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キャンパスナウ

▼錦秋号

SPECIAL REPORT

早稲田とスポーツ―スポーツを通じた社会との連携―

選手の育成をはじめ、スポーツに関する研究など大学教育の一環としてスポーツの可能性を追求してきた早稲田大学。
2012年ロンドンオリンピック、パラリンピックでは、早大関係者が多数活躍するとともに、JOC本部関係者として多くの教員も参加しました。そこで、スポーツをアカデミックな視点からとらえるとともに、スポーツを通じた大学と社会とのつながりについて探ります。

Report

スポーツを通じて社会とつながる早稲田大学

早稲田大学はスポーツを通じて社会とつながる活動を進めています。中でも代表的な3つの事例を紹介します。

早稲田スポーツフェスタ in 東伏見

東伏見キャンパスのスポーツ施設を開放し、地域活性化に貢献

 10月8日の体育の日、本学東伏見キャンパスのスポーツ施設を開放し、「第1回早稲田スポーツフェスタ in 東伏見」を開催。大人から子どもまで楽しめるよう、展示やスポーツ体験等さまざまなプログラムを実施し、約3,000名の方にご来場いただきました。

 体験コーナーでは、体育各部の選手・監督・コーチらの指導のもと、テニス・サッカー・ラクロス・ホッケー・バスケットボール・ハンドボール・ティーボール・弓道・ウエイトリフティング・ビームライフル・合気道・少林寺拳法など多様なスポーツ体験を通して、スポーツの面白さを知っていただきました。相撲部は、名物のちゃんこ鍋を振る舞いました。さらに、野球部の歴史や航空部によるグライダー展示、出雲駅伝パブリックビューイングなどを通じて、早稲田のスポーツを紹介。またスペシャルゲストとして、ロンドン五輪競泳女子バタフライ200m銅メダリストの星奈津美さん(スポ科4年)や野球評論家の小宮山悟さん(1990年教育卒)もプログラムに参加し、地域の皆さんや学生たちと交流しました。

詳しくはこちら http://waseda-sports.jp/festa2012/

学生のコメント
地域の方へ感謝を伝える機会

上野巧郎さん
(スポーツ科学部4年、スキー部主務、体育各部実行委員会委員長)

 今回のイベントでは体験コーナーの企画を中心に担当し、野球やサッカーなどのメジャースポーツはもちろん馬術、アーチェリーや各種武道など、普段触れ合う機会が少ないスポーツについても体験できるよう心掛けました。本イベントを通して、地域住民の方にとってはより早稲田スポーツを知ってもらい、また普段東伏見で練習している選手をはじめ体育各部の選手たちにとっては応援していただいている地域の方へ感謝を伝えられる有意義な機会になったと思います。今後、このイベントが秋の恒例行事になることを期待しています。

地域の方のコメント
人と街の活性化に期待

早乙女勇一さん
(商栄会 渉外担当、ココスポ東伏見会長)

 私はココスポ東伏見(東伏見エリア周辺の学校施設等を活用した総合型地域スポーツクラブ)を運営しており、また地元商店街「東伏見商栄会」の渉外担当も務めていますので、この度大学と地域の架け橋となってスポーツフェスタ運営に貢献できたことを大変うれしく思っています。早稲田の学生さんとはここ東伏見でも非常に親交が深く、夏祭りの際は学生さんたち100名くらいが手伝いに来てくれます。継続的に地域と大学でこのような交流を続けることで、人や街が生き生きと活性化していくことを願っています。

特定非営利活動法人 WASEDA CLUB(通称:ワセダクラブ)のスポーツ普及・振興活動

 特定非営利活動法人WASEDA CLUB(通称:ワセダクラブ)は、早稲田大学体育各部のOB・OG、現役が中心となり、すべての市民を対象とした各種スポーツの普及・振興事業を行っていくことを目的として活動している団体です。青少年の健全育成、市民の健康増進および地域コミュニティーの活性化を図り、広く公益の増進に貢献することを目指しています。

 具体的な活動内容は「、各種スポーツのスクール運営」「成人を対象とした各種スポーツチームの育成・指導」と、これらの活動を支援する「サポーターズクラブの運営」など。大学が保有する設備・ノウハウなどの資源を外部団体と協働しながら、大学関係者のみならずすべての市民に開放し、スポーツ振興に努めています。活動はスクールのみならず、3月には東伏見でアメフト体験イベントを、11月には戸田公園でワセダレガッタなど、誰でも参加できるような地域向けのイベントも開催しています。

本庄市とスポーツ振興に関する連携

地域と連携し、生涯スポーツを普及

「本庄ウォーキングマップ」

 2009年より、本庄市と早稲田大学が連携し、「市民一人1スポーツ」の理念を実現するスポーツ振興の取り組みを実施しています。これまでに本学の教員によるスポーツ公開講座の実施や、ウオーキング教室などさまざまなイベントを開催。スポーツによる地域振興にもつながっています。

 2011年度は、なでしこJAPANのフィジカルコーチも務める広瀬統一スポーツ科学学術院准教授による指導者育成講習会「ジュニア期のトレーニングと安全管理」を実施。座学だけでない実技を交えた講習会に、市内の少年期スポーツ団体指導者約50名が参加しました。

 2012年度も継続して、「スポレクフェスタ2012」(10月8日実施)をはじめ、指導者育成講習会や「川淵三郎CUP2012」、ウォーキングの取り組みなど随時実施しています。

これまでの取り組み

  • スポレクフェスタ(2009年より毎年実施)
  • 川淵三郎CUP(2009年より毎年実施)
  • スポーツ公開講座(2009年実施)
  • 指導者育成講習会(2010年より毎年実施)
  • ウォーキングの取り組み(2011年より毎年実施)

西東京市でのスポーツ教室

野球教室

野球を通じ、地域と親睦を深める

 本学東伏見野球場・準硬式野球場において年に2回(春、秋)実施される、早稲田大学野球教室。前々監督である野村徹氏の発案により社会貢献の一つとして、本学競技スポーツセンターと西東京市、多摩東部少年野球リーグが共催で行っています。野球部、準硬式野球部の学生たちと地域の皆さんが協力しながら、野球を通して親睦を深めています。

参加した部員の感想

「新鮮でした。参加してくれた子どもたちの中から将来早稲田で活躍する選手が出てきてくれるとうれしいです。」

テニス教室

トッププレイヤーたちによる本格指導

 ワセダクラブの活動の一環として、主に小・中学校生を対象としたテニススクールを2005年に西東京市で開校し、今年で8年目になります。スクールでは、本学庭球部監督やプロ選手、実業団、学生のトッププレイヤーが指導にあたり、本格的にテニスを始めるための「基礎技術」「基本体力」「スポーツマンシップ」を習得できるよう指導しています。

参加した部員の感想

「子どもたちには『絶対にあきらめずに頑張ることの大切さ』を教えています。楽しそうにテニスをする子どもたちや、全国大会を目指して夢に向かって頑張る子どもたちを指導することに、大きなやりがいを感じます。」