早稲田大学の教育・研究・文化を発信 WASEDA ONLINE

RSS

読売新聞オンライン

ホーム > キャンパスナウ > 10月号 早稲田再発見

キャンパスナウ

▼10月号

早稲田再発見

写真:佐藤洋一(芸術学校客員准教授)、横山央(芸術学校スタッフ)
撮影協力:古代オリエント博物館、 (株)アケト

cover story 表紙のお話

青いミイラマスク。

クリックで拡大します

3800年前に活躍した行政官セヌウの青いミイラマスク。

40年余りもの間、数多くの成果を上げてきた本学古代エジプト調査隊が、2005年ダハシュール北遺跡で発見しました。

セヌウのミイラは、未盗掘の完全な形で発掘された事例としては最古級であり、大変貴重な発見といえます。

エジプトにおける学術的発掘調査は、19世紀初頭以来、フランス・イギリス等の国々により開始されましたが、多くの出土品がエジプトからヨーロッパに運び出されました。

しかし、本学古代エジプト調査隊は発掘品を国外に持ち出すことなく、そのすべてをエジプト国内にとどめ保存・研究を行う方法を確立させました。

「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」での青いミイラマスク世界初公開は、エジプト政府の特別協力により実現したものです。

長い年月をかけて築いた本学とエジプトとの信頼関係が、エジプト5000年の歴史の扉を拓かせたのです。