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▼2014 新年号

NEWS REPORT

日米パートナーシップとアジア地域協力の行方を探る

日米研究機構が国際シンポジウム

 12月3日、日米中韓の研究者10数名が登壇する、本学日米研究機構主催の国際シンポジウム「新しい米中『大国』関係の出現と日本:政治的緊張と経済的緩和」が小野記念講堂で開かれました。

国際的な顔ぶれによる議論が続いた

 コロンビア大学のリュ・シャオボ教授はじめ、清華大学(中国)や延世大学校(韓国)から第一線の研究者を招き、新しい大国関係における「東アジアの安全保障」や「アジア諸国におけるヒトの流れと人材育成」に関する活発な議論がなされました。本学からは谷内正太郎、黒田一雄、東出浩教、横田一彦などの教授が登壇し、東アジアにおける大国関係の動きと各国の外交・経済関係、また大国が国内で抱える課題との関係や日本との関係性など、さまざまな観点から今後の国際情勢を考えるうえで示唆的な意見交換がなされました。

 同機構では、東アジアまたは環太平洋という文脈の中での日米関係について、より積極的・総合的で政策指向的な研究を進めており、今後も国際的な顔触れでの研究会、シンポジウムなどを頻繁に開催していく予定です。