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▼2017 錦秋号

NEWS REPORT

多数の光信号を同時に電気信号に変換

世界初、米粒より小さい高速集積型受光素子を開発

現在の波長多重伝送システムの構成イメージ(上図)、今回開発した高速集積型受光素子を使用した場合のイメージ(下図)

 理工学術院の川西哲也教授は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ネットワークシステム研究所と共同で、多数の光信号を同時に受信し、高速に電気信号に変換する高速集積型受光素子を開発しました。

 本素子の開発により、多数の光受信器を集約し、大容量光通信装置の大幅な小型化と低消費電力化が可能となります。さらに、本素子の多チャネルの光信号を高速に処理できる特長は、イメージセンサやレーザ測距などへの応用も期待されます。

 今後は、本素子の実用化に向けて、更に集積度の向上や小型パッケージ化などへの取り組み、また光通信分野以外のイメージセンサやレーザ測距などへの応用の開拓も考えられています。なお、本研究成果は2017年9月にスウェーデンで開催された光通信・光デバイスの世界最高峰国際会議ECOC2017にて発表を行いました。