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▼早春号

SPECIAL REPORT
Part.3

早稲田スピリッツは世代を超えて

ようこそ 心のふるさと、早稲田の杜へ
ホームカミングデー・稲門祭ルポ

校友が集い、旧友や母校との絆を確かめる場。それがホームカミングデーと稲門祭です。昨年10月18日に開かれた、「第44回早稲田大学ホームカミングデー」「2009年稲門祭」では約1万人の方々が来校し、秋晴れの1日を懐かしい母校で過ごしました。

ホームカミングデー

さまざまなイベントを開催

 本学が主催するホームカミングデー。今回は1960(昭和35)年卒(卒業50年目)、1965(昭和40)年卒(卒業45年目)、1975(昭和50)年卒(卒業35年目)、1985(昭和60)年卒(卒業25年目)の校友をお招きしました。当日の朝には、第二次世界大戦で犠牲になった本学校友や学生、教職員の御霊を慰めると共に平和を祈念し、平和祈念碑への献花が行われました。 

 記念会堂で行われた記念式典(写真下)では、白井総長が、「皆さんがかけがえのない青春を過ごされた早稲田大学の伝統は今も息づいています。早稲田はいつも、皆さんにとって心の豊かさをもたらす源泉でありたいと思っています」と、来場者を歓迎しました。

 それを受けて、招待者代表として挨拶した大前研一氏(1965年理工学部卒)は、「卒業生がいつでも母校に戻って来られるよう、サイバースペースを充実させて『ホームカミング・エブリデー』を実現していただきたい」と述べました。

 続いて行われた年次稲門会※発足式では、校友会代表幹事の福田秋秀氏(1964年商学部卒)の挨拶の後、組織委員長の野﨑敬二氏(1973年第一文学部卒)が年次稲門会の幹事を紹介しました。

 最後に、来場者全員で校歌を斉唱。会場いっぱいに懐かしい歌声が響きわたりました。

※卒業年次ごとの同期の同窓会。今回は1975・1985年卒業の2つの年次稲門会を発足。

記念式典・年次稲門会発足式

 ホームカミングデーでは、ミニ講義や学生ガイドによるキャンパスツアー(写真右上)、入試説明会といったイベントなどが開催されたほか、演劇博物館や會津八一記念博物館、中央図書館などでは早稲田が誇る貴重な文化財や学術資料が展示されました。

ホームカミングデー参加者コメント

久しぶりにわが家に帰って来られたという感激で一杯です。式典の一番前の席に陣取って、涙を流しながら校歌を歌うのを楽しみにしています。50年目といわず、55年目、60年目のホームカミングデーもぜひ開催してほしいですね。

ホームカミングデーの参加は初めて。キャンパスにはたびたび足を運びますが、仕事をしているうちはホームカミングデーにはなかなか来られませんでした。母校でクラスの仲間に会えるのが楽しみです。改めて早稲田が自分自身にとってどれだけ大きな存在であるか実感しました。

この日のためだけにアメリカから帰ってきました(エイブラハムセンさん)。母校はやっぱりいいものですね。学生時代の思い出話に花を咲かせたいと思います。

稲門祭

「稲門祭奨学金」贈呈式

 稲門祭は、稲門祭実行委員会(校友会公認団体)が主催する、校友の校友による校友のための祭典。誰でも参加できるイベントです。従来、1都3県の地域稲門会やサークルなどの有志稲門会の協力によって運営されてきましたが、2010年の校友会設立125周年を前に、今回から年次稲門会も稲門祭の運営に加わるようになりました。今回は「昭和45年卒年次稲門会」と「昭和55年卒年次稲門会」が運営に参画しました。

 校友会の皆さんには、校友会費を原資とする奨学金をはじめ、さまざまな母校支援をいただいています。今回の稲門祭でも、記念品売上の半額(収益の全額)が本学に寄付され、「稲門祭奨学金」として運用されることになります。当日に開かれた贈呈式では谷沢健一実行委員長から白井総長に目録が手渡されました。また、校友アスリートによる握手会で寄せられた募金も「スポーツ支援金」として贈呈されました。

体育各部の校友による華やかなパレード

 今回の稲門祭の注目はスポーツ企画。オープニングでは、「すべてのスポーツをメジャーに」をテーマに、早稲田のスポーツ文化を支えてきた44の体育各部の校友の皆さんによるパレードが行われ(写真左下)、ユニフォームや道着に身を包んだ往年のスター選手が沿道の声援に応えました。川淵三郎日本サッカー協会名誉会長(1961年商学部卒、本学特命教授)と岡田武史日本代表監督(1980年政治経済学部卒)が、早稲田でのサッカーの思い出や、今年開催されるワールドカップ南アフリカ大会への意気込みを語ったスポーツトークショー「世界を驚かす覚悟がある」は、ひと際注目を集めました。

上)稲門祭奨学金贈呈式
下)「校友音楽祭」
ジャズやクラシックなど本学音楽サークルの校友による多彩な演奏が繰り広げられました。「紺碧の空」の作曲者、古関裕而氏の生誕100周年を記念した「古関メドレー」も披露され、来場者からの喝采を浴びていました。

スポーツトークショー「世界を驚かす覚悟がある」

2009年稲門祭実行委員長から
早稲田の力の結集

 地域稲門会と年次稲門会が融合して運営した初めての年でしたが、関係各位のご尽力により盛会裏に終えることができました。景品・広告のご協賛、奨学金記念品販売におきましても、多方面よりご支援を賜り、心より感謝申し上げます。早稲田スポーツ、栄光のメンバーが揃ったスポーツ企画。オープニングでは、まさに応援歌「紺碧の空」そのものの青空のもと、応援部を先頭に、競技スポーツセンターの協力を得て、体育各部のOB・OGがパレードしましたが、ご来場いただいた皆様のアツイ思いに感激しました。

 校友音楽祭や伝統芸能祭などのエンターテイメント、模擬店出店ほか、各企画に携わったスタッフ一同が、皆母校に協力できたことを誇りに思っています。そして、一流人のまとめ役たる実行委員長の大任を果たしたことが、私個人にとっても非常によい経験でした。

 今回、約1万人もの方にご来場いただいたことは、まさに早稲田の力の結集と言えます。2010年も、早稲田の杜でお会いしましょう。

谷沢 健一
1970年文学部卒、2000年アジア太平洋研究科修了。大学院では、国際的視野からプロ野球球団経営のあり方を研究。現在、本学客員教授として、体育実技/硬式野球とスポーツ論を担当。

稲門祭参加者コメント

稲門祭はいろいろな方々とのご縁をいただく場。この場所での出会いを大切にしたいですね。今日は学徒出陣の碑に献花をさせていただくこともできました。これからも早稲田の弥いやさか栄をお祈りしています。

今年も大隈庭園に出店し、私たちの活動について多くの方々にご案内をすることができました。卒業してもつながりがずっと続いていくのが早稲田の強み。会として女子学生に支給している奨学金や、毎年キャリアセンターと開催している女子学生向けキャリア支援イベントを今後も続けていきます。

友人と連絡を取り合って参加しました。大隈庭園を訪れるのは30年ぶりです。大学の外は様変わりしましたが、早稲田は変わらぬ姿のままで迎えてくれました。懐かしさとありがたさを噛みしめています。

INFORMATION

次回から卒業後15年目の校友の方もご招待の対象となります。2010年度第45回ホームカミングデー、2010年稲門祭は2010年10月17日(日)に開催予定です。両イベントのWebサイトは、2010年8月上旬オープンの予定です。