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キャンパスナウ

▼2017 新緑号

NEWS REPORT

短距離走行・高頻度充電コンセプトを採用した電気バスの実証試験にて

一般道路走行時に約4割、
高速道路走行時に約6割のCO2削減効果を確認

 理工学術院の紙屋雄史教授は株式会社東芝との研究グループで、電源コードなどの接続なしで遠隔給電が可能な最新のワイヤレス充電装置を搭載する短距離走行・高頻度充電型電気バスの公道走行実証試験を行い、同サイズのディーゼルバスと比較して一般道路走行時に約4割、高速道路走行時に約6割のCO2削減効果を確認しました。

 本実証では、 小型電気バス“WEB-3 Advanced”ならびに同様のコンセプトで開発した中型電気バスの2台を、2016年2月から2017年1月までANAならびにANAグループの連絡バスとして川崎市や羽田空港周辺の公道にて1日3~4往復走行し、計測した電気的・機械的データを基に早稲田大学がCO2削減効果を導出しました。

 早稲田大学は、今後も、重量車(バスやトラック)の電動化、ならびにそれらの本格的普及に向けた研究活動・社会貢献活動を続けていきます。

走行車両 小型電気バス
中型電気バス
走行期間 2016年2月~2017年1月
走行区間 川崎市殿町と大田区東糀谷の
ANAの拠点間約6km(一般道路走行)
川崎市殿町と羽田空港内の
ANAの拠点間約11km(高速道路走行含む)
走行頻度 4便/日 3便/日
一回あたりの
充電時間
約15分 約20分
利用者 ANAおよびANAグループの従業員
CO2削減効果※ 42% 60%

※軽油CO2排出係数:2.83kg-CO2/ℓ (Well to Wheel),電気CO2排出係数:0.406kg-CO2/kWhとして計算

本研究は、環境省が公募した「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」における採択課題です。