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キャンパスナウ

▼2013 新緑号

NEWS REPORT

早稲田文化を担う3機関

国内外の文化と歴史を伝える作品・資料を展示

坪内博士記念演劇博物館
ソウルの劇場街から韓国演劇を紹介

 1980年代の韓国演劇を紹介した企画展示「大学路1980’s―韓国現代演劇とソウル」が演劇博物館で開催中です。

 現在、韓国ソウル市の街路「大学路(テハンノ)」には140余りの劇場が集まり、世界でも例を見ないユニークな劇場街が形成されています。この場所に演劇文化が花開く出発点は1980年代。展示会場にはその時期に行われた数々の野心的な公演の映像やポスター、パンフレットなどが。また、現代に至るまでの街の移り変わりも豊富な写真で紹介されています。特に会場中央の実物大のチケット小屋と、天井から吊るされた劇場案内板などによって現地の雰囲気がよく再現されており、日韓の演劇交流がますます盛んになる今日、隣国の現代演劇史を知る絶好の機会となっています。

會津八一記念博物館
所蔵する「羅馬使節」がイタリアへ

 イタリアのローマ国立近代美術館での、ローマ日本文化会館50周年を記念する「近代日本画と工芸の流れ1868-1945」展で、2月26日~4月1日の間、會津八一記念博物館所蔵の前田青邨作「羅馬(ローマ)使節」(写真)が展示されました。

 「羅馬使節」は、1929年に作者の前田青邨より本学図書館へ寄贈されたもので、天正遣欧少年使節をテーマに、その首席を務めた伊東マンショがローマ法王に謁見したときの姿とされています。

 本学の持つ文化財が、日本とイタリアの長い文化交流の一端に貢献できた35日間でした。

大学史資料センター
戦場に散った学生を追想する企画展

 晴れの卒業式に多くの学生が集った3月25日、太平洋戦争での学徒出陣70年にちなんだ企画展「ペンから剣へ―学徒出陣70年―」が大学史資料センターにより開幕しました(~4月27日)。在学のまま入営・入隊し、二度と学窓に還ることのなかった学徒たち。本学の5名の学生たちの当時の写真や日記、家族への手紙などを紹介し、その学生時代を振り返るとともに、彼らが何を思い、考えていたのかを追想する展示となり、新聞・テレビなどでも取り上げられました。

 なお、5月20日には、学徒出陣で特攻隊の経験をもつ校友・江名武彦氏の講演会も行われる予定です(14:45~16:15大隈小講堂事前申込不要)。