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▼2017 新緑号

NEWS REPORT

もっと身近に3Dプリンティング!

家庭でも高精度フィギュア作成が可能に

 理工学術院の梅津信二郎准教授の研究グループは、3Dプリンティング造形物の表面を化学溶解によって滑らかにする3次元化学溶解仕上げ(3D-Chemical Melting Finishing)機構を開発。さらに、表面が滑らかになると造形物の光の反射量が増加することに着目して、画像化した造形物の明度によって仕上げ具合を評価する手法も考案しました。

 3Dプリンティングが一般への普及が進んでいない原因として、造粉塵の発生、安全面などの問題があります。今回開発した手法では、ペン型の機構から最小限の溶剤を吐出し、造形物の表面を溶解することで積層痕を充填し平滑化。積層痕を選択的に除去でき、熱溶解という化学溶解プロセスにより安全かつ安価で粉塵も発生しません。本研究成果によって、これまであまり普及してこなかった3Dプリンティングが一般家庭に浸透することが期待されます。

本研究成果は英国Nature Publishing Groupのオンライン科学雑誌『Scientific Reports』(2017年1月5日)掲載されました