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▼新年号

NEWS REPORT

キャンパス各所で文化企画展

歴史的書簡から印章まで各種展覧会を開催

坪内博士記念演劇博物館
八代目 市川團十郎展

「八代目 市川團十郎展」の様子

 演劇博物館が、「八代目 市川團十郎展」を10月2日から12月2日の2か月にわたり開催しました。近世後期の江戸歌舞伎を代表する役者で、「歌舞伎十八番」を制定した七代目團十郎が天保の改革による江戸追放から解かれた喜びなどを書き記した書簡や、息子・八代目團十郎の書簡など未公開の資料11点を静岡県富士市の伊達家からお借りしました。

 また10月30日には、十二代目市川團十郎丈をお招きし、演劇講座 「花の役者八代目市川團十郎」を実施。人気絶頂の中、32歳の若さで、大坂の舞台初日の朝、自殺を遂げてしまった八代目の波瀾万丈の人生を振り返りました。

會津八一記念博物館
春城をめぐる印人たち

五面印
「湘南、廣業、春城、五峯、象(蔵六)」
吉田半迂刻

 10月1日から11月17日の期間、會津八一記念博物館にて本学の初代図書館長・市島謙吉(号・春城)の65点にのぼる印章コレクションの展示会が開催されました。春城は、終生篆刻の趣味を持ち、千顆近い印章を蒐集したことでも知られています。このうち、旧富岡美術館所蔵の市島春城印章コレクションには、七百顆ほどが伝えられています。今回は春城に寄り添うように活動した吉田半迂、本学図書館に関わる印も作っている五世濱村蔵六、寺崎広業の紹介で春城を訪れた初世中村蘭臺などのほか中井敬所、山本拝石、山田寒山などの篆刻作品を関係資料と共に紹介しました。

 また11月10日には、同博物館の浅井京子学芸員によるギャラリートークが開催され、春城と展示された印とのエピソードなどを分かりやすく解説。参加者は、興味深く説明に聞き入りました。