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▼新年号

SPECIAL REPORT

職員の力

―早稲田の原動力―

「Waseda Next 125」の重要課題を達成するためには、積極的に参加する意識の高い職員の力が求められます。そこで今回は職員にスポットをあて、さまざまな取り組みを紹介します。

Part.2 職員・仕事プロジェクト

進化する大学職員のかたち

本学では、大学を取り巻く環境の変化を踏まえて、職員のあり方にかかわる新しい試みを行ってきました。いくつかの事例について、担当者に話を伺いました。

教育・研究活動を充実させる職員の力

一言で大学職員といっても、そこにはさまざまな仕事のかたちがあります。

学部事務所の仕事

教員と学生の間で
教育の理念や理想を実現する仕事

戸山総合事務センター
事務長
横山 勝常さん

 学部事務所の仕事は、教育の理念や理想を実現することです。戸山総合事務センターは、文学学術院の文化構想学部、文学部、第一文学部、第二文学部、大学院文学研究科の4学部1研究科を担当し、半期換算で約4,500の科目を運用しています。

 組織は学務係と総務・入試係に分けられています。学務係は、学生支援業務のほか、カリキュラムを理想通りに運用するため、時間割を作り、教室配当を行います。一方、総務・入試係は、入試業務・教員支援業務のほか、構内の施設や備品など庶務全般を担い、教育・研究の環境を整備しています。

 文学学術院では、教員や学生のニーズを把握するため、普段からヒアリングやアンケートを行うとともに、2007年の新学部体制以降、学生アンケートを実施し、授業への要望や評価、卒業生の進路などを調査・統計し不断の改善を行っています。

  2009年からは、各担当グループに横串をさしたWG(ワーキンググループ)を立ち上げ、活動を行っています。2010年は、学生の気軽な相談相手を目指した「キャンパスアドバイザーWG」、学生へのお知らせプリント(写真左)を制作・配布する「かわらばんWG」など5つのWGが活動し、アイデアを次々と実現しています。

技術系職員の仕事

「早稲田の実験教育」を支える
スペシャリスト

理工学術院統合事務・技術センター
技術部長
齋藤 泰秀さん(左)

理工学術院統合事務・技術センター
技術副部長 兼 技術企画総務課長
高木 祐治さん(右)

 100年の歴史を有する本学の理工系分野では、実際にものに触れ、現象を体験する「実験教育」を教育の原点として重要視してきました。現在も毎日実験の授業が行われています。本学の「実験教育」の特徴は、学科横断的な共通実験室を持ち、丁寧かつきめ細やかなサポート体制を整備していること。その組織を支えているのが理工学術院統合事務・技術センターの技術部です。

 実験授業で教員をサポートし、指導員的な役割を担うのが技術系職員。60名の専任職員と30名の技術系嘱託職員が、高い専門性を持って、安全指導、実験の意義・方法・データのまとめ方などを指導します。また、研究実験の相談や技術相談にも対応するなど、理工系の研究を技術面で支援する重要な役割も担っています。こうしたサポート業務だけでなく、国内外の情報を収集し、授業の進め方や研究用大型装置の導入、施設設備などに関する提案も行っています。さらなる飛躍を目指して教員と職員が一体となって、理工系の教育研究の充実に向け、取り組んでいます。

早稲田職員発、プロジェクトW

「Waseda Next 125」の実現のために、プロジェクトの運営を通して、新しい価値を創造する力を持った職員を育成しています。

Hello! WASEDA プロジェクト

校友との連携により、
全国に早稲田の魅力を発信!

総長室渉外局
渉外担当課長
本間 知佐子さん

 Hello! WASEDAプロジェクトは、校友との連携により、全国に本学の魅力を発信し、長期的視点で大学の力を高めることを目的としています。ここ数年、校友会支部組織の高齢化や特に地方の入学志願者の減少などが職員の間でも懸念されていました。そこで、若手職員から本学の総力をあげて地域連携を強化していくべきだという提案があり、2009年から若手職員の有志によるプロジェクトがスタート。担当業務をこなしながら活動を続けています。メンバーが大学の代表として各地域の校友と折衝し、未来の校友活動の担い手となる若い校友や中高生向けのイベントを次々と実現。時には学生とも協力しながら、校友会活動を活性化しています。

 また、プロジェクトは人材育成としても大きな意義があります。メンバーからは、「仕事力全般が向上した」「職員のネットワークができた」など、自らの成長につながったという声が多数あがっています。

詳しい活動内容は、以下のHPをご参照ください。
http://www.waseda.jp/external/hello/fl.html

テーマスタディ(全学共通副専攻)運営支援研修プロジェクト

職員の“副専攻”として
教員と協働できる職員を育成

教務部教育システム課 兼
オープン教育センター
竹迫 寿さん

 テーマスタディ(全学共通副専攻)は、2007年度からオープン教育センターに設置された学部横断の副専攻制度です。このプロジェクトでは職員が授業運営支援や履修支援を行い、教員と協働で新しい価値を生み出すことを目的としています。研修対象者は若手の中途採用職員や希望する職員。1年を通じて、教育現場で教員や学生の意見を聞き、教育支援における職員の役割を追求します。

 研修者に最も期待されているのは、教員の潜在的なニーズを引き出し、学生に満足してもらえる教育スタイルへと具現化すること。そのことを通じて、コミュニケーション力や課題を克服する力が身に付き、能力が向上します。教員の側も研修生の成長にやりがいを感じるとともに、メリットを認識しています。研修も4年目を迎え、「新しい科目の設置」「企業とのセミインターンシップ」「シンポジウムの開催」など、期待以上の成果を生み出しています。今後の課題は、そうした試みに継続性をもたせるため、プロジェクトに依存しない運営方法のあり方なども検討していく必要があると考えています。

職員のNext 125プロジェクトチーム一覧
学生(受験生含む)支援 こうはいナビ/SILS Web Renewal/SILS キャリア/SILS Sempai Support System/SILS 図書/Know SILS/SILS Public Relations/理工センター外部問合せ対応
社会連携 プロフェッショナルズ・ワークショップ/地域交流フォーラム/地域コーディネーター/Hello! WASEDA プロジェクト/理工センター社会連携プロジェクトチーム/eラーニングの活用による社会連携の推進
教育研究支援 教務事務業務検討チーム/教務事務支援推進/テーマスタディ運営支援研修/授業運営支援研修/授業支援ポータル開発・利用促進/研究サポートシステム開発/理工センター国際化プロジェクトチーム/図書館学習支援連携/進路準備のための教育プログラム推進/『国際化対応』教育プログラム推進/他大学と連携した教育プログラム推進/高大連携プログラム検討/カリキュラム検討支援/早稲田ポータルオフィス(WPO)の国際化対応検討
経営支援 経営支援推進/職員業務スキル基準表作成/職員人材育成/補助金政策検討プロジェクト