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▼2017 早春号

SPECIAL REPORT

早稲田で描くキャリアプラン
―「人生・進路・働く」を考える―

早稲田大学が考える“就職活動”とは、「就職」がゴールではありません。
卒業・修了後も自分らしく、やりがいを持ちながら社会に貢献できる仕事を自分の目で選択する活動と考えています。
早稲田大学では、就職活動中だけでなく入学後から卒業した後も、キャリアを形成していくチャンスが学内外に、多様に用意されています。それらを通じて、学生たちは自らの人生、働くということについて考え、進路を選び取っていく力を養います。“早稲田ならではのキャリア支援”について、ご紹介します。

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キャリアセンターからのメッセージ

 大学でのキャリア形成において、就職はひとつの大きなポイントとなります。
早稲田の就職について、キャリアセンターからのメッセージとともに特徴あるデータを紹介します。

柔軟なキャリア支援で学生本意の未来設計をサポート

佐々木ひとみ
キャリアセンター センター長

 早稲田大学生の就職先の特徴は、例えるなら「富士山」でしょうか。就職者の半分は人気企業ランキングの上位300社に入り、国家公務員(総合・一般)試験の合格者数も全国トップ。本学卒業生の活躍はその質と量で、日本を代表する高さと存在感を放っています。一方で、就職先総数は3,000機関、産業分類にある漁業以外の全ての37業種、46都道府県に広がるなど(2015年度卒業生)、学生は実にさまざまな道を選んでいます。まさに富士山の裾野のように四方に向かって広く長く広がり、社会を支えているのが早稲田の人材です。

 日本経済団体連合会のアンケート調査によると、企業が新卒採用時に重視する能力として、コミュニケーション力、主体性、チャレンジ精神、協調性が上位にあがっています。早大生にとってこれらの能力は、本学の教育プログラムや多様な人間が集うキャンパスで切磋琢磨する中で伸ばすことができます。早稲田での充実した大学生活を通して、学生は個性と「人間力」を磨きあげ、それぞれのキャリアの一歩を踏み出します。その選択が多種多様であること、これが本学の強みであり伝統だと感じます。

 あと10年もするとAI(人工知能)の発展や少子高齢化の影響などから、大きく仕事や働き方が変わると予測されており、今ある組織や業務が将来も同じ形かどうかは分かりません。だからこそこれからの時代は、生涯を通して主体的に学び、困難に粘り強く取り組み、そして自分で自分の道を切り拓く強い意志と実行力が重要となってきます。学生の皆さんには「就活対策」に囚われ過ぎず、将来を見据えてさまざまに挑戦し、自分ならではの大学生活を送ってほしいと思います。キャリアセンターでは、具体的に就職を意識した学生へのキャリア支援はもちろん、まだキャリアを思い描けない学生の「みらい設計」支援も行っています。学部等と連携したキャリアガイダンスや先輩OB・OGとの懇談会、センター主催インターンシップなど、仕事や将来を考えるためのプログラムを多数実施しています。

 本学には「自主独立」の精神で就職活動をする学生も多いですが、第三者からの目線が欲しいとき、不安や疑問があるときなど、気軽にキャリアセンターを利用してほしいですね。センター主催の就職支援行事は年間250回以上、個別相談件数は延べ1万件に上ります。面接対策や相談のために繰り返し個別相談を利用する学生もいれば、イベントのみ参加している学生もいます。学生それぞれの目的と計画に合わせ、上手にセンターを利用してもらいたいと思います。また、キャリアセンターでなければ得られない早大生に特化した独自情報の収集にも力を入れており、内定者の体験記や各社のOB・OG名簿、企業の人事担当者などから得た早大生向け企業情報も随時提供しています。近年は、留学生のキャリア支援の充実とともに、障がい学生、LGBT学生等のキャリア支援にも取り組み始めています。

 キャリアセンターは、今後も多様な方向性を持つ学生一人ひとりが自分に合った方法で利用できる環境を整備してまいります。

数字で見る早稲田の就職

早稲田の卒業生の進路は、就職7割、進学2割、その他1割。
このうち文系の学部生は83.3%が就職、8.0%が進学。一方、理系の学部生は29.1%が就職、67.4%が進学しています(2015年度)。
卒業生の就職先や地域に関するデータを見てみると、学生のキャリア設計が多様性に富んでいることが分かります。

学部生の主な就職先業種(2015年度)

※基幹理工・創造理工・先進理工学部の卒業生は7割が進学

学部生の主な就職先業種(2015年度)
金融 1508人 公務員 508人
メーカー 1169人 マスコミ 470人
情報通信 884人 不動産・建設 357人
専門サービス 728人 旅行・運輸 302人
商業 619人 10 教員 120人
本社所在地別の進路決定者数(2015年度)

 国内では46都道府県、海外では19地域の企業や団体に卒業生が就職。世界での活躍地域は年々拡大傾向で、国内の地域創生にもグローバルにも人材を輩出していることが分かります。

COLUMN
QS社「Graduate Employability Rankings」で2年連続国内1位

 世界的に影響力の大きい大学ランキングを作成・発表している英国のQuacquarelli Symonds(QS)社の「QSGraduate Employability Rankings2017」において、早稲田大学は国内1位、世界26位(アジア6位)となりました。国内1位は2年連続で、卒業生の活躍や企業との連携実績が評価されました。

スタンフォード大学 カリフォルニア大学バークレー校
マサチューセッツ工科大学 10 プリンストン大学
清華大学 26 早稲田大学
シドニー大学 29 東京大学
ケンブリッジ大学 48 東京工業大学
エコール・ポリテクニーク 51~60 名古屋大学、大阪大学
コロンビア大学 61~70 慶應義塾大学
オックスフォード大学