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▼2017 早春号

NEWS REPORT

野村萬斎氏が語るトークショー

「狂言とシェイクスピアの出会い」

狂言の技法を応用した演出について語る野村萬斎氏

 2016年10月18日、狂言師・野村萬斎氏によるトークショー「狂言とシェイクスピアの出会い」(聞き手:児玉竜一演劇博物館副館長)が大隈記念講堂大講堂にて行われました。

 ロンドンに留学した経験を持ち、しばしば英国で公演を行ってきた萬斎氏。中世に由来する狂言とシェイクスピア劇には多くの共通点がある一方、英国では当時の演技方法が現代に残されていない事を指摘。さらにロンドンで狂言に翻案したシェイクスピア劇を公演した際に、現代的なリアリズムの手法よりも狂言の型や身体性が演出に有効であることに気がついたという体験など、豊富な知識と経験に基づいた興味深いトピックが尽きませんでした。ほか、ゴジラのモーションキャプチャーアクトをつとめ話題となった映画『シン・ゴジラ』のエピソードなど、ジャンルを超えた活動に果敢に挑戦する萬斎氏の身振りを交えた講演は、会場を大いに沸かせました。