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▼2018 早春号

NEWS REPORT

ドローンが耳を澄まして要救助者の位置を検出
災害発生時の迅速な救助につながる技術を開発

 内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)タフ・ロボティクス・チャレンジの一環として、本学の奥乃博教授、鈴木太郎助教らの研究グループは、ドローン自体の騒音や風などの雑音を抑え、要救助者の声などを検出し迅速な人命救助を支援できるシステムを世界で初めて開発しました。このシステムは、3つの技術要素―マイクロホンアレイ技術によるドローンや風の騒音下での音源検出の実現、音源の三次元位置推定・地図表示技術開発によるわかりやすいユーザインタフェースの構築、ケーブル1本で接続可能な全天候型マイクロホンアレイの開発―を組み合わせることで構築されています。このシステムにより、人が瓦礫の中にいて見つけにくい場合や、夜間、暗所などカメラが使えない場所でも、近い将来、レスキュータスクの有望なツールとなることが期待できます。

金網ケージのそば(上図左端)にいる要救助者や瓦礫(土管)の下の要救助者をその声から発見している様子(右上地図の青丸が検出された音源位置を表す)

手前の球がマイクロホンアレイ