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キャンパスナウ

▼2015 錦秋号

SPECIAL REPORT

5万人のキャンパスライフ

世界の仲間と仲間とともに成長する

グローバルキャンパス

さまざまな価値観や異文化に出会うことは、人間的な成長を後押しします。
早稲田大学では、約5,000人の留学生との交流の場を提供しているほか、多数の海外派遣プログラムを用意しています。

留学センター
早稲田⇔世界の留学を手厚くサポート

国際部学生支援担当課長 留学センター調査役
山口博之

 早稲田大学では、年間約2,000人が40の国や地域の協定大学に留学しています。留学を希望する学生に問うのは、留学の意味と将来のビジョンです。留学斡旋のエキスパートである職員が何度も相談に乗り、約500校の受け入れ先の中から、その学生にあった大学を提案しています。約1年間の交換留学、ダブルディグリー、半年間の中期留学、数週間の短期留学など、あらゆる留学のニーズに答えられる多様なプログラムを用意し、常に新しいプログラムを開発しています。最近では新入生を対象に、5月の連休を利用してマレーシア、ベトナム、台湾での短期プログラムを実施しました。また、学生の関心が高い地域を考慮しながら新規の協定校を増やしており、世界のトップスクールが名を連ねるそのラインナップは早稲田の強みの一つでしょう。

ワセダサマーセッションの参加学生

 一方、留学生の受け入れにおいても手厚いサポートを行っています。留学期間中に発生した経済的な問題などにも緊急で対応し、安心して勉強を継続できる体制を整えるほか、メンタル面のケアも学部事務所と連携して行っています。また、2014年にはコロンビア大学の教授や学生も招き、参加した日本人の学生は、日本にいながらにしてコロンビア大学の学生とともに授業を受けることができました。2015年度に実施した4週間のサマーセッション(※)では、18の国と地域から118人の留学生を受け入れました。今後もあらゆる可能性を模索し、グローバルリーダーの育成に貢献したいと考えています。

※サマーセッション:夏季に行われる4週間の受け入れプログラム

学生アドバイザーより

留学を機に、進路をみつけました

留学アドバイザー 副代表
商学部4年
 小澤孝仁さん

 大学2年の秋学期から3年の春学期まで、米国カリフォルニア州立大学に1年間留学していました。留学アドバイザーは、留学経験者と情報をシェアしたり、カウンセリングを通じて留学経験を客観的に振り返ることができ、それが別のカウンセリングでも役立ちます。相談者には、選択肢が多数ある早稲田の留学プログラムをうまく活用し、ぜひ実際に体験することを勧めています。私自身は、留学を機に「会計」・「英語」を使う仕事を意識するようになり、来春から大手・人材サービス企業の会計部門に就職することとなりました。海外勤務も視野に入れているので、今後も挑戦が続きそうです。

国際コミュニティセンター(ICC)
早稲田だからこそ実現した”本物”の異文化交流が体験できる場

国際コミュニティセンター課長
尾内一美

 ICCは、2006年にキャンパス内の異文化交流拠点として設立されました。学生のスタッフリーダーが中心となり、職員と議論を重ねながら、多様性を育むための企画を次々と生み出してきました。言語交換による語学系イベントやフットサル、バスケなどのスポーツイベントに根強い人気がある一方、グローバルに活躍する卒業生のトークセッションや地域紛争、無国籍などの課題をテーマにした講演会にも数多くの在学生が参加しています。イベント実施数は年間300〜330件。学期中はほぼ毎日開催しており、年間延べ15,000人の参加者の内、約半数を留学生が占めています。教職員や地域にも開かれており、リピーターが多いのも特徴の一つです。

 イベントや参加者の数を順調に伸ばしてきたICCですが、来年迎える開設10周年を機に、毎夏実施している日中韓ホンネ交流キャンプのように、価値観の違いを本音でぶつけ合うことで人間同士の固い絆が生まれる骨太の企画も増やしていきたいと考えています。一人でも多くの学生の皆さんが多様性に富む早稲田大学の環境を十分に活用し、「異質のものから多くを学ぶ」実体験を積み、「違い」に寛容な真のグローバルリーダーに育ってくれることを心より願っています。

 メールニュース、Webページ、Facebook等で日々情報を発信していますので、是非アクセスしてみてください。

小中高等学校で異文化理解の授業を支援

浴衣着付、書道、生け花による日本文化体験

学生スタッフリーダーより

早稲田のICC は唯一無二の存在

ブラジル出身
法学研究科修士1年
 ファヴェロ ソウザ タイスさん

 ブラジルの大学を卒業した後、人権、国際法を学ぶべく、2013年4月に科目等履修生として早稲田の法学研究科に入学。同年12月よりICCの学生スタッフリーダーとして、カウンター対応等の事務所内作業からイベントの企画・進行までさまざまな業務についています。私が企画した「ブラジルフェスタ」は100人以上が来場し、皆でサンバを踊ったりして本当に楽しかった! 一度ICCのイベントを体験したほぼすべての留学生がユニークで唯一無二の存在である早稲田のICCにすっかりハマっています。友だちも増えて、早稲田での日々を満喫している今、最近ではこのままここで就職したいとまで思います。

早大生協食堂
多彩なメニューでグローバル対応

大隈ガーデンハウスカフェテリア店長
金子勇治

 世界中の学生が集う早稲田大学生協食堂では、メニューや食材にも気を配っています。例えば、2013年1月からは近年増えているムスリムの学生のためにハラールメニューを提供しています。アルコールと豚肉を使用しないという基本要件がありますが、現状の生協食堂でできる範囲で実施し、要件のチェックリストを掲示することで、本人が食べるか食べないかを選択できるようにしています。ヘルシーなメニューとして日本人にも人気があります。

イスラム文化研究会が作成したハラールメニューの告知ポスター

国際学生寮WISH
グローバルリーダーの素養を身につける寮生活

レジデンスセンター
山本剛史(写真手前右)
井上 夏(写真手前左)
レジデンスセンター中野分室の皆さん。
他、住み込みのハウスマスター(管理人)夫妻や生活窓口スタッフなどが寮生をサポート

 WISHは単なる住居ではなく、「学生の成長の場」として位置付けられています。最大の特徴は、全寮生に週1回参加することが義務付けられているSocial Intelligence(SI)プログラム。寮生たちは「真に社会から求められる人材」を目指して共に学んでいます。また、SI プログラムで顕著な成績を挙げた寮生には海外でのビジネスシーン体験等の機会を大学が費用負担して提供しています。

 施設面でも寮生同士の交流を深められる工夫が。多目的教室やフィットネスルーム等の共有施設が充実しているだけではなく、全室個室でありながらも4人で1つのリビングを共有する基本構造を採ることで、寮生同士が積極的に交流できるようになっています。

共有リビングでのひとコマ

SIプログラムの風景

寮生より

国際舞台で活躍する夢に向かって

政治経済学部2年 光山成宇さん

 20カ国・地域出身の留学生と日本人学生が共に住むWISHは、寮生のバックグラウンドがさまざま。多様な環境の中でディスカッションしながら、将来、国際舞台で活躍する夢に向かって学び続けています。