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▼2017 早春号

NEWS REPORT

生体内3Dカラー放射線イメージングを実現

重量1/10「手のひらサイズ」コンプトンカメラ

装置の重量は 580グラム、 大きさは 4.9×5.6×10.6cm と超小型

 理工学術院の片岡淳教授の研究室は、「手のひらサイズ」の超軽量コンプトンカメラを開発し、3種の異なる放射性薬剤を投与した生体マウスの3D同時分子イメージングに成功しました。さらに、1回あたり10分、30°おきのマルチアングル撮影を実施し、薬剤の3D分布を可視化することにも成功しました。本研究成果は国際学会 IEEE MedicalImaging Conferenceにて、口頭発表されたもので、従来の2Dモノクロ静止画を基調とする画像診断を脱却し、3Dカラー放射線イメージングの新しい扉を開く意味でも期待されます。超小型装置ですが解像度・感度ともに優れ、40mm先にある1MBqのガンマ線源をほぼリアルタイムに可視化、かつPETと同等の解像度(約3mm)を実現しました。さらに小型軽量を生かしたマルチアングル撮影により、3次元かつカラー放射線イメージングが可能となりました。