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▼盛夏号

SPECIAL REPORT

早稲田大学が導くキャリア形成への道

キャリアとは職業選択をはじめとした職歴や経歴、熟練した技術だけでなく、社会との関わりの中でさまざまな経験を積み、自らの人生を形成すること。
早稲田大学ではキャリアセンターを中心に、学生が自身のキャリアについて考えるさまざまな機会を提供しています。
キャリアとは何かを改めて定義し、学生がキャリアを考えるために、今、大学が取り組んでいることを紹介します。

Part.3 学生・卒業生の声

キャンパスで見つけたキャリアの未来予想図

大学の授業以外に、学生は学生時代のさまざまな実体験を通して、自身のキャリアを意識するようになります。
本学の学生と卒業生に、キャリアを意識するようになったきっかけ、それにともなう意識や行動の変化について寄稿いただきました。

留学

留学先でのパワフルな人々との出会いが私のキャリア形成に影響を与えた

深澤 雅之さん/パナソニック電工(株) 東北電材営業部 仙台営業所
(2009年3月国際教養学部卒業)

 私は2006年9月から約1年間、中国・北京大学へ留学しました。この留学中に多くの方々に出会ったことが私のキャリア形成に大きな影響を与えました。

 留学前は自分の将来に対して「企業に就職し、将来は興味がある海外で」程度のイメージを持っていました。しかし留学先では、自分と同じような日本人留学生たちが夢や目標を持っており、さらに授業や稲門会で変わったキャリアを形成している人たちと出会い、自分が何をしたいのか深く考えるようになりました。帰国後は、中国で知り合った方を介して興味のある方面の方に会うことができ、有益な時間を過ごせました。

 現在私はパナソニック電工に勤務しています。今はまだ自分が望むような仕事をできるほどの実力もありませんが、自分がやりたい方面の仕事へのステップアップを目指しています。中国で出会った人々のように世界へ飛び出してもいいかなとも思っています。このような考えになったのも、留学先でパワフルな人々に出会えたからだと思います。

実体験

友人たちの行動力に刺激され現場へ足を運ぶことを学んだ

佐々木 真奈美さん/山形テレビ
(2010年3月第一文学部卒業)

 私は今、山形のテレビ局でアナウンサーをしています。実際に現場へ足を運び、自分の目で見て、聞いて、感じ、伝える「現場主義」をモットーにしています。きっかけは、大学での友人たちとの出会いでした。行動派の友人たちに刺激され、「自分も何かしたい!」と考えるようになりました。

 2008年の北京五輪。当時、マスコミはチベット騒動について盛んに報道していました。しかし報道されていることがすべてなのか違和感を覚えていた私は、聖火が長野に来ることを知り現地に赴きました。実際に現場を目の当たりにしたことで、現場の深さを知りました。以来、疑問に思うことや好奇心がくすぐられる場所には、国内外問わず実際に行くようになりました。今思えば時間に余裕のある大学生だからできたことだと思います。大学時代に身につけたフットワークや考え方は、とても貴重な財産です。

 進路に悩んだ時はキャリアセンターの学生キャリアアドバイザーに相談しました。「なぜアナウンサーになりたいのか?」を考えるきっかけとなり、「気づき」が生まれました。内定後に自らアドバイザーとなり、相談に乗る時は、「なぜ?」を一緒に考えるように心掛けました。

インターンシップ

ジャーナリズムの現場で責任の重大さを実感

山下 直人さん/文化構想学部4年
(2012年3月卒業予定)

 自分のキャリアを本格的に意識し始めたのは大学3年生。ジャーナリズムに関心が高かった私は、実体験こそが後のキャリアにつながると考えました。幸い早稲田大学はマスメディア関連のインターンシップが充実しています。今後の就職活動や自分の価値観を磨いていきたいという思いで、新聞社のインターンシップに応募しました。

 インターンシップでは記者の一日の仕事、仕事への思い、記者を選んだ理由など、記者の方々と近い距離で話ができました。また、自分の書いたものが紙面に掲載されることもあり、責任の重大さを実感しました。この2週間は大変刺激的で、一生の財産となりました。インターンシップ後は、より一層マスコミ関係の仕事に就きたいという思いが強くなりました。実際の就職活動でもマスコミを第一志望に活動し、念願の出版業界に進めることになりました。初心を忘れずに、本当に社会に良いことは一体何なのか、社会のためになるさまざまな価値を生み出せるよう、常に夢を持ち続けていきたいです。