働き盛りの30~40代」の方なら、収入があり、運用できる期間も長いので“ミドルリスク・ミドルリターン”、例えば国内外の幅広い株や債券で運用しているバランス型の投資信託から選ばれるのが良いでしょう。
また私は、資産運用の基本の4つ目として「低コスト」であることも重視してほしいと考えています。
平井理央さん
平井
投資信託のコストとは?
頼藤
投資信託には買うときの「購入時手数料」、持っている間の「信託報酬」、売るときの「信託財産留保額」という主に3つのコストがあるんです。中でも信託報酬は一般的に、運用成績に関わらず、運用期間中ずっと支払うものなので、当然ながら低い方がいい。
平井
信託報酬の低いファンドがあるんですか?
頼藤
投資信託は東証株価指数などに連動して市場平均と同じような値動きを目指す「インデックスファンド」と、ファンドマネージャーが独自の銘柄選択や資産配分でよりよい運用成績を目指す「アクティブファンド」に大別されます。運用にかかる手間などの違いから、信託報酬はインデックスファンドの方が低い傾向にあるんですよ。
[参考]信託報酬が運用成果に与える影響

※100万円を年率3%の利回りで20年間運用すると仮定し、各信託報酬率における運用成果の違いを示しています。信託報酬率の大小が長期的に運用成果へ与える影響を明示するためのシミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではありません。複利にて計算し、税金・手数料等は考慮していません。

毎月の手取り2割程度を目安に

毎月の手取り2割程度を目安に

平井
さて、投資信託はいくらくらい買うのがいいでしょうか?
頼藤
私はいつも「資産形成に充てるのは“毎月の手取りの2割程度”を目安に」とアドバイスしています。もちろん、それが難しければ、可能な金額からで構いません。できるだけ早く始めて、少しでも長く運用されることをおすすめします。
平井
いま頼藤さんが注目されている商品は?
頼藤
「eMAXIS Slim」です。国内外の株式や債券など様々な資産に連動するファンド、一度に8つの資産へ分散投資できるバランス型ファンドなど、計13本のシリーズです。先ほどお話しした信託報酬が低いことが特徴で、平井さんのような方に注目していただきたいファンドです。
平井
なるほど、分散・積立・長期・低コストの運用を目指す人にピッタリなんですね。私も詳しく調べてみようと思います!
とことんコストにこだわるファンド eMAXIS Slim
頼藤さんのワンポイントレッスン「インデックスファンド」とは?
頼藤さんのワンポイントレッスン「インデックスファンド」とは?

東証株価指数(TOPIX)など、株や債券の「指数に連動する運用を目指す投資信託」のこと。それぞれの市場の平均に近い値動きが期待できるため、初心者にも分かりやすく、信託報酬率(運用コスト)が低く抑えられているのも特長です。三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズには「全世界株式」や「米国株式」など様々なタイプがあるので、ご自身の考えに合うものを選ぶことができます。

積立投資アンケート

積立投資をしている男女1,236人に聞いてみました!

毎月の積立金額は「毎月2万円未満」が約半数

「1万円未満」が25%「1万円以上2万円未満」が26%「2万円以上3万円未満」が15%。
多くの人が無理のない金額で、コツコツ投資しているようです。

値下がりしても「ほったらかし!

「基準価額が大きく下落した場合の行動は?」という質問には56.3%の人が「特に何もしない」と回答。
ちなみに2番目に多かったのは「毎月の積立金額を増やす」(17.6%)でした。(複数回答)

積立投資の目的は「老後のため」が7割超

積立投資をしている目的は「老後資金」71.6%「特に決まっていない」21.6%
3位以下は旅行資金、教育資金、住宅購入資金と続きました。(複数回答)

過去の自分に一言「もっと早く始めて」!

「積立投資を始める前の自分に送りたいメッセージ」の上位3つは「もっと早く始めておけ」(47.2%)
「もっと勉強しておけ」(43.1%)「つみたてNISAを使っておけ」(36.5%)という結果に。(複数回答)

【調査概要】 ■出所:三菱UFJ国際投信調べ ■調査期間:2019年9月 ■調査方法:インターネットリサーチ
■調査対象:投資信託の積立(確定拠出年金を除く)をしたことがある20歳以上の男女 ■有効回答数:1,236人

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【eMAXIS Slimのリスク】

■基準価額の変動要因
基準価額は、株式・リート市場の相場変動による組入株式・リートの価格変動、金利変動による組入公社債の価格変動、為替相場の変動等により上下します。また、組入有価証券等の発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の影響を受けます。これらの運用により信託財産に生じた損益はすべて投資者のみなさまに帰属します。
したがって、投資者のみなさまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
投資信託は預貯金と異なります。
主な変動要因は、価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスク、流動性リスク、カントリー・リスクです。上記は主なリスクであり、これらに限定されるものではありません。くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。

【eMAXIS Slimに係る費用について】

購入時 購入時手数料 ありません
保有期間中 運用管理費用
(信託報酬)
ファンドにより定められた一定率(年率0.0968%(税抜 年率0.0880%)以内~年率0.22%(税抜 年率0.2%)以内)を日々の純資産総額にかけた額

※上場投資信託(リート)に投資する投資信託の場合は上場投資信託の費用がかかりますが、上場投資信託は市場の需給により価格形成されるため、当該費用は表示しておりません。

その他の費用・
手数料
監査費用、有価証券等の売買委託手数料、保管費用、マザーファンドの換金に伴う信託財産留保額、信託事務にかかる諸費用等

※上記の費用・手数料については、売買条件等により異なるため、あらかじめ金額または上限額等を記載することはできません。

換金時 信託財産留保額 ありません

※2020年3月17日時点

上記の費用(手数料等)については、保有金額または保有期間等により異なるため、あらかじめ合計額等を記載することはできません。なお、ファンドが負担する費用(手数料等)の支払い実績は、交付運用報告書に開示されていますのでご参照ください。

<課税関係>課税上は、株式投資信託として取扱われます。個人投資者については、収益分配時の普通分配金ならびに換金時および償還時の譲渡益に対して課税されます。NISA(少額投資非課税制度)およびジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)の適用対象です。また、一部のファンドはつみたてNISA(非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度)の適用対象です。税法が改正された場合等には、変更となることがあります。

《ご注意》
上記のリスクや費用項目につきましては、eMAXIS Slimを構成する投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、eMAXIS Slimを構成する投資信託のうち、ご負担いただくそれぞれの費用における最高の料率を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前によく投資信託説明書(交付目論見書)でご確認の上、慎重にお選びください。

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