早稲田大学の教育・研究・文化を発信 WASEDA ONLINE

RSS

読売新聞オンライン

ホーム > キャンパスナウ > 新緑号 早稲田再発見

キャンパスナウ

▼新緑号

早稲田再発見


表紙写真: 佐藤洋一(社会科学総合学術院教授)

紺碧の空
作詞 住 治男/作曲 古関裕而

紺碧の空 仰ぐ日輪
光輝あまねき 伝統のもと
すぐりし精鋭 闘志は燃えて
理想の王座を占むる者 われ等
早稲田 早稲田
覇者 覇者 早稲田

青春の時 望む栄光
威力敵無き 精華の誇
見よこの陣頭 歓喜あふれて
理想の王座を占むる者 われ等
早稲田 早稲田
覇者 覇者 早稲田

cover story 表紙のお話

起死回生の応援歌

クリックで拡大します

大隈会館前に立つこの歌碑は、1931年発表の応援歌『紺碧の空』を記念したものです。

それまでの数年間、早慶野球戦で早稲田は慶應に押され、大きく負け越していました。

慶應野球部の好調とあいまって、その応援歌『若き血』が一世を風靡。

そこで、キャンパスにただよう沈滞ムードを吹き飛ばすべく、応援部により新応援歌の歌詞の学内公募が行われました。

約30編の応募作の中から、西条八十教授が一文字の修正も加えずに選んだのが、高等師範部3年の住治男氏による『紺碧の空』でした。

作曲は、まだ無名の新進作曲家だった古関裕而氏、弱冠21歳。

1931年春の早慶戦で披露された『紺碧の空』は、選手と応援席を一気に鼓舞して本学を勝利に導き、その評判は一躍全国に広まったのです。

その後、国民的作曲家となった古関氏は、『光る青雲(あおぐも)』など多くの本学応援歌を作曲し、神宮球場で早慶両校により歌われる『早慶讃歌』も手がけています。

校歌とともに歌い継がれてきた数々の応援歌は、時代を超えてこれからも学生たちの青春のひとコマを刻んでいくことでしょう。