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▼早春号

早稲田再発見


表紙写真: 佐藤洋一(芸術学校客員准教授)

cover story 表紙のお話

抽象との思わぬ遭遇。

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文学学術院のある戸山キャンパスには、かつて181という大教室がありました。

その外観から「国連ビル」とも呼ばれる33号館高層棟1階のピロティに接し、今の第二研究棟(39号館)方面に向かって建てられていました。

この大教室の側面と、高層棟に直交する33号館中層棟とのあいだのスペースが小さな庭となっており、その突き当りにこのタイルレリーフは設置されていました。

(その後、現在の場所に移設されました。)

1962年文学部校舎竣工時の建築雑誌をひもとくと、「中庭の独立壁」と記されています。

作者は鳥取出身の彫刻家、辻晉堂(1910~1981)。

文学部校舎は、本学名誉博士で日本の代表的建築家、村野藤吾(1918年理工卒)の設計ですが、村野は辻の才能を高く評価し、代表作の横浜市庁舎の内部壁面装飾にも起用しています。

戸山キャンパスには他にも、辻のレリーフ数点をはじめ、著名作家の手になるモザイク画やガラス窓などの作品が配されています。