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▼2017 錦秋号

NEWS REPORT

“ふたつの言語からつながりが拡散していく”
多和田葉子氏によるアカデミックリーダーセミナー

来場者へ「ふたつの言語からつながりが拡散していくので、楽しさも2倍になる。どうかそのグチャグチャな感じを楽しんでほしい」とアドバイス

 世界的に高い評価を受けている各分野の第一人者による「アカデミックリーダーセミナー」。8月1日に小説家であり詩人である多和田葉子氏を迎え、「雄猫から二日酔いへ-言語とアイデンティティー」と題した講演会をスーパーグローバル大学創生支援事業 国際日本学拠点主催のもと行いました。多和田氏は1993年に芥川賞、2016年にはドイツで最も権威のある文学賞であるクライスト賞を日本人で初めて受賞し、日本、ドイツはもとより世界各国の文学界に影響を与え続け、あらゆる方面で活躍しています。

 当日は、ドイツに長く住み、外国人として作家活動をすることに対しての思いや葛藤について触れ、日本語とドイツ語それぞれの言語が持つ違いや面白み、また現地で移民として作家活動をしていく意味について、自身の体験や時には作品の朗読を交えながら講演。言語と国籍、自身のアイデンティティについて考えさせられる機会となりました