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キャンパスナウ

▼2014 新緑号

NEWS REPORT

伝統を守りながら世界を舞台に活躍

「早稲田スポーツ」から数多の人材を輩出

部員の文武両道をサポート
「早稲田アスリートプログラム」

 本学の体育各部を統括する競技スポーツセンターでは、2014年度より“早稲田スポーツの体現者”であるすべての部員(全44部・約2,400名)を対象に「早稲田アスリートプログラム(WAP)」を実施します。これは、組織的かつ統合的な教育プログラムを提供し4年間での卒業を促すとともに、学生アスリートの学業と部活動を両立し、社会性と豊かな人間性を兼ね備えた人格形成を目指す、日本初の“学生アスリートの育成プログラム”です。

 プログラムは主に2本の柱から成り立っています。一つは学生アスリートの「人格陶冶のための教育プログラム」。優秀な競技成績を収めること以外にも、文武両道を実践し社会のさまざまな分野でリーダーとして活躍できる人材となるため、「アスリートとしての教養プログラム」「キャリア形成支援プログラム」「ボランティア・地域貢献活動支援プログラム」「国際交流支援プログラム」など、さまざまな活動を通して教養やスキルを学びます。

 もう一つは学期ごとに取得すべき最低基準単位を設定し、4年間での卒業をサポートする「修学支援」。競技スポーツセンターが登録科目や単位取得状況、GPAなど全部員の学業情報を学期ごとに把握し、所属学部とも連携し、部員が学業成績不良となることを体育各部部長が未然に防ぐよう指導するほか、単位取得や学習面における「アカデミックアドバイザー」によるサポート、学業成績優秀者への褒賞を行います。

 今回の取り組みが大学スポーツの新たなモデルとなり、スポーツ界のみならず、社会全体の発展に寄与することを目指します。

今、昔―変わらぬ栄光と活躍を記念して
早稲田スポーツ2つの記念展示

 今年創部100年を迎える早大競走部。これを記念し、企画展「世界への跳躍、限界への挑戦―早稲田スポーツの先駆者たちとその時代―」が3月24日~4月25日に開催されました。これは、早稲田スポーツの先駆者であり、競走部“黄金時代”の立役者といわれる早大出身の4選手、沖田芳夫、織田幹雄、南部忠平、西田修平を中心に、その交流や活躍の軌跡を辿ったものです。会場では日本人初の金メダリストである織田幹雄が愛用したスパイクシューズや自作のスクラップブック、南部忠平が学生時代に使っていたユニフォームなど、当時のままに残された貴重な資料を展示。数々のメダリストを輩出し、今なお伝説的に語り継がれている昭和戦前期の競走部の輝かしい記録が並べられました。また、西田修平が自身が獲得した銀メダルと慶應大の大江季雄の銅メダルとを半分に割り、つなぎ合わせた「友情のメダル」も2枚同時に一般公開され、訪れた人々からは感嘆の声が次々と上がりました。

 一方、3月25日~4月3日は競技スポーツセンターと学生サークルの早稲田スポーツ新聞会との共催による「早稲田スポーツ展~仰ぐは同じき理想の光」がワセダギャラリーで開催されました。同新聞会の学生記者が早大生アスリートを全国に追ってその活躍を収めた数々の写真のほか、世界を舞台に活躍する早大出身トップアスリートのサイン入りユニフォームやグッズも公開。その豪華なラインナップは早稲田スポーツファンをはじめ、卒業生、新入生など多くの来場者を魅了しました。

友情のメダル

ロサンゼルスへ向かう船上での選手たち
(1932年)

早稲田スポーツ展。中央は渡部善斗選手のジャンプスーツ

ソチ五輪・パラリンピック報告

 2月~3月にロシア・ソチで開催された冬季オリンピック・パラリンピック。本学からは4名の在学生と9名の校友が出場、監督・コーチ・スタッフとして5名の校友が参加しました。男子フィギュアで日本人初の金メダルという快挙を成し遂げた羽生結弦選手(人科eスクール1年)やスキー・ノルディック複合で銀メダルを獲得した渡部暁斗選手(2011年スポ科卒)らが大健闘。そのほかスキー・クロスカントリーの宮沢大志選手(スポ科4年)、ノルディック複合ラージヒル団体5位入賞の渡部善斗選手(スポ科4年)、ショートトラックの菊池萌水選手(社学3年)など、早稲田の学生アスリートたちも活躍。早稲田スポーツのこれからに、さらなる期待が高まります。

※選手の学年は出場時のもの