早稲田大学の教育・研究・文化を発信 WASEDA ONLINE

RSS

読売新聞オンライン

ホーム > ニュース > 早稲田大・東京女子医大連携 先端生命医科学センター発足

ニュース

早稲田大・東京女子医大連携 先端生命医科学センター発足

 早稲田大学が東京女子医大学と連携し、医学と理工学を融合させた先端医科学研究を行う「先端生命医科学センター」(新宿区若松町2-2)が4月1日、発足しました。同センターは東京女子医大河田町キャンパスの隣接地に完成した地上3階、地下2階、延べ約2万平方メートルの新施設「先端生命医科学研究教育施設」(50号館)に入居、両大学が連携して臓器移植や再生医療、医療用ロボット、遺伝子診断技術など幅広い分野で共同研究を行います。また、連携型の大学院設立も目指します。

 早稲田大学は先進理工学研究科などを、女子医大は既存の研究所などを同センターに移転。総勢400人以上となる研究者が共同で使用できる実験室があるほか、人工臓器で手術の練習をする「ドライラボ」も造る予定です。

 1965年から早稲田大学は人工心臓、人工臓器など医学と工学にまたがる学際的領域で、東京女子医大との研究協力を進め、数々の成果を挙げてきました。新しい施設には医理工の英知を結集して先進的な研究開発を発展させ、生命医工学系の新学問領域を追究したいと考えています。

 同センター発足にあたり、早稲田大学の白井克彦総長は「21世紀の大きな問題である医療・健康に取り組むうえで、医学・理工学分野の多くの研究者が同じ場所で恒常的に研究できる施設が完成した意味は大きい」とし、東京女子医大の宮崎俊一学長は「国際競争力を持った新しい医療テクノロジー開発の基礎研究を行い、産学官が連携して端医科学に応用する拠点となる。医学、理工学の連携がますます発展していく中、自由に共同作業を行う画期的で先端的な施設としたい」と語りました。