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キャンパスナウ

▼2014 早春号

早稲田再発見

写真:佐藤洋一(社会科学総合学術院 教授)

cover story 表紙のお話

法曹養成の系譜を担う法廷教室

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本学法学部の歩みは、1882年東京専門学校開校時の法律学科に始まります。
当時の藩閥政府は、「明治十四年の政変」で下野した大隈重信が創設した学苑を
反政府的な自由民権論者を養成する学校と見なし、さまざまな干渉を加えました。
1883年には、判事・検事や帝国大学教授の私立学校への出講を禁止。
特に大きな打撃を受けた法律学科は、講師不足による学生数の減少や、
学内に起こった学科廃止論などで、一時は存続の危機に陥ります。
そうした難局を大隈や関係者の熱意と努力で乗り越え、以来130余年にわたり
法律家をはじめ多くの有為な人材を世に送り出してきました。
草創期の科目の中には「擬律擬判」との名も見え、
早くから実践的な法律討論や模擬裁判が行われていた記録も残ります。
いま早稲田キャンパス8号館の一角に設けられた法廷教室では、
大学院法務研究科(法科大学院)による模擬裁判の授業などが行われ、
早稲田大学における連綿たる法曹養成の系譜を受け継いでいます。