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▼2016 早春号

NEWS REPORT

エジプト考古学の礎を築いた

早稲田大学エジプト調査 50年のあゆみ

 2015年12月5日から2016年1月30日まで、會津八一記念博物館において「早稲田大学エジプト調査50年のあゆみ」が開催されました。昭和41年9月、当時早稲田大学第一文学部の学生であった吉村作治氏(東日本国際大学学長・早稲田大学名誉教授)ら学生5人が兵庫県の相生港からクウェートへ向けて出港。その後、エジプトで合流した川村喜一講師(後の教授)とともに実施したナイル川流域の遺跡のジェネラル・サーベイが、現在の日本のエジプト考古学の基礎を作ったとも言われています。それから50年もの時を経て、現在、早稲田大学エジプト学研究所は、数カ所におよぶエジプトの遺跡での発掘調査および保存修復作業を毎年継続して行っています。今回、早稲田大学のエジプト調査50年を記念し、これまでのエジプトにおける調査・研究のあゆみを写真や資料で展示。エジプトで進行中のプロジェクトも広く紹介し、早稲田大学のエジプト学研究の全容を伝えました。

ジェネラル・サーベイ
ルクソールのメムノンの巨像にて

アメンヘテプ3世の水時計