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キャンパスナウ

▼錦秋号

早稲田再発見


表紙写真: 佐藤洋一(社会科学総合学術院教授)

cover story 表紙のお話

大隈も望んだ大ホール

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1957年10月21日、創立75周年記念式典が、戸山キャンパスに前日落成したばかりのここ記念会堂で挙行されました。

創立以来、大ホールのない学苑では、大集会の際にはキャンパスに大テントを設営。

大隈重信が、屋根のあるところで晴れの演説をしたいとこぼしたという話が伝わっています。

1927年には大隈記念講堂が竣工。式典や文化行事に頻繁に利用されましたが、学生数も増加し、大濵信泉第7代総長の頃には入学式・卒業式を複数回に分ける状況に。

学生の生涯の思い出となる荘厳な入学式・卒業式をという大濵の思いと、早稲田スポーツの振興を願う稲門体育会を中心とした校友の支援により、 立ち見を含めて1万人余を収容できるこの大講堂兼体育施設が完成しました。

音響施設や照明設備にも工夫が施され、ルーバー付きの天窓からは自然光も。

体育実技の授業やバスケット、バドミントンなど各種競技の練習・試合はもとより、早大交響楽団と学内合唱団による国内アマチュア初のマーラー「千人の交響曲」演奏など、各種コンサートの会場としてもたびたび利用されています。

第3回アジア大会の卓球、東京オリンピックのフェンシングの会場となったことも、当時の大学施設としての充実度と先進性を物語っていると言えるでしょう。