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キャンパスナウ

▼新年号

早稲田再発見


表紙写真: 佐藤洋一(芸術学校客員准教授)

cover story 表紙のお話

キャンパスの中の風致。

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大隈庭園の庭木の奥、ここが都会のキャンパスだということをしばし忘れさせる空間があります。

1952年、校友の小倉房蔵氏(1908年商科卒)から寄贈された「完之荘(かんしそう)」。

飛騨の山村に残っていた700年以前の建築と言われる古民家を、氏が渋谷の自邸内に移築し日常静閑の座所として愛用したもので、その名称は氏の雅号「完之」に因みます。

栗材の柱はすべて直接礎石の上に立ち、梁とともに仕上げは手斧目(ちょうなめ)で鉋(かんな)削りはなく、釘打も一切使わず、囲炉裏、火棚、自在鈎(かぎ)、縁先の手水や石門等は旧のままで、建築学上貴重な資料でもあります。

引戸を入ると土間、その障子の先の広間は、校友や大学関係者の会合の場ともなっています。