早稲田大学の教育・研究・文化を発信 WASEDA ONLINE

RSS

読売新聞オンライン

ホーム > キャンパスナウ > 2017 新緑号 NEWS REPORT

キャンパスナウ

▼2017 新緑号

NEWS REPORT

早稲田のエジプト調査隊が新たな発掘

色鮮やかな壁画の岩窟墓を発見

色彩鮮やかな装飾が残るコンスウ墓天井

 早稲田大学エジプト学研究所は、エジプト・アラブ共和国の南部のルクソール市対岸(古代テーベ西岸)のアル=コーカ地区で、色鮮やかな壁画が描かれた岩窟墓を発見、1月31日、エジプト考古省はこの岩窟墓が新王国ラメセス朝(第19・20王朝:前1200年頃)の「王の書記」の称号をもつ「コンスウ」という人物のものであると発表しました。

 同研究所は3年前の2013年12月末にも、同じ発掘区で鮮やかな色彩の壁画の残る「ビール醸造長」の称号をもつ「コンスウエムヘブ」の墓を発見しており、今回の発見はそれに続く快挙です。

 早稲田大学のエジプト調査隊は1966~67年に踏査を実施、1971年からマルカタ南遺跡の発掘調査を開始、1976年には拠点となるワセダハウスを建設し、現在も毎年発掘調査を続けています。発掘区周辺からは、未知の墓が今後も発見されることが期待されます。