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キャンパスナウ

▼2013 盛夏号

早稲田再発見

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写真:佐藤洋一(社会科学総合学術院 教授)

cover story 表紙のお話

学苑の平和を見守る祈念碑

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大隈記念講堂と大隈庭園の間を縫う小道のかたわらに、

第二次世界大戦で犠牲になった本学学生・教職員・校友約4,300名を悼み、

平和を祈念するための碑(いしぶみ)が静かにたたずんでいます。

雨中の行進で知られる出陣学徒壮行会が開かれたのは70年前の1943年、

奇しくも本学創立記念日にあたる10月21日のことでした。

征く人のゆき果てし校庭に音絶えて
木の葉舞うなり黄にかがやきて

多くの学友が出征し、人影もまばらになった学苑の寂しい風景を、

女子学生・宇津宮満枝さんが詠んだ歌です。

1990年の創立記念日に除幕された祈念碑の裏面には、この歌とともに

「学生のいないところに教育は成り立たない。平和こそ教育の原点である」という

当時の西原春夫総長による碑文が刻まれています。

以後毎年、数千名の校友が母校に集うホームカミングデーの朝には、

総長をはじめ大学関係者がこの碑に献花を行い、鎮魂と平和の祈りを捧げています。