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キャンパスナウ

▼2016 盛夏号

NEWS REPORT

倒壊瓦礫内に進入し、声を聞き取ることにより被災者を発見

索状ロボット「能動スコープカメラ」

 内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(I mPACT)タフ・ロボティクス・チャレンジの一環として、奥乃博理工学術院教授が主宰する研究グループらは、瓦礫内捜索用ヘビ型ロボット「能動スコープカメラ」に複数のマイクロホンを搭載し、瓦礫奥深くの要救助者が発する声を聞き取るシステムの開発に成功しました。

 瓦礫内に入って要救助者を発見するために開発された索状(ヘビ型)ロボット「能動スコープカメラ」は数cmの瓦礫の隙間をぬって深さ数mまで探査できる世界で唯一の性能を有していますが、自身の運動に伴い発生するノイズが、瓦礫内での声の聞き取りにおける大きな障害でした。今回、音声聞き取り性能の向上を目的として、能動スコープカメラに搭載可能な音声抽出・強調技術の開発を進め、評価試験フィールドにて実証試験を行い、飛躍的に高い聞き取り性能を確認することができました。

能動スコープカメラ

屋外フィールド評価のための瓦礫