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早稲田大学・DAYS JAPAN共催
―フォトジャーナリズム・フェスティバル開催

 「フォトジャーナリズム・フェスティバル」は早稲田大学とDAYS JAPANの共催によるものです。

 「ジャーナリズム」といっても広範囲におよぶため、今回は「フォトジャーナリズム」の視点から「現場のジャーナリストの仕事にふれて再認識する」「ジャーナリズムに信頼を取り戻す道を模索する」「激変するメディア界の将来について考える」などジャーナリズムの全般について問いかけます。

 例えば、ジャーナリストの仕事、とくに人権や生命を守るための役割を理解するという点では、ビジュアル・ジャーナリズムも活字ジャーナリズムも、基本的には共通の基盤を持ちますが、このジャーナリズムの基盤が理解されないまま、器であるメディアの種類だけが語られる傾向があります。

 経営が中心に語られる「メディアの危機」ではなく、「ジャーナリズムの危機」を考え、人々は何を知る必要があるのか、何を伝えるべきなのか、ジャーナリストは何を守るべきか、この問題に絶えず立ち返り、現場のジャーナリストたちの仕事にふれながら、メディアの状況、未来についても考える機会をもちます。

 本フェスティバルは展示・講演会などイベントを行うとともに、早稲田大学が長いジャーナリズムの歴史をもつ大学であるため、本学でのジャーナリズム教育の活動を紹介します。また、各イベントも学生をはじめとしたボランティアの協力を得て、インタラクティブな活動を行っていきます。

 その期間はコア期間を2週間とし、前後数か月にわたる長期間の複合的イベントとなります。学生はもちろんのこと幅広い層を対象としていますので、みなさまにご参加いただき、ジャーナリズムへの意識がより高まることを希望します。

詳細

開催期間
2009年9月28日(月)~2010年2月27日(土)

会場
早稲田大学内各所、一部学外(交渉中) 21号館(大隈記念講堂)、27号館(小野梓記念館: 小野記念講堂、ワセダギャラリー、地下1階通路)、26号館(大隈記念タワー: 125記念展示室)、戸山キャンパス(学生会館)ほか

入場料
早稲田大学学内開催イベントは無料

共催
早稲田大学(文化推進部)、DAYS JAPAN

学内参加箇所
[A](1)政治経済学術院 (2)文学学術院 (3)教育・総合科学学術院 (4)川口芸術学校
[B](1)教務部 (2)学生部 (3)総務部(総務課) (4)キャンパス企画部 (5)広報室
[C](1)ジャーナリズム教育研究所 (2)イスラーム地域研究機構
[D](1)オープン教育センター (2)平山郁夫記念ボランティアセンター (3)エクステンションセンター

全体および個別イベント共催・協力・協賛・後援等(予定)※50音順
清里フォトアートミュージアム/株式会社シグロ/東京都新宿区/株式会社ニコンイメージングジャパン/毎日新聞社(写真部)/日本放送協会(NHK)/早稲田大学生活協同組合など

オープニングイベント紹介

「生命のコンサート」音楽と写真のコラボレーション

「知る」「伝える」「生命をまもる」日本で最大のフォトジャーナリズム・フェスティバルの幕開けとして、歌と写真と語りによるコンサートを開催します。
会期:2009年11月23日(日) 14時40分
会場:早稲田大学 大隈記念講堂 大講堂

加藤登紀子(歌手)

 人間と地球の命のメッセージを謳い上げる加藤登紀子。隠れた名曲「Rising」は、地球と人間の営みと尊厳の曲。広河隆一の写真を背景に歌います。「Revolution」「百万本のバラ」に加えて新曲「1968」を歌います。 世界の若者が未来を信じた、この時代の想いを共有したいと思います。

●プロフィール
東京大学在学中に、第2回日本アマチュア・シャンソンコンクール優勝。1966年「赤い風船」でレコード大賞新人賞受賞。69年「ひとり寝の子守唄」でレコード大賞歌唱賞受賞。71年「知床旅情」で、2度目のレコード大賞歌唱賞受賞。92年スタジオジブリ『紅の豚』(監督:宮崎駿)に声優として出演、担当。毎年末には恒例の「ほろ酔いコンサート」を各地で実施。東京は12月26日~28日有楽町よみうりホールで開催。

問合せtel:03-3352-3875
公式サイト: http://www.tokiko.com/

ナターシャ・グジー(チェルノブイリの歌手)

 チェルノブイリ事故で被曝したウクライナ人歌手。悲劇を乗り越えていく希望を、民族楽器バンドゥーラを奏でながら、「水晶」にたとえられる澄み切った声で歌います。「防人の詩」「いつも何度でも」「白い翼」「遥かに遠い空」をお届けします。

●プロフィール
ウクライナ生まれ。1986年4月26日、6歳のときチェルノブイリ原発で爆発事故が発生し、原発からわずか3.5キロの所で被曝した。8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。「チェルノブイリこども基金」の招きで、民族音楽団のメンバーとして2度来日し、全国で救援公演を行う。NHK『ねがい~世界に広がる平和の歌~』、テレビ朝日『徹子の部屋』、日本テレビ『誰も知らない泣ける歌』など出演番組多数。

公式サイト: http://www.office-zirka.com/

MINA(アイヌ歌手)

 日本の先住民族アイヌとしてのアイデンティティ、アイヌ語や文化を音楽と映像で表現します。

●プロフィール
アイヌの父、日本人の母の間に生まれる。幼少よりアイヌ古式舞踊を習う。2006年首都圏在住のアイヌの若者とともにAINU REBELSを立ち上げ、伝統舞踊・歌と現代文化を融合させる。全国各地でライブ活動を行い、テレビ、新聞、雑誌など各種メディアにも取り上げられる。09年よりソロ・アーティストとしての楽曲制作・ライブ活動を開始。

公式サイト: http://www.ainupride.com/ap/

青柳拓次(アーティスト)

 今回のフェスティバルによせて、広河隆一の写真のために新たに作曲した「チェルノブイリの子どもたち」「パレスチナ」「消えた村々」「いのち」など5曲をスライド上映とともに演奏・発表します。

●プロフィール
Little Creatures、ソロユニット・KAMA AINA、青柳拓次名義で、活動。テキスト、サウンド、ビジュアルを用いて表現するアーティスト。1999年、主演と音楽を担当した映画「タイムレスメロディ」が、釜山国際映画祭でグランプリを受賞。2004年、KAMA AINAのベスト盤(Dominoより)が、イギリスのClassic FMでAlbum of monthに選ばれる。09年、舞台「トリツカレ男」、映画「ホノカアボーイ」、「eatrip」の音楽を担当。詩画集「ラジオ塔」や絵本「つきのなみだ」を上梓。

公式サイト: http://www.tone.jp/artists/aoyagitakuji/index.html

立松和平(作家)

 早大卒の作家で日本ペンクラブ平和委員長。レバノン戦火の経験のある立松和平が、「ジャーナリストと世界」について話します。

●プロフィール
1980年 『遠雷』(映画化)で、野間文芸新人賞。パリ・ダカールラリーにナビゲーターとして出場。『パリ・ダカ 砂の水平線』を執筆。1993年 『卵洗い』で、第8回坪田譲治文学賞。1997年『毒 - 風聞・田中正造』で毎日出版文化賞受賞。行動派作家として知られ、自然環境保護問題にも積極的に取り組む。純文学作家としては異例なほど著書(200冊以上)が多い。近年は仏教への関心を深めておりエッセイも多数ある。

公式サイト: http://www.tatematsu-wahei.co.jp/

広河隆一(DAYS JAPAN編集長、フォトジャーナリスト)

 早大卒のフォトジャーナリストが戦場の生と死について語ります。爆撃のなかで生死をさまよった時に聞いた加藤登紀子の「Rising」のエピソードなども紹介。今を生きる若者たちにメッセージをおくります。

●プロフィール
1967年に早大学卒業後、イスラエルに渡り、1970年に帰国後、中東問題と核問題を中心に取材を重ねる。1982年のレバノン戦争とパレスチナ人難民キャンプの虐殺事件の記録で、IOJ世界報道写真コンテスト 大賞・金賞受賞。そのほか1989年 チェルノブイリとスリーマイル島原発事故の報告で、講談社出版文化大賞受賞、2002年 「パレスチナ 新版」(岩波新書)で早稲田ジャーナリズム大賞、2003年「写真記録パレスチナ」(日本図書センター)で土門拳賞受賞。 日本テレビ、NHKを中心にチェルノブイリ、中東などの報道番組を多数制作発表。編集長を務める月刊誌DAYS JAPANは、2009年度日本写真家協会賞を受賞。

公式サイト: http://www.daysjapan.net/

ご予約

当日参加もできますが、ご予約されることをお勧めいたします。お名前・ご連絡先・参加人数をご明記の上、kikaku@daysjapan.net または03-3322-0353(FAX)までお申し込み下さい。

ご予約された方には、当日受付で広河隆一撮影「パレスチナの子どもたち」A4版サイン付を差し上げます(上記参照)。
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